いつものように、フルートを吹いてたんです。
そんな私を 嘲笑うかのようにヤツが 私を見つめているんです。
恋する乙女のように。
もう 私のハートは、大爆発ですよ。
天井の隅っこに 存在していました。
岡田 「うひょ〜!!ゴキブリが 飛んだぞぉ〜!!」
みんな 「ぎゃぁ〜〜!!!!!!」 ヾ(*´Д`*)ノ
ど、ど、どういうコトですか!?
ヤツが 飛びましたよ。
飛んで くれちゃいましたよ。
私の心は、ヤツに夢中です。
ヤツしか 見えません。
もう てんやわんやなんです。(あはん)
岡田 「おい!そっち行ったぞぉ!!」
みんな 「ぎゃぁ〜〜!!!!!!」 ヾ(*´Д`*)ノ
さっきまで 教室の隅っこにいたヤツが、こともあろうに
もう私のすぐそばまで いらしてるじゃないですか。
みんな ぎゃぁ〜 ぎゃぁ〜 叫んでいるだけで、何も行動
しないんですよ。
もうこれは、私がヤツを やるしかないですよ。
ヤツは、平然とした態度で 私の足元まで 来やがりました。
私を全く 恐れていない様子なんです。
なめとんのかわれ〜〜!!!!
私は、ヤツの息の根を止めるため、そこら辺にあった大きな
上履きを片手に持ち、今まで誰にも聞かせたコトのない
大きな悲鳴をあげながら、一撃で ヤツの息の根を止めて
やったのです。
ごわかったぁ〜!! ヾ(´ε`;)ゝ ふぅ。。。
理沙 「す、凄いね 死んでるよ。」
奈々 「やったじゃん!!」
あみ 「ハアハア・・・。」
岡田 「死んだふりを しているカモしれないぞ!! 止めを刺した方がいいな。」
あみ 「どうするの!?」
岡田 「俺にまかせろ!!」
岡田君は、何故かとっても鼻息が荒かった。
自分がやった訳じゃないのに。
岡田君は、いつの間にか、ライターと楊枝を持っていたんです。
そして、ヤツを楊枝で刺し ライターで火をつけ こう言ったんです。
岡田 「お前を 火あぶりの刑に処する。」
それはそれは、見るも無残な最期でした。
そして、放心状態の私に向かって岡田君は、こうぬかしたんです。
岡田 「どうだぁ このゴキブリは、俺が殺したんだぜ!」
(゜Д゜) 何だと??
ヤツをやったのは、この私じゃん!!
岡田君は、天に召されたゴキブリを 焼いただけじゃん!!
何を自分の手柄にしちゃっぐってんの!?
手柄を独り占めにしちゃぐってんの!?
そんなブサイクな顔をして微笑むんじゃないよ!!
ついに、私を怒らせたね。
怒らせて しまったね!?
いつか復讐するよ。
10年後に、復讐するよ。
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