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あみの秘密日記
水城あみ

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2004年09月25日(土)
ヤツをやったのは私。




いつものように、フルートを吹いてたんです。

そんな私を 嘲笑うかのようにヤツが 私を見つめているんです。

恋する乙女のように。




もう 私のハートは、大爆発ですよ。

天井の隅っこに 存在していました。



岡田 「うひょ〜!!ゴキブリが 飛んだぞぉ〜!!」

みんな 「ぎゃぁ〜〜!!!!!!」  ヾ(*´Д`*)ノ






ど、ど、どういうコトですか!?

ヤツが 飛びましたよ。

飛んで くれちゃいましたよ。




私の心は、ヤツに夢中です。

ヤツしか 見えません。

もう てんやわんやなんです。(あはん)





岡田  「おい!そっち行ったぞぉ!!」

みんな 「ぎゃぁ〜〜!!!!!!」  ヾ(*´Д`*)ノ




さっきまで 教室の隅っこにいたヤツが、こともあろうに

もう私のすぐそばまで いらしてるじゃないですか。




みんな ぎゃぁ〜 ぎゃぁ〜 叫んでいるだけで、何も行動

しないんですよ。

もうこれは、私がヤツを やるしかないですよ。





ヤツは、平然とした態度で 私の足元まで 来やがりました。

私を全く 恐れていない様子なんです。



なめとんのかわれ〜〜!!!!
  




私は、ヤツの息の根を止めるため、そこら辺にあった大きな

上履きを片手に持ち、今まで誰にも聞かせたコトのない

大きな悲鳴をあげながら、一撃で ヤツの息の根を止めて

やったのです。



ごわかったぁ〜!! ヾ(´ε`;)ゝ ふぅ。。。






理沙 「す、凄いね 死んでるよ。」

奈々 「やったじゃん!!」

あみ 「ハアハア・・・。」




岡田 「死んだふりを しているカモしれないぞ!!
    止めを刺した方がいいな。」

あみ 「どうするの!?」

岡田 「俺にまかせろ!!」





岡田君は、何故かとっても鼻息が荒かった。

自分がやった訳じゃないのに。





岡田君は、いつの間にか、ライターと楊枝を持っていたんです。




そして、ヤツを楊枝で刺し ライターで火をつけ こう言ったんです。


岡田 「お前を 火あぶりの刑に処する。」


それはそれは、見るも無残な最期でした。




そして、放心状態の私に向かって岡田君は、こうぬかしたんです。

岡田 「どうだぁ このゴキブリは、俺が殺したんだぜ!」




(゜Д゜) 何だと??





ヤツをやったのは、この私じゃん!!

岡田君は、天に召されたゴキブリを 焼いただけじゃん!!




何を自分の手柄にしちゃっぐってんの!?

手柄を独り占めにしちゃぐってんの!?

そんなブサイクな顔をして微笑むんじゃないよ!!




ついに、私を怒らせたね。

怒らせて しまったね!?


いつか復讐するよ。

10年後に、復讐するよ。