2011年05月16日(月) ■

ものすごく今更なのですが

5/4のSCCでスペースにお越しくださった方、お声がけくださった方、本をお手に取ってくださった方、みなさま本当にありがとうございました。 大変遅くなりましたが、また、いかにも型どおりではありますが、感謝いたします。ありがとうございます。 次回はスペースいただければ夏コミ、その次が9/10のオンリーになるかと思います。 新刊「戦場のボーイズライフ」はまだ在庫に余裕ございます。 そうそう、その新刊ですが。 わかる人はすぐおわかりになると思うんですが、小沢健二くんの曲がタイトル及びサブタイトルになっています。 これは去年（あれもうおととしか？）復活ライブに行った時もうものすごく感じるところがあって、こういうヴァイヴのものを書きたいというのが発端になったからなんですが、そのへんペーパーとかに全然書いてなくて後から「あああっ……！」と思った次第。 あと穴があったら入りたいのですが……新刊のステキ表紙は「24℃」の鈴木うらら様にいただいております。 というのをですね、ワタシ、ど、どこにも記載せず……！　なななななんたること。本当にその節は失礼をばいたしました。平謝り。 あとはこれまた言い訳なんですがこの本3/12に入稿したんですよ。3/12に。なのでいまだかつてない誤字脱字の数で……もうほんと次回は気をつけます。 とまれ「ちゃんと良い平新だったよ！」とのお言葉等々頂戴してほくほくしておりますので、お見掛けの際はお手にとってみていただければ幸いです。 それから。 9/10のオンリー参加予定と上で書きましたが、微力ながら超応援！　しております。これよこれ↓。 個人的にはやっぱりたくさん平新が読みたいなっ……！　てことで、平新サイトさんがたくさん申し込んでくれると橘オレ得。私も新刊出せるようにがんばりますー。

2011年05月13日(金) ■

「HOT HOUSE Pre Party」@青山CAY

ピアノ） 坪口昌恭・平戸祐介 アルトサックス） 津上研太・宮崎勝央 トランペット） 類家心平・市原ひかり ベース） 永見寿久・大和康夫 ドラム） 藤井信雄・服部正嗣 23：50まで。 まるで果てしなく、オールナイトで続くかと思われた熱狂のパーティー。 菊地さん大谷さんのラップを生で聴けただけで大興奮（笑）。 瀬川先生の講義も前回よりパワーアップ。先生がご夫妻でダンスされていたのも素敵だった。「私たちの世代は誰をダンスパーティーに誘うかということが人生における最重要事項でした。若い男性、頑張ってください」。 キクチさんの歌。 ソルト・ピーナッツ。 研太さんが座って演奏してらした（腰痛だとか）。 キクチさんがものすごく楽しそうだったのが印象的でした。3/12に行われるはずだったもののリベンジ公演なのですが、何て言うか、あれですね。音楽やダンスが、いろいろなものを浄化しますように。

2011年05月11日(水) ■

「LOOSER 6」@サンシャイン劇場

TEAM NACS初の東京公演「LOOSER〜失い続けてしまうアルバム」の書き直し再演。 作・演出：森崎博之 出演：森崎博之、佐野大樹（*pnish*）、森山栄治（*pnish*）、鷲尾昇（*pnish*）、土屋裕一（*pnish*）、飯野雅彦

2011年05月06日(金) ■

菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール・ウィズ林正子＆カヒミ・カリィ＠ブルーノート東京

[1st]Open5:30p.m. Start7:00p.m. 菊地 成孔（サックス、ヴォーカル、コンダクト） 林 正子（ソプラノ） カヒミ・カリィ（ヴォーカル） 早川 純（バンドネオン） 林 正樹（ピアノ） 鳥越 啓介（ベース） 大儀見 元（パーカッション） 田中 倫明（パーカッション） 堀米 綾（ハープ） 吉田 翔平（ヴァイオリン） 楢村 海香（ヴァイオリン） 菊地 幹代（ヴィオラ） 徳澤 青弦（チェロ） 今夜は念願の同伴ブルーノート。事前にキクチさんがサイトで選んでらしたワイン開けるわよーってんで、和服で髪までセットしていそいそと出かけた。 ワインはちょっと粋人気取って 07 Marsannay Domaine Clair-Dau Louis Jadot／マルサネ・ドメーヌ・クレールーダユ・ルイ・ジャド０8年 ライブ終了後、ブルーノートのお姉さんがエチケットにキクチさんのサインをもらってきてくれました。 ちなみに「４〜６０００円の南仏エグイ系赤」としてキクチさんがおすすめしていたのが ０８AGLIANICO VINOSIA /CAMPANIA／アリアニコ・ヴィノジア・カンパーニャ アリアニコ、そういえば先日プレゴパケットで飲んでとても好みだったのを思い出した。確かにペペって感じ。またプレゴ行ったら飲もう。ブーダン・ノワールのタルトと一緒に。 今夜はせっかくだからお食事もがっつり食べました。 鮑と白ハマグリのガトー仕立て アイナメのポワレ フォアグラのカナッペ 米の娘豚のグリエ マンゴー 1.YOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS 2.京マチ子の夜 3.IMPROVISATION〜はなればなれに 4.THE LOOK OF LOVE 5.パリのエリザベステイラー 6.ヘンリー・パーセルのアリア 7. プロセッション 8.キリングタイム 9.バンドネオン ソロ〜ルペベレスの葬儀 10.IMPROVISATION〜クレージー ヒー コールズ ミー 11.時さえ忘れて 良質のワインのように円熟してゆく、このバンドを見続けられる幸福よ。

2011年05月05日(木) ■

菊地成孔ダブ・セクステット@ブルーノート東京

[2nd]Open6:00p.m. Start7:00p.m. 菊地 成孔（サックス） 類家 心平（トランペット） 坪口 昌恭（ピアノ、カオス・パッド） 鈴木 正人（ベース） 本田 珠也（ドラムス） パードン木村（real time dub effects） アリーナ指定 坪口さんが「アフロ・ポリ・エチュード」を思わせる演奏をしたかと思えば、次の瞬間には全く違うえらいキラキラした音を奏でたりしてびっくり箱。あれは鈴木さんと珠也さんが支えてこそだな、うむ。などとうっとりしながらテタンジェのグラスを１杯、また１杯。今日はひとりだし、シャンパンしか口にしないと決めたのだ。 キクチさんのサックスはすげえ吼えててワイルドでした。 全体的に私が見た中でも屈指のヤバさのダブだった。 アンコール前のMCでは新アルバムを出す類家さんがまたしても愛あるイジりを受けまくり。 アンコールはまさかのレディー・ガガ「ポーカーフェイス」。類家さんのアルバムにも入っているそうですが今夜のバージョンは歌謡曲ぎりぎりの洒落たやつ。 「Do You know Honey?」を駆け足でアンコールして（「類家くんをイジってたら時間がなくなりましたのでアンコールは１曲で……１stは２曲やりましたけど」「ええええー」「や、私『ええええー』に対する面白いレスポンスの用意がありませんで…（笑）……じゃ、やり……ます、か？」）今夜は幕。また、明晩。 1.DUB LIZ 2.DUB ORBITS 3.SUSAN SONTAG 4.KOH-I-NUR 5.DUB SORCERER 6.POKER FACE 7.DO YOU KNOW HONEY ?

2011年05月02日(月) ■

きらぼし

広々とした板張りの道場に清冽な朝の光が満ちている。 その中央で、ふたりの青年がもう長いこと静かに対峙し続けていた。 ひとりは藍色の胴着を身につけて竹刀を構えたまま身じろぎもしない。 もうひとりは長身にさらりとスーツを纏っており、ほとんど金に近い飴色の頭髪といい、白い肌といい、先の青年とは何から何まで対照的な様は、さながらオセロの白と黒のようでもあった。 手練れの者同士の立会いにはありがちなことだが、全くと言って良いほど殺気は感じられず、ただ一瞬、胴着姿の青年が、片足を半歩、いざるように後ろに引いた。否、引いたのではない。それは前に進むための推進力となる半歩だ。閃いた竹刀を、とても避け切れるものではないと、その場で見学でもしている者があれば必ずそう思ったことだろう。しかし舞うように軽やかに、長身の青年はそれを避けて薄く笑んだ。ほう。竹刀を持った青年の口から自ずと感嘆の声が漏れる。避けた奴見たんはジブンが二人目や。 ほな本番行こか。拾い上げた二本目の竹刀に目を遣って、長身の青年――白馬探は、もういちどうっとりとしたような笑みを唇に浮かべた。ああなるほど、二刀流でしたか。どうりで太刀筋がぎこちないと思っていました。 そんな減らず口、すぐにきけんようにしたるからな。 閃光の如き太刀が二倍の攻撃力を伴って白馬に襲いかかり、けれど次の瞬間、目に見えぬ素早さで白馬の長身は太刀筋を外れていた。信じられないものを見たとでも言いたげに、二刀流の青年の瞳に驚愕の色が僅か浮かび、消える。 紳士のたしなみですからね。 おっとりとした口調で、攻撃を回避できた理由が告げられる。尤も僕のはフェンシングですけれど、ルールの違いなど、この場合問題ではないでしょう？　それに。 たっぷりと間をおいて、白馬は言った。 それに僕だってまだ、本気を出してはいないんですよ。 ※差し上げモノ再掲

2011年05月01日(日) ■

名探偵コナン 沈黙の15分＠新宿バルト９

・名探偵コナン 沈黙の15分 　え、えどがわさま…！ ・攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D 　神山健治監督はほんとこういう話が好きね 　インターフェースが飛び出すのは良い仕様 ・GANTZ PERFECT ANSWER 　とんだま●かだ。それに尽きる。