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あみの秘密日記
水城あみ

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2004年07月19日(月)
清き優しい乙女より。




今日は、人が車にぶつかる所を見ましたよ。

それも手だけ。



私の前を歩いていた おじさんが、後ろから車が 来るというのに

急に手を道路側に 大きく広げたのです。





ゴン!




って 音がしましたよ。




おじさん 「いってぇ〜!」

運転手  「あっ あ、あたりましたか?」





おじさん 「あたったよ!あたったに決まってんだろう!いてぇ〜よ」

運転手  「すいません すいません」 m(_ _"m) ペコペコ




おじさん 「どーしてくれんだよ 痛くって仕事が できねぇよー!」

運転手  「何のお仕事を されているんでしょうか?」




おじさん 「俺?肉屋だよ!これからコロッケ揚げなくちゃいけねぇのによ」

運転手  「すいません すいません」 m(_ _"m) ペコペコ




おじさん 「警察、呼んでくれよ!」

運転手  「そ、それだけは、勘弁してください。」





おじさん 「オメー 逃げんのかよー!逃がさねぇぞテメー!」

運転手  「ち、違います。ワタクシもう点数がないモンで。」




おじさん 「そ、そーなの? ほんじゃまー示談といきますか?」

運転手  「あっハイ!示談で 宜しくお願いします」





ちょいと奥さん!これってどう思います?

80%は、おじさんが悪いですよね?




20%は、運転手の 前方不注意って感じがしますよ。

おじさん! これってわざとですか?




だって後ろから車が 来るの解ってたでしょ?

まさか解らなかったとか、言っちゃうわけですか?

私は、おじさんのすぐ後ろを、歩いていたけど解ったけど。




おじさん! もしかしたら、あたり屋さんですか?

急に、手を広げたら 車にぶつかっちゃうよ。

知ってましたぁ〜?





運転手の人は、気の弱そうな 小っちゃなおじさんでした。

話し方も、何かにおびえた感じで、生まれたばかりの野ウサギのようだった。




いや違う。

もぐらだった。




あのおじさん、運転手のおじさんから たくさんお金を取るんじゃ。。。





一応被害者のおじさんへ

おじさんに愛は、ありますか?

人は、愛と正義という夢がなければ 心が乾くのを知っていますか?




どーか、おいしいコロッケを、作り続けてください。

そして、おいしいコロッケを、作るのがおじさんの人生です。

事故現場を最初から最後まで見守り続けた清き優しい乙女より。(ぱちくり)