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■ ヘンリー・ダーガー「非現実の王国で」
天気はいいのですが、この冷え込みで身体は硬いです。
昨年、一昨年に比べで格段によくなってきたのですが、そうは言ってもそう簡単に完璧には治りませんよ。
ただ、寝るときに以前は、手の存在感がまったくないとかではなく、寒さの体感が以前よりも格段にいいのですが・・・。
昨日、いや一昨日、ヘンリー・ダーガーという障害者?という扱いになってひとり孤独に生きた人の画家?作家?の作品の秘話、周辺にいた人のインタビューをまとめた映画をネット動画で見ました。
1900年になるちょっと前のアメリカ、シカゴ。
ヘンリー・ダーガーは幼い時に母親と死に別れ、貧しい中で父親が施設に入れる。
学校にあがると個性的なヘンリー・ダーガーの奇行が目立ち、いじめにあい、ついには追放的に障害児の収容施設に入れられます。
そこで、知的障害児と扱われることに対して屈辱を味わい、ついには施設を脱走するのでした。
幼少期に過ごしたシカゴへ行きます。
でもまだ子供ですから、電車にどうにか乗り込んで行ったわけです。
17歳になったときには、教会系の病院の掃除夫の仕事に就き、以後、老人となるまで働き続けます。
高齢となって体が衰弱してついに病院へ入ります。(教会などの)そこで息をひきとるのです。
作品は間借りしていた部屋に残され、それを目にした部屋を貸していた夫妻により保管され作品が公開されていくようになったといういきさつをまとめた映画でした。
見ていてちょと自分とだぶっていやだなぁと思ってしまった、
「あたいは、こうはなりたくないわぁ」と無学で孤独の自分に向き合って細く死んでいくドラマみたいに思いました。
2012年02月03日(金)
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