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うたかた
sakurako

2002年06月02日(日) ■

まあが休養のため金曜日にお休みを取ってくれたので、ふたりで3連休を満喫しておりました。金曜日は久し振りに焼き肉などをたらふく。土曜日はオールナイトで……漫画喫茶（笑・色気のカケラもない）。今日は寝たり起きたりしながら競馬とサッカーとＫ-1などをテレビ観戦しました。
　漫画。「Mister.ジパング」を一気読みいたしましたvv面白かったあ。ちと萌え。
　私がサンデー買っていた頃、椎名さんは「ＧＳ美神」で他は「らんま」で「め組の大吾」で「うしとら」だったけどなあ（因みに「うしとら」を読むと泣いてしまうのでわざわざ買っていた。同様に「風のシルフィード」で泣くからマガジン買っていたこともあり）。買わなくなってからひとつの長期連載が終わるくらいの時間が経っているのだなあ。あー、だって藤田和日郎さんだって「からくりサーカス」がもう20巻以上出ているはず。時の流れを感じるです。とか考えていたら「からくりサーカス」を再読したくなってこれまた読んでしまいました。でも途中でタイムアップ。再読とはいえ悔しかったのでまた読みに行こうと企んでいます。
　ぷりんの産卵はやっと終了したようです。毎日せっせと暖めています。彼女が卵をちゃんと暖める母性本能を持っていたなんて、ちょっと意外でした。産卵して強くなったようで、写真のようにげんきが近寄ってきても「ふん、何よ」という感じで逃げなくなりました。


2002年06月04日(火) ■

ご覧になって頂ければわかることですが、物凄く久し振りに「さくらのお部屋」改装中でございます。開設当時は私にＨＴＭＬの知識が全くなかったことと、誰でも見られる軽くて単純なページを目指していたという理由があって極力凝ったつくりを避けてきたのですが、近年通信速度も向上していますし、プラウザも結構皆様新しいご様子。ということでちょっとだけ変えてみる気になったわけです。本当は全部改装してからアップしたかったんですが、そうしていると何時のことやら、になってしまいそうなので取り敢えず変えてみたり。なのでまだ、トップと今日からの日記ページ意外は手付かずです。フレームと全然雰囲気が合っていなくてごめんなさい。また、コンテンツ内のリンクは未修正部分がありますので、他に飛ばれる際はフレームの方のメニュウでどうぞ（ひどい話だ）。また、フレームが表示されない、見難い等々ありましたら掲示板若しくはメールでお知らせ下さると幸いです。ちょこちょこ直していく予定。
　今日は午前中ちと外出。ここのところ暑くなってきたとは思っていたけれど極端に外出の少ない私はだから薄着をするという頭がなく、ぶ厚いデニムのスカートにトレーナーで出掛けたら、街行く人は皆薄手の白シャツや半袖のカットソー、ひらひら短いスカートでちょっと恥ずかしかった。
　で、帰宅後、「からくりからくさ/梨木香歩・新潮文庫」を読了（感想は後で）後、ぷっつりと糸が切れたようにやる気なしモードに突入。放鳥すらもぼーっと鳥たちを眺めているだけという体たらくでした。こういう時、以前の私は「ああ、鳥たちと一生懸命遊べなかった…」と落ちこむことしきりだったのですが、今は「まあそういう日もあるだろうさ」と構えられるようになったので、楽です。その方が鳥も楽だと思います。鳥に関して云えば、こういう日は滅多にないですし。写真は以前なら絶対あり得なかった「げんきと同時に同じ餌を食べるぷりん」。卵以降、彼女、ほんとに図太くなった。
　ワールドカップにあまり興味なし（いや１２・３年前はサッカーファンだったのだが…村上龍が偉そうに言うからサッカーと龍、同時にちょっと嫌になった天邪鬼）、ＦＦ�将気發気垢�にやる気なし（だってー…以下略）、なんだか世間様から取り残されて行く今日この頃。


2002年06月06日(木) ■




はなが我が家の一員になってから早半年が過ぎようとしていますが、どうもまだまだ思考錯誤の連続、といった感じの毎日です。どんな遊び・おもちゃ・食べ物が好きなのだろう、といった楽しい思考錯誤もありますが、キツいものもあり。その最たるものが、叱り方です。彼は賢いのでじっくり言って聞かせれば大概のことは了承してくれますが、それでも叱らなくてはいけない時は叱ります。でも昔の飼い主さん→ショップ→ウチと渡ってきたせいか、それとも彼が成熟した大人で思考回路が確立しているせいか、叱り方がちょっと厳しいと拗ねる・気落ちする・反抗する。寄りつかなくなる。だからといって優しく言い聞かせているだけでは足りない時もある。第一「これは本当に叱るべきところなのか」という点に自信が持てない時もあったりします。例えば、彼は「嫌だ」の表現がちょっとキツすぎると、私は常々思っているのだけど、「嫌だ」ということは嫌なことを私がしたわけだし、それに対して彼は、痛くはあっても（または物凄い勢いで走ってきて抗議することもあり）かなり加減して齧るという表現をしている、これは叱っていいのだろうか？しかし普通の人が齧られたらけっこう怖くて痛いくらいの齧り方だからやはり叱るべきだろう、とか。何より辛いのはそういう揺らいだ気持ちをはなに見破られてはいけないと頑張らなくてはいけないこと。うーん、まだまだ修行が足りません。
　でも、そんな駄目飼い主の私を彼は基本的には私を信頼し、愛してくれているようです。多分、私が表面的に色々変化したり悩んだりしていても、賢い彼は私が彼を愛していて、決して嫌ったり、無責任な行動を取ったりすることがないということを理解してくれているからだと思います。助かります。
　道のりは長そうだけど、ちょっとづつ頑張っていこうね、はな。

　さて、今日の私は長かった歯の治療が終了（本当は来週検診とクリーニングをして終了なのだけど、まあ治療はおしまい）し、気分を良くしてひとりで贅沢ランチ→漫画喫茶という旦那には言えないお気楽モードで遊んでおりました。先日タイムアップで涙を呑んだ「からくりサーカス」（再読）の続きを読みに。で、解ったんですが、私が立ち読みしていた時点よりずっとお話が進んでいるようです。最近年齢的に立ち読みが辛くて（恥ずかしいし立ってるのキツイ）読んでいなかったもんなあ……。「あ、ここから知らない」と思った辺りでまたしてもタイムアップ。くうう、また近いウチに読みに行こう。
　「からくり…」をゆっくりじっくり読んでいると「うしおととら」も再読したくなってきました。色々忘れていることとかあって。いや、からくり人形って「九印」みたいだな、とふと思ったけど九印って何で動いていたんだっけ？キリオが動かしていたんだっけ？とか。流兄ちゃん、もいっかい見たいなあ、とか。とらって何かモデルの妖怪があるのかなあ（←京極かぶれ）……ほら、「わいら」とか「火車」とかさあ、とか。

　あ、写真はおやつ食べげんきと、久し振りに甘夏をもらってご機嫌（でも逆光でなんか怖い）はな。


2002年06月07日(金) ■

昨日、はなとの思考錯誤の暮らしについて書いたばかりですが、今朝の放鳥タイム、はながとても不機嫌そうにしていてとうとうケージから出てきませんでした。どうしたんだろう…心配で、「たまには出たくない時もあるさ」という態度を取るのにひと苦労でした。
　こちらに悪意がなくても、見慣れない柄の服を着て近付いたとか、そういうことでインコを驚かせてしまうことがあります。そういう時、小いんこ達は「ああ、あの服は怖かった」という印象を持つように思うのですが、どうも大いんこは賢い分「あの人に驚かされた」と考えることが多いようです。気をつけなくてはいけません。でも、そういう覚えもない…どうしたのか、はな。
　でも夜の放鳥時は元気に出てきて楽しそうに遊んでいました。小さい子たちは滅多にそういうことがないのですが、もしかしたら彼には「今日は遊びたい気分じゃない」という時もあるのかもしれません。そりゃ生き物だもの、あるさねえ。
　私が鳥たちとの生活に関していまひとつ自信を持てないのは、どうも「慈しむ」「育む」ということに自信がないからのように思います。他人の立場に立って、とか、モノを大切に、とか、凄く意識的にしかできない。当然、鳥たちだけでなく、気のおけない友人に対しても、そういう自信のない気持ちになることが多々あります。
　先日読んだ「からくりからくさ」という本に、こんな文がありました。
　「蓉子さんは、自分では気づかずに、いろいろな命を育んだり、慈しんだりしている。自分が懸命に学ぼうとしていることを、蓉子さんはいとも簡単に生活に織り込んでいる。結局、蓉子さんには温かい家庭があり、おばあさんがいた。自分にはそれが欠損していた。慈しむってことは、思い立って学べるもんじゃない。受け継がれて行く伝統だ。それにしてもまあ、何ということ、自分は一生、その欠けた部分を追い求めて行かなきゃならないのか、（後略）」
　そんな感じのこと。でも、鳥たちに教わって、少しづつですが、学べているんじゃないか、と思います。
　「からくりからくさ」、ちょっと…と思うところもあったけど（織物のヒトたちが織物の如く紡がれる世界の意思を感じるよりは普通の人が感じる方が善い物語だろうよ、とか、女性の書いたものは時々骨身に染みて痛すぎるなあ、とか）良い本でした。マーガレットの「ピーナッツバターとジェリーのサンドウィッチ」のくだりは、自分のことのようで、本当に痛かった。


2002年06月10日(月) ■

昨日は郊外某所で「コンパニオン・バード・フェスティバル」の打ち上げ兼反省会でした。お外でバーベキュー、久し振りで美味しかったです。何より炎天下で飲むビールの美味いこと（笑）。ご一緒してくれた皆様、どうもありがとうございました。楽しかったです。
　しかし仕事を辞めて外出量が激減し、体力がた落ちの私。最近、ちょっと走ったりすると息が切れます……。それにまた、ここ最近の暑いこと。去年、たあが夏ばて（笑）したので（しかもエアコンで具合悪くしているんじゃないかと思い、暑いのを我慢してエアコンを控えていたら逆効果だったというお馬鹿なお話）、今年は少し早めにかけてはいるのですが、でも暑いものは暑い。一層活動量が減るのが目に見えています。太るからなんとかしなきゃなあ。でも、ふっと吹く夜風が気持ち良かったりするのも夏ならではですよね。ビールも美味いし（結局それかい）。


2002年06月12日(水) ■

昨日は蒸し暑かった……まだ6月だというのに。しかも急に大根と豚ばら肉の煮物が食べたい！と思い立ち、作り始めてしまったのが運のつき。ウチの台所、ただでさえ滅茶苦茶暑いのに煮物……灼熱地獄でした（苦笑）。普段３時間くらい煮込むところを半分に短縮したのですが、それでもあまりの暑さにとうとう具合が悪くなってしまいました。馬鹿だ、私。
　今日は一転、雨降りで涼しくなりました。鳥たちもひと息ついている感じ。


2002年06月13日(木) ■

歯医者に行ってきました。今日で最終、のはずだったのだけど、最後にクリーニングをしていたら新たに悪いところが見つかってしまい、そちらの方も治療することになってしまった。嫌だけど、仕方ないなあ、こればかりは。
　某ユ○クロの通販で注文した夏の普段着類が届きました。短パンとかＴシャツとか。全部で5,000円くらい。安いし、楽だし、いいなあ。そうそう、梅酒用の青梅もどっさり到着。さっそく明日漬けるつもり。しかし……ネットで通販って出掛けなくていいし、人に会わなくていいしで楽だけど、宅配便の兄ちゃん（苦手）とはどうしても会わなきゃいけないのよねえ。
　さて。最近日記に鳥の話題が少ない気がするのは気のせいではなくて、毎日私が家にいるものだから鳥たちが私に冷たいから。昼間は隣の部屋でＰＣしたり本読んだりしていることが多いのですが、狭い我が家のこと、私が在宅なのは鳥たちにもわかるのでしょう。放鳥時の態度が明らかに「あんたずっといるねえ……」という感じです。あああ（泣）。働きに出ようかなあ。お金のため（いやお金も欲しいですけど）とか自分のためとかじゃなく、鳥たちの休養のために適度に家を空けるため、ってトコが笑えるけどな。