2nd set
菊地成孔(サックス) 類家心平(トランペット) 駒野逸美(トロンボーン) 坪口昌恭(ピアノ、カオス・パッド) 鈴木正人(ベース) 本田珠也(ドラムス) パードン木村(real time dub effects)
1ST & 2ND 1.STRATUSPHUNK 2.GW 3.LYDIOT 4.CONCERTO FOR BILLY THE KID 5.CHROMATIC UNIVERSE 6.SUSAN SONTAG 7.GL/JM 8.DO YOU KNOW HONEY ?
なんだかんだ言って結局後ろでゆっくりパターン。久々に遠くから眺めるダブ。 あれこれ思い浮かんでいたんだけど、とにかくハイレベルかつ激好みな音楽を聴きながら眺めながら間違いない酒と料理がたのしめて、良い調子とはまさにこのことだよなあ、客で良かったなあってのが全て。本物の音楽は、良い意味で「人生そんなもん」って思わせてくれる。 新体制のコンセプトはばっちりインストール&提示されたという印象。こうやって進化してくバンドを見守るのは歓びだ。なぜかすごく憶えているのは品川でやったTAMショーケースのやつと、ビルボード。いまでもDO YOU KNOW HONEY?がかかるとステージの後ろが夜景になる心地がする。 こっから(良い意味で)崩れてくのを見るのが楽しいんだよなあ。果物が完熟する感じの。今夜は中盤、パードンさんとアルトのタイマン(笑)から怒涛の展開。あのアルト。偉そうに言うと調性もリズムも何もかも軽やかに横断して乗りこなす、あの。 追補。知り合いのトロンボーン奏者は全員えろカッコ良くて音もそんな感じなんで、とか、女衒とか遣り手婆とか。メモ。後ろで冷静に全部を見渡せたのは良かったな。
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