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■ 父の一周忌
父の体調が急変し死が現実的になった丁度一年前に書いたものです。
「父はなかなか亡くならない」
喜ぶべきなのか、めんどくさいのか今の心情にあてはまることばがみつからない。 母と弟が待機してる実家へ群馬から行ったり来たりしているこの頃。
母と弟は、一生懸命介護していた。 私は介護は何も出来なかったけれど、父の足跡をたどり受け継ぐことをライフワークとすることにした。
母と弟は、充分すぎるほど介護の大変さを味わった。 医療、介護制度に対する恩恵と不足。感謝と同じように介護、育児、身障者介助に対する共感。
母と弟は、父を見送ることで介護が完了としているから、まだ生きてはいるけれども、もう人生は終わり死の淵にある父のわずかな時間を普通の生活を送っている。
生殺し状態だね。 元気で反応が良くて機嫌がうかがえるようだったら長く生きてほしいと願いを切り替えるよ。
いつ息を引き取るのか、もんもんとただ待ってるだけの今って身内にとっていったいなんなのだろう。
2018年11月23日(金)
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