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うたかた
sakurako

2002年06月06日(木)




はなが我が家の一員になってから早半年が過ぎようとしていますが、どうもまだまだ思考錯誤の連続、といった感じの毎日です。どんな遊び・おもちゃ・食べ物が好きなのだろう、といった楽しい思考錯誤もありますが、キツいものもあり。その最たるものが、叱り方です。彼は賢いのでじっくり言って聞かせれば大概のことは了承してくれますが、それでも叱らなくてはいけない時は叱ります。でも昔の飼い主さん→ショップ→ウチと渡ってきたせいか、それとも彼が成熟した大人で思考回路が確立しているせいか、叱り方がちょっと厳しいと拗ねる・気落ちする・反抗する。寄りつかなくなる。だからといって優しく言い聞かせているだけでは足りない時もある。第一「これは本当に叱るべきところなのか」という点に自信が持てない時もあったりします。例えば、彼は「嫌だ」の表現がちょっとキツすぎると、私は常々思っているのだけど、「嫌だ」ということは嫌なことを私がしたわけだし、それに対して彼は、痛くはあっても(または物凄い勢いで走ってきて抗議することもあり)かなり加減して齧るという表現をしている、これは叱っていいのだろうか?しかし普通の人が齧られたらけっこう怖くて痛いくらいの齧り方だからやはり叱るべきだろう、とか。何より辛いのはそういう揺らいだ気持ちをはなに見破られてはいけないと頑張らなくてはいけないこと。うーん、まだまだ修行が足りません。
 でも、そんな駄目飼い主の私を彼は基本的には私を信頼し、愛してくれているようです。多分、私が表面的に色々変化したり悩んだりしていても、賢い彼は私が彼を愛していて、決して嫌ったり、無責任な行動を取ったりすることがないということを理解してくれているからだと思います。助かります。
 道のりは長そうだけど、ちょっとづつ頑張っていこうね、はな。

 さて、今日の私は長かった歯の治療が終了(本当は来週検診とクリーニングをして終了なのだけど、まあ治療はおしまい)し、気分を良くしてひとりで贅沢ランチ→漫画喫茶という旦那には言えないお気楽モードで遊んでおりました。先日タイムアップで涙を呑んだ「からくりサーカス」(再読)の続きを読みに。で、解ったんですが、私が立ち読みしていた時点よりずっとお話が進んでいるようです。最近年齢的に立ち読みが辛くて(恥ずかしいし立ってるのキツイ)読んでいなかったもんなあ……。「あ、ここから知らない」と思った辺りでまたしてもタイムアップ。くうう、また近いウチに読みに行こう。
 「からくり…」をゆっくりじっくり読んでいると「うしおととら」も再読したくなってきました。色々忘れていることとかあって。いや、からくり人形って「九印」みたいだな、とふと思ったけど九印って何で動いていたんだっけ?キリオが動かしていたんだっけ?とか。流兄ちゃん、もいっかい見たいなあ、とか。とらって何かモデルの妖怪があるのかなあ(←京極かぶれ)……ほら、「わいら」とか「火車」とかさあ、とか。

 あ、写真はおやつ食べげんきと、久し振りに甘夏をもらってご機嫌(でも逆光でなんか怖い)はな。