今日も早起き。
だって 部活だったんだモン。
テーブルの上に 1個だけ 光り輝く金色の紙に包まれた
ケーキらしきモノを発見!!
色といい 艶といい 匂いといい。
乙女心を くすぐるの。
あきらかに、私を食べてと 訴えているんです。
これは、食べなくては 神の怒りに ふれると思いました。
だって、わざとらしくテーブルに1個だけ 置いてあるんですから。
名前なんて 何処にも 書いてないんですから。
指で ボコボコに 穴を開けて、『これ私のだから絶対に
食べちゃだめ』って主張なんて してないんですから。
食べちゃったよ。
朝っぱらから、ラム酒たっぷりのケーキを 食っちゃった。
熱いんです。
身体が、
燃えちゃってんの。
舌なんて、しびれちったぁー (あはん)
しかし、このコトは、内緒。
絶対内緒。
だって、ラム酒たっぷりケーキを 食べて良いのは、14歳に
なってからなんです。
13歳までは、匂いだけなんです。
10歳未満は、匂いも 禁止されているんですよ。(雰囲気的に)
母美奈子が、朝っぱらから 大騒ぎしてるんです。
母 「ここに置いてあったケーキ 知らない? 金色のヤツなんだけど 知らない? あれ1個しかないのよ フランスへ行った 友達の おみやげなの。」
ドッキ〜ン!!!!
フランス!?
1個しかない!?
どうしよう 食っちゃったよ。どうしよう 食っちゃったよ。どうしよう 食っちゃったよ。どうしよう 食っちゃったよ。どうしよう 食っちゃったよ。どうしよう 食っちゃったよ。どうしよう 食っちゃったよ。どうしよう 食っちゃったよ。どうしよう 食っちゃったよ。どうしよう 食っちゃったよ。どうしよう 食っちゃったよ。どうしよう 食っちゃったよ。どうしよう 食っちゃったよ。どうしよう 食っちゃったよ。どうしよう 食っちゃったよ。どうしよう 食っちゃったよ。
今更「私が食べました。」なんて 言えません。
絶対に、言えやしません。
だって、目を三角にして ヒタイに 血管浮かせて 必死に
探してるんですモン。
す、すでに、
母上様は、怒ってらっしゃる 雰囲気なんですモン。
正直に言ったら 一生イジメられるに 決まってるんですモン。
『ウソは、最後まで つき通せ!!』が、死んだおばぁちゃん の遺言なんですモン。
だけど。。。
うっかりしてたけど、
あの金色の包み紙で鶴を折ったんでけど、
どこ行っちゃったのかなぁ。。。
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