私のクラスの担任の神崎先生は、午前中と午後の顔が
激的に違う。
違うのにも程がある。
朝は、こんな顔をしてるのに。
イメージ。
午後には、こんな顔になっるいる。
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明らかに別人。
だからいつもズボンのポケットには、電気シェーバーが入っている。
あみ 「先生!お髭、脱毛したら?」
先生 「いや、お髭は最後だよ。」
あみ 「最後って今、何処か脱毛してるの?」
先生 「まぁな、内緒だから教えないよ。」
まぁ、驚いた。
内緒だなんて、まさかそんな事言われると思わなかったから
ちょっと、ムカついたりムカつかなかったり。
あみ 「先生、私にだけちょっと教えて?誰にも言わないから。」
先生 「水城、秘密守れるのか?
どんなに酷い事されても、絶対に言わない自信はあるのか?」
ちょっと、先生の秘密ってそんなに大変な秘密だったの?
もし、ばらしたら誰にどんな酷い事されちゃうの?
ごわいよ、ごわいよ、ごわいよ。
あみ 「じゃ、別に聞かなくてもいいかなぁ。」
先生 「何言ってんだよ今更。水城はもうすでに俺の秘密を知り過ぎたよ。」
どんな秘密知っちゃったの私?
だって先生は、これから秘密を言うところじゃなかったっけ!?
私、引き返す事出来ないの?
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