かたほうだけのパンプス
敦子



 オリノコフロー、クーブラカーン、死の島

日記のことを忘れていたわけではない。

どうすればわからなくなっていただけだ。

昨日は娘の26歳の誕生日だった。

私と母は、25歳のときはすでに結婚をし出産して毎日赤ちゃんの世話に忙しかった。


だから25歳以上の独身の世界観がわからない。

娘に何を言ってあげればいいのだろうか?

娘の彼氏は、医者で結婚する気はなさそうだという。

ずいぶんと結婚のことでてこずったそうだ。

娘が言うにはかっこいいわけではないというが、

いろいろとおつきあいがあったらしいからそこそこもてるのだろう。


私が、独身世界が想像できないからなのかもしれない。

かわいそうな女性世界の小説を書こうとしていて、それは絵空事、他人事としか
みていないのだろう。


エンヤ、オリノコフロー

エンヤのオリノコフローを繰り返し聞いている。

サミエル・コールリッジの「クーブラカーン」を
思い出した。

それからベックリン「死の島」を連想した。


しばらく日記をつけない間にやったことは、仕事だ。
明日、納品する。

このまま仕事が発展していく。

だろうことを楽しみにしている



2015年05月23日(土)
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