◆4月のメモより◆ 『狗神』は、ちょっと前に映画にもなっている、伝奇物。 苦手とする「ホラー」ではあるが、どちらかと言えば映像の方が苦手だ。 鈴木光司「リング」も、読んだだけではそう怖くなかったが、映画のあのテレビ の中からひとが出てくる予告編を見ただけで気が違いそうになったぐらいだ。 つまり、想像力が乏しい、ということらしい。 「ぼっけえ、きょうてえ」でこけたのに、懲りずにトライしたのだ・・・・。 結果は・・・かなり怖かった。 そして、本当に気分が悪くなった・・・。 読んでいる間中、全身がなにかふわふわしたものにつつまれているような感じ。 ひやり、とするのがずっと持続する感じにも似ていた。 自分ひとり怖いのがいやで、恐ろしい「狗神さま」の話をダンナに面白がって 聞かせた(彼はすぐに鳥肌を立てる)。 それは、いけなかったようだ。 昨夜は案の定寝不足、やっぱりホラーはワタシには荷が重い。それが素晴らしい 小説であったとしても。 ああ、絶対に「狗神」の映画は見られない!
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2001年06月10日(日) |
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