◆MASTER キートン。(コミック)

本が読めていないので、苦し紛れでもないが、最近読んだ
「MASTERキートン」(全18巻)。
もともとは、ケーブルテレビで、アニメ化されていたのを見たのが
きっかけだ。面白くて、原作コミックを読む気になった。
ワタシ自身はあまり青年コミックを読まないのだが、これにははまった。
大学で考古学を教えるかたわら、世界最大の保険機構の調査員で世界中を
回る主人公、平賀=キートン・太一のキャラクターが実にいい。
ほわーと見せて(ホントにほわーとしている?;^^)本当は筋金入りの
元軍隊のエキスパート。
人の心のすき間にするりとはいってくるひと、とはこういうことを言うの
だろう。ヒトとヒトとの繋がりをあらためて考えさせてくれる。
みんなキートンに会ったことで、何かを見つめ直すのだ。
そんな彼も、ムスメにはからっきし弱い・・・。

画の作者浦沢直樹は、次作「MONSTER」で賞を取ったりしているけれども、
ワタシは「MASTER キートン」の方が断然好きだ。
2001年07月03日(火)
By ちゃいむ

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