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あみの秘密日記
水城あみ

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2004年06月16日(水)
ベリーにお手上げ!!




今日の体育は、プールでした。

1校時に、プールに入って、2校時目の支度をしている時だった。

慌ててベリーが、教室に入って来ましたよ。




ベリー 「あみっちょ!大変だよーーーっ!!!!

あみ 「言わないで!聞きたくないから」




ベリー 「ちょっと冷たい事、言わないでよ!ねぇ〜ねぇ〜聞いてよ。」

あみ 「だから 聞きたくないって、言ってるぢゃん!!」



べりー 「聞いてよぉ〜!朝さぁ、
     今日プールに入るから、急いで毛の お手入れしてたら
     もう、8時15分でさぁ〜!
     もう慌てて、水着 着て、学校来たのよぉ〜」

あみ 「おパンツの替え持ってません!!」 きっぱりこん。




ベリー 「何で、解ったの?」

あみ 「解るに、決まってんぢゃん!いつもの事だもん。」




ベリー 「でねぇ〜、いつも悪いんだけど、体操着貸してくれない?」

あみ 「ねぇベリー、何で体操着 持ってこないの?
    そんで、何でおパンツ忘れるの?

    そんでもって、何で、いつも私の体操着を借りに来るの?








ベリー 「な、なんつーーーの?
          誰も貸してくんないっつーーか〜。。。
          あみっちょに言えば貸してくれるからっつーーーか〜。」
















なんどぇすってーーっ!!






今、あんた!なんつぅーーた!?


私に、言えば いつでも貸してもらえると

思ってた訳?

ノーおパンツで、体操着をはかれた


私の気持ち解る?







イヤに決まってんだろうがーーーっ!!


ざっけんなよーーーっ!!!


ぶぁっかやろーーーっ!!!































と、心の中で、怒鳴りつけてやりましたよ。



そして、いつも通り 貸しちゃったよ。

また、懲りずに 貸してあげちゃったよ。




だってさ、泣くんだもん。

みんなの前で、泣くんだもん。



私に、いじめられたって嘘、言うんだもん。



だけど、これが最後。

絶対、最後。

もう、何があっても貸さない。



多分。




2004年06月18日(金)
せつないね。




サラサラの長い髪。

女の子の憧れですよね。




友達の けぃちゃんは、ずっと憧れていたのです。

けぃちゃんの髪は、まっ黒でかため、ぶっといみつ編み おさげの

しめ縄状態 だったりします。




だからずっと、ショートケアーだったんだけど。。。

やっぱり、テレビ CM のキレイなモデルさんを見ると

自分も、くるっと回ってサラサラの長い髪がフワ〜リとする。





これが、けぃちゃんの憧れ だったりするのです。


今日のけぃちゃんは、超・ご機嫌だった。

朝までは。




けぃ 「あみ!!おっはよう!!」

あみ 「おはよう!!」



けぃ 「ねぇねぇ夏の風って気持ちいいね。」

あみ 「えっ? うん。」



けぃ 「昨日、ストパーかけたんだぁ!どぅ?」

あみ 「何が?」




なんて言ったらいいんだよ。

いつも髪を 結んでるのに、今日はどうして 結ばないんだよ?

こんなに、暑いのに。

爆発してんぢゃん。まるでボンバー・鶴田だよ。




あみ 「ねぇ ホントに ストパーかけたの?」

けぃ 「うん。かけたよ! 眩しい お陽様おっはよう!!」



だから、どーしちゃったんだよ?

けぃちゃんてば、学校へ行ったら みんなの笑い者だよ。

でも何で こんなに、ご機嫌なんだろうか。





心地良い夏の風に、なびく憧れのサラサラの 長い髪

そして 軽く微笑む乙女。

止まってる車のミラーに 自分を映して見る。





乙女の顔色が変わった。

今年1番、変わった。



薄ら笑いをした ボンバー・鶴田が、そこにいた。

夏の日差しを浴びて、地面に映る影もボンバー・鶴田だった。




乙女は、泣きながら 一生懸命走った。

まるで、陸上選手のように、走っているよ。



だけど、ボンバー・鶴田の影は、ずっと乙女の後を 追って来る。

乙女は、木陰で 泣いている。




私は、そっとゴムを 乙女に手渡した。

乙女は、泣きながら みつ編みおさげにした。

ぶっといみつ編みおさげの しめ縄状態に 逆戻りである。(涙)



今日は、なんてお陽様が、眩しいんだろう。





2004年06月19日(土)
ない・ない土曜日。




我輩は、お金がない。

どの位ないかと言うと、全くない。(涙)




遊ぶお金もなければ、バス代もない。

身体を売ろうかと思ったけど、売る勇気がない。




買ってくれる人なんて、いるわけない。

自慢する所が、何もない。(胸もない)(_ _。)





眠気を誘うような心地いい昼下がり。

ふと下を見ると、父・恭兵が 床で寝ているコトに気づく。

私は、頼まれてもいないのに、背中をマッサージーしてやった。




なんて優しい娘だろう。

父・恭兵は、嬉しそうにヘラヘラしている。(キモ)




調子にのり次は、腰にのれと言いやがった。

私は、優しい娘なので 言われた通り、腰をグリグリしながらのってやった。




恭兵は、悲鳴を上げながら笑った。

全く不気味だった。




恭兵 「これからまた、寝るから10分したら起こしてね。」

と、私に 甘えたコトをぬかした。




私は、約束通り10分後に優しく起こしてやった。

しかし、恭兵は、グズグズして起きなかった。

起きた時は、30分も過ぎていた。




恭兵は、優しい娘に向かって、子供みたいに悪態をついた。

しかし、私は、背中をマッサージしたり、腰をグリグリしたり

起こしてあげたりしたのだから、お金を請求する権利があると思いこう言ったのである。



あみ 「千円 頂戴!!」

恭兵 「千円は、高い! 500円にしろ!!」




なんたる、生意気な態度なんだ。

何でそんなに、えばってるんだ。


あみ 「だめだよ。千円でじゃなくちゃ。」

恭兵 「じゃ 500円もやらない。」





と言ってまた寝やがった。


損しちゃったみたいな、気持ちでいっぱいだよ。  (/・ω・\) 





2004年06月21日(月)
ガッツな女の片思い。



顔がデカく、ブスでデブな女に 告られたら

あなたなら どうしますか?






しかもその女が、とても ガッツな女だったら。

逃げ切る自信が ありますか?






ガッツな女は、とても一途である。

そして、純なのである。



さらに困った事に、大勘違い乙女なのだ。

自分は、ちょっと美しいカモなんて勘違いしている。

こんな女が存在している事が、とても許せない女がいるのです。






どんなに汚い手を使ってでも、目を覚ましてやらないと大変な

事になると、私に訴えて来た、女がいたのです。






その名は、私の超・苦手な女子、大野ことみである!!







ことみ 「ねぇねぇ 中川さんってブスだよね」

あみ 「えっ?そぅ? 解んない。」





ことみ 「ブスぢゃん!デブだしさぁ、ナニあのブタっ鼻!!」

あみ 「よしなよ!聞こえるよ!」






ことみ 「聞こえるように言ってるんだよ、中川さんブスなくせに
     自分が、菅野美穂に似てると思ってるくさいの。」

あみ 「うっそー!いくらなんでも思ってないでしょ?!」






ことみ 「ううん。思ってるよ。絶対、思ってるよ。」

あみ 「何で、解るの?」





ことみ 「だってくさいモン!そんでさぁ中川さん、立見君の事
     好きみたいよ」

あみ 「ふ〜ん。」





ことみ 「でね、あぁ〜いう勘違い女は、早めに目を覚ませてやんないと
     いけないと思うんだよね。」

あみ 「よしなよ、くだらないコト思うの。」





ことみ 「だってさぁ、中川さんって、超がつく程ブスデブぢゃん!!
     立見君が、相手にする訳ないぢゃん! 中川さんの為にも
     早く目を、覚まして やんないとさぁ〜」


あみ 「それって、おせっかいって言うんじゃないの?」

ことみ 「親切って言うんだよ。」






この女を、止めさせる事なんて 誰ができるのでしょうか?!

誰もいません。 絶対に。







ことみ 「ねぇねぇ中川さん。立見君の事 好きでしょ?!」

中川 「えっ?やだぁ〜 何で知ってんの?」





ことみ 「中川さんの、態度みていれば 解るって!!」

中川 「えぇ〜〜〜!! えぇ〜〜〜!!」





ことみ 「早く告らないと、誰かに、取られちゃうよ!!」

中川 「えっ?そっかなぁ〜? うぅ〜ん。。告っちゃお〜かなぁ〜!
    でも。。。勇気がなくて。。。」





ことみ 「勇気? 何言ってんの? 私が、ついてんぢゃん!!
     ぐわんばれ〜!!ねっ! ねっ!」

中川 「うん。じゃ告る!!」







ことみ心の叫び

ぎゃははははぁぁぁ〜〜〜!!!!!!!!!

砕け散れ !!!!!!!!

早く振られた 顔見せろよ!!!

類は友を呼べ!!ぎゃははははぁぁぁ〜〜〜!!!!!!!!!!







中川 「立見君!好きな女の子いる?」

立見 「えっ?あぁ〜〜!!い、いるいる!います。」

おしま〜〜い!!!






ガッカリして戻って来た中川さんに、小鼻を膨らませながら

ことみは、こう言いましたよ。







ことみ 「ちょっと!!何めげてんのよ!いつものガッツ出しなさいよ!!」

中川 「えぇ〜! だって好きな女の子いるってよ。」



ことみ 「いたから何よ?!もう一度行って来な!!」







ことみ心の叫び

あっさり振られて来るんじゃないよ!もっと食いさがれよ!

そして、みんなの前で、ど派手に振られなきゃ 面白くねぇ〜んだよ!!







中川 「立見君! 私、前からずっと立見君の事が。。。」






立見 「待った!!」

中川 「へっ?」

立見 「待ってくれ!その先は言わないでくれ!!ごめん!!
    これが俺の返事です。」







待ってましたとばかりに、しゃしゃり出て来ましたよ。

大野ことみ登場です。






ことみ 「ちょっと立見君!! それって、酷いんじゃないの?」

立見 「ごめん。」




ことみ 「中川さん。立見君の事が、好きなんだよ!!
     中川さんがいくら、ブスでデブだからって、
     ちょっと酷いんじゃないの?」

立見 「ごめん。」







ことみ「ひっどいよねぇ〜!!


  ブスでデブだからってねぇ〜〜?!」





中川 「もういいよ。
     大野さんって優しいね。私の味方になってくれて、
     どうもありがとう!!

     大野さんが、味方になってくれたお陰で勇気がでたよ。
     私の魅力を、立見君に解ってもらえるまで、頑張るからさ。

     そんなに興奮しないで!!







ガッツ!! ガッツ!! ガッツだぜ!!」










ことみ心の叫び

地獄に突き落とすぞ!! ( ̄" ̄;) チッ!




2004年06月23日(水)
ハードボイルドな女。




8時25分。

ヤヴァイ! 遅刻だぁ〜!!




私は、走った。

今年1番、走った。

まるで、陸上選手のように。




途中、変態オヤジが 下半身まるだしの 未知なる物体を 見せてきたが

私は、ハードボイルドな女だ!!

そんなモン見たって、驚きはしない。

つまんで、ネジってやりたいトコロだが、逆に喜ぶ可能性が

あるのでやめた。





「きったねぇ〜モンみせんじゃねぇ〜よ!ぶぁ〜か!!」

と言ってやった。

オヤジは、固まっていた。


どうだ変態オヤジ嬉しいか?!





はっ?!

私は、時間がないのだった!!

変態オヤジに、かまっている暇などないじゃないか!!


私は全力で走り、30秒前に教室に入る事が

できた 。ヾ(´ε`;)ゝ ふぅ。。。






今日の3時間目は、歴史なのに、理科をもって来てしまった。

ハードボイルドな女も、たまには勘違いをするものだ。




隣のクラスへ行って、歴史の教科書を借りて来た。

貸してくれたのは、二階堂健太郎。




彼は、とてもアツイ男だ!!

困ってる人を見ると、すぐに飛んで行き、自分を犠牲にしてでも

助けてくれる男なのだ!!




彼こそが、ハードボイルドな男に違いない。

彼から借りた歴史の教科書を開いてみたら、こきたねぇ〜字で

たくさん、いたずらがきがしてあった。





俺は、絶対ビックになるぜ!

みんなを、あっと驚かしてやる!

いつかきっとみんなは、俺の前でひざまづくんだ!づくんだ!づくんだ!

俺様は、ビックな男よ!!
         ぶははははぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!


な、なんだこれは?



みそこなったぞ!二階堂健太郎め!!
(今、考えると何をみそこなったのか思い出せない私。)

私は、このいたずらがきをこう書き換えた。
(教科書を貸してくれた事を、すっかり忘れている私。)



俺は、絶対に詐欺師になるぜ!

みんなをきっと、騙してやる!

いつかきっとみんなに、ぶっとばされるんだ!されるんだ!されるんだ!

俺様は、小さい男よ!!

        イヒヒヒヒヒヒ!!!!!!!!!!!!!!!






そして、放課後。

二階堂健太郎に、ばったり廊下で会った。




彼は、あのいたずらがきを私に、見られた事を 気にしている様子だった。

しかし私は、、ハードボイルドな女だから、そんな小さな事を、

いつまでも覚えては いないのだ。




私は、彼にこう言った。




あみ 「二階堂君、ビックになってね♪」




すると彼は、満面の笑顔でこう答えた。


二階堂 「おぅ!あったりめーじゃん!!」





ハードボイルドな女は、友情を大切にするのだ。

けして、他人を傷つけたりは しない。





そしてハードボイルドな女は、何処へ行っても人気者だ。

学校の帰り道、商店街を通るのだが。。。



いつも、威勢のいい魚屋の お兄さんや 焼き鳥屋の ガッツに

声を かけられるのである。




「よっ!あみちゃん、いつも綺麗だねぇ」

なんて言われちゃったりするのだ。




だが、「よっ!あみちゃん、今日も補習かい?」

だと悲しくなるので、

ハードボイルドな女は、けして馬鹿になっては、いけないのだ。(涙)





家に帰って来たハードボイルドな女は今、どーしているかというと




グッタリしている。


疲れちゃって、何も出来ない。


てか、動けない。



グッタリ〜ノなのである。  (〃´`)〜o○◯・・・






2004年06月25日(金)
スティーブとクリス。




実は私、英語を習っているのです。

家の近所に、ちょっとおしゃれなマンションが、あるんだけど。。。






英語教室へ行く時、必ずこのマンションの前を通るのです。

今日も私は、チャリンコを ぶっ飛ばして、そのマンション

の前を 通り過ぎようとすると、外人の男女が 立ち話を しているじゃないですか。





女は、デブで川崎麻代の奥さん風味。

でも、鼻が違っていた。

ダンゴッ鼻。




男は、背が高いスラリとした身体つきで、パッキンでちょっと

長めの髪を後ろで、ひとまとめに結んでいました。

そして、外人のくせに短足。





私は当然、チャリンコを止め、ふたりの会話を聞いて、

自分の英語力を試したくなりましたよ。



ふたりから私が、絶対に見えない場所へわざわざ行って

会話を聞いたのです。






しかし、何ですか?

ペラペラ ペラペラ・・・

早過ぎぢゃんよ!

何でも、過ぎは良くありませんよ。



もっとゆっくり話べきなんです。

私の為に。



全然、解らないよ。

英検4級じゃ、ダメかもだよ。





私が、解った英語は、男の名前は、スティーブで

女の名前は、クリスという事だけ。







私は、なんとか理解しようと努力しましたよ。

そして、解りました。

世界は、言葉じゃないじゃないですか。



ジェスチャーですよ。

これなら、私だって 解るってもんですよ。








途中からだったけど、多分こうですよ。







クリス 「スティーブ!私、妊娠してるの、スティーブの子供よ!」

スティーブ 「えぇ〜!なんてこったい!クリス冗談だろ?」




クリス 「スティーブ、ホントよ!
      私達、あんなに激しく愛し合ったじゃない 忘れてしまったの?

スティーブ 「まっ待ってくれ クリス!
      オントに、俺の子供なのかい?」




クリス 「スティーブ!酷いヮ 愛してると言ってくれたじゃない。
      赤ちゃんは、私のお腹の中で 生きているのよ。
      今、6ヶ月になるヮ!もうおろせないのよ!」(涙)

スティーブ 「ホントかいクリス? それは、大変じゃないか!!
     どーして妊娠なんかしたんだ!だって1回しか してないじゃないか。」





クリス 「スティーブ 知らないの?1回だって、やればできちゃうのよ。」


スティーブ 「そーだったねクリス。もう僕にチャンスは、残されていないんだね。」





クリス 「スティーブが、何を言いたいのか解らないヮ。
     でもとにかく、生むから。」

スティーブ 「何もかも、ショボンだよ。クリス。。。」
      








と、まぁこんな感じですよ。

世界に言葉なんて、いりませんよ。







だけど、クリスとスティーブのお陰で、英語教室 遅刻しちゃいましたよ。




 

でも、この事を 先生に熱く語ったら 先生に誉められました。

別の意味で。



マジ・世界に言葉は無用ですよ。(○゜ε^○)v







2004年06月26日(土)
ぐ〜たらあみ。




ヤヴァイ!

もうこんな時間だ。




今日は、まだ何もしていない。

今まで私は、何をしてたのだ。

全く記憶がない。




冷蔵庫に牛乳が、入ってない。

パンも、ご飯もない。

何を、食べればいいんだ!!





部屋の掃除も、していない。

上履きも、洗ってない。






はっ!

顔も洗っていなかった。

唯一やったといえば。。。

おちっこして、ゴロゴロしてただけ。

だめぢゃん!!

今年1番、だめぢゃん!!





暑いのが悪い。

これじゃ、身動きできない。

ゴロンと横になると、立ち上がれない。





あまりの暑さに、シャワーをあびた。

クーラーのきいた部屋でゴロンとしたら

また、立ち上がれない。

さっきは、確かに立ち上がれたのに。。。

どーした事だ!!





次に 立ち上がれる時は、おちっこの時に 違いない。

来週の 水曜日からテストだ!!

全く勉強していない。





テスト範囲のプリントは、何処だ!!

教科書は、何処だ!!

ノートは、何処だ!!




ひ、ひざが。。。

笑ってる。。。




力がぬけて、また立ち上がれなくなった。

次に立ち上がる時は、夕食の時だな。 (* ´Д`*)