コンビニでアイスだけを、買いに行ったんですよ。
ガリガリ君ソーダー&ピーチ 8本入り(各4本)を。
あぁ〜 早くガリガリしたぁ〜い!!
余計な物は、いらないんです。
私が欲しいのは、ガリガリ君(命)だけ。
目指すは、アイスコーナー!!
しかし アイスコーナーの前に、雑誌コーナーがあって
そこで、立ち読みをしているおばさんがいたのです。
ちょっと泉ピン子風味。
私は、早くガリガリ君を買って帰りたいのに、
ピン子オバの大きなバッグが、下に置いてあって通れません。
踏んだら悪いので、跳ぼうか 跳ぶのよそうか悩み狂っていると、
そこへ 少年がやって来たんです。
なんと そのピン子オバの 大きなバッグの上をズカズカと
ふんずけやがったんですよ。
ひょぇ〜〜!!!
この少年は、チャレンジャーじゃないですか。
それを見た ピン子オバが 黙っちゃいないと思いましたよ。
黙ってる訳ないと思いましたよ。
だって ピン子オバなんですから。
ニコニコして「いいのよ いいの 気にしないでね。」
なんて あり得ません。
しか〜し ピン子オバは、気がつかなかった!!
こんなコトあり得ますか?
あり得ないですよね?
あり得ないにも程がありますよ。
しか〜し これがあり得ちゃったんです。
どうして?
どうしてあり得ちゃたんでしょうか?
私は、ピン子オバの近くへ行って、
「あの。。今ですね あなたの大事なバッグを、あの少年が
ふんずけたんですが、気がつきましたか?」
と、言ってやりたかったよ。
だけど、言って どうなるモノかと思い 自分にブレーキをかけました。
そして、ピン子オバは、何の雑誌に夢中なのか後ろから
見てやろうかと思ったのです。
ピン子オバの後ろに立ったら、お線香の香りがしましたよ。
な〜んだ ピン子オバ あんた死んでたの???
死んでたのかぁ〜〜!!!
だから 少年を叱ったりしなかったのね。
そっか そっか なんだそっかぁーっ!!
って そんな訳ないだろ〜し!!
ピン子オバは、”そんな あなたも今日から美人の仲間入り”
とか何とかいう まぁ〜そんな感じの特集記事を熱心に
かぶりつくように 無我夢中になって見ていましたよ。
そっか そっか なんだそっかぁーっ!!
ピン子オバも女だったのね♪
少年が自分のバッグをふんずけようが 蹴飛ばそうが
メチャメチャにしようがボロボロにしようが美人になりたかったのか。
その雑誌 買わないの?
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