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あみの秘密日記
水城あみ

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2004年09月21日(火)
許さない。




トイレが 掃除中なんですよ。

しかし、私のおちっこタンクは、爆発しそうなんです。

1秒でも速く 放出しなければ どえらいコトになるんです。




あみ 「掃除中で悪いんだけど おちっこさせて!!」

そうじ当番のみんな 「どうぞ!!」

丸山 「だめ!!」



あみ 「そこをなんとか、お願いします。」

丸山 「掃除が 終るまで待ってよ!!」



あみ 「それが待てないの だって漏れそうなんだモン。」

丸山 「じゃ 他のトイレへ行ってよ!」






丸山さんは、鬼ですか!?

私は、ちょっとでも動けば、出ちゃうんですよ。

他のトイレなんか 行ける訳ないじゃんか。





ど、ど、ど、どうする

どうする時

どうすれば

どうしろってんだぁ〜!!  ヾ(*´Д`*)ノ






あみ 「ねぇ 丸山さんの片想いしている男子って 誰だっけ!?」

みお 「立見君だよ。」

あみ 「じゃ すぐ立見君を 呼んで来て!!」



もう こうなったら、立見君にお願いするしかないと思いました。

漏らすより ましですから。






立見 「どーしたの!?」

あみ 「丸山さんが 掃除中だから入っちゃだめって言うの
    どうにかして!?」


立見 「丸山さん 水城が入りたいんだって! 入れてくれない!?」



丸山 「あっ そうなの!? どうぞどうぞ。
    ねぇ 水城さん 何んで早く言ってくれなかったの!?
    やだなぁ もう〜 アハハ!!」






態度急変!!








な、何ですか この態度の変わりようは!?

さっきと全く 態度が違うじゃん!!

違うにも 程があるじゃん!!

思いっきり 立見君に恋しちゃってるじゃん!!








立見君を 見た途端ですよ。

丸山さんが 私を見る目が 明かに変わりました。

変わりゆく様を かいま見ました。








私は、おちっこしている時 誓いました。


丸山さんに 復讐してやると。






私がトイレ掃除している時、丸山さんが おちっこさせてと言っても

入れてやんない。

入れてやる訳がない。





それが おちっこじゃなくて、見たコトもない臭い物体の時だって、

「今、掃除中だから 他のトイレへ行って!!」って言ってやる

言ってやるんだ。







丸山さんが 変態に襲われている所に遭遇したって 絶対に助けない。

助ける訳がない。

「これから塾だから 助けられない」と言ってやる。






しかし、丸山さんを襲う変態なんて この世の中

血眼になって探したって いる訳ない。

絶対にいない。





それにしても、冷静になってみると、こんなコトで いちいち

腹をたてていた自分が ちょっと 恥ずかしくなりました。




なので、祈るコトにしました。



どうか いつか丸山さんが結婚詐欺師に騙されて、貯金から

何もかも取られ すっからかんになってしまい 身も心も

ボロボロになり 落ちぶれ果てますように。





そして、ある晴れた日に フラフラと街を彷徨って

いると、大澤君のお嫁さんになった とっても幸せな 私と

私のベビーに偶然会い、こんな会話をするのだ。






丸山 「あっ水城さん!?」

あみ 「あれ!? 丸山さん!?」

丸山 「その子 水城さんのベビー!?
    何か。。。幸せそうね。。。!?」



あみ 「うん!! 大澤君と結婚したの!!
    この子は、大澤君と私のベビーなのよ。」

丸山 「へぇ〜そうなんだぁ。。。

    そういえば10年前に水城さんが トイレに入れて
    って 言っているのに 私ったら 今、掃除中だから
    ダメって言っておきながら 立見君が来た途端に
    態度を変えちゃったコト ずっと悪いコトしたなって
    思ってたの 今、謝るね あの時は、ごめんなさい。」






あみ 「えぇ〜そんなコト あったっけ!?
    忘れちゃったわ アハハ!!!」


なんてコト 言っちゃう訳よ。






そこでさらに私は、祈るのです。





丸山さんの心の中は、何て水城さんはいい人なの!?

それにくらべ、私ったら 何であの時 トイレに入れてあげないって

言っておきながら 立見君が来た途端に 態度を変えちゃった

んだろう。。。



と後悔し20年くらい 自分を責め苦しみ続けますように。

                  ((((* ̄ー ̄*)†~~~ あーめん