暑さのせいでしょうか?
米沢兄の顔色が、とっても悪かった。
4時間目が、もう少しで終りそうな 時だった。
ドデカイ肉のかたまりが、ドッスン!!と音を立て床に転げ落ちた。
うひゃー!!
米沢兄が、ぶっ倒れましたよ。
顔は、真っ青!!
死んじゃったのかと思って、みんなが心配して近づいてみると。。。
ぶっ!!
うっ!!
くっせぇー!!!!
米沢兄は、とてつもないドデカイ大きなオナラを、一発かましたのです。
みんなは、もう大騒ぎ!! \(◎o◎)/!
今まで、死にそうだった 米沢兄の顔色が
真っ青から、ピンク色に変わって行ったのです。
宮本 「米沢!お前何だよ屁なんかしやがってよ」
米沢 「えへへへ わりー 屁したら治っちまったぁー」
宮本 「どーしたんだよ 大丈夫かぁ?」
米沢 「何かぁ ケツに栓がしてあって、栓が抜けたみたいなんだ!」
宮本 「栓? それってまさかクソじゃねぇだろうなぁ?」
米沢 「そのまさかみたい。」
宮本 「じゃーお前今、う○こしちゃったの?」
米沢 「そーみたい。」
全員 「こきたねぇ〜!!」
ことみ 「あんたさぁ 肉ばっか食ってんじゃねぇの? あんたのう○こって、肉でできてんだよ 水飲めよ、なぁ?!水!!」
米沢 「う、うん これからそーするよ。」
ことみ 「弁当 持って来いよ!!」
米沢兄は、言われた通り、お弁当を持って来た。
お弁当のふたを開けた ことみは、鼻の穴をひくひくさせてこう言ったのです。
ことみ 「あんたねぇ、こんなモン食ってたら死ぬよ!」
米沢 「う、うん。」
ことみ 「肉なんてもう食うんじゃないよぉー! それよか、自分の肉をとれよ! 私さぁ 肉とるの手伝ってやるからさぁ」
米沢 「う、うん。」
ことみ 「じゃこの肉 全部もらうから」
米沢 「えぇ〜〜!!」
ことみは、米沢兄のお弁当のおかずの肉を、全部取り上げ
自分のお弁当箱に、むりやり詰め込んでしまったのです。
米沢兄のお弁当箱には、もう白いご飯と黄色いたくわんと
赤い梅干しか残っていません。
米沢兄の顔からさぁ〜っと血の気が音を立てて引いて行く
ような気がしました。
きっと米沢兄は、心の中でこう叫んでいるに違いありません。
『大野!お前だってデブのくせに何えばってんだよ この野郎!! 俺の方がお前よりちょっとデブなだけじゃねぇかぁ
お前こそ肉ばかり食ってたら死ぬんじゃねぇのかぁ?! 屁したぐらいで、俺の肉取りやがって呪い殺すぞこのドブスが!』
とでも思ったのではないだろうか?!
しかし心の中でなら、どんなに絶叫しても、ことみには届かない。
米沢兄の大絶叫は、むなしく米沢兄のドデカイ胸の中だけに
鳴り響き消滅してしまうのだろう。。。
米沢兄よ!君は今、物凄く我慢しているね。
二重アゴが小刻みにブルブルと震えているではないか!
大きなお世話だが今年の夏は、スリムになってことみに
余裕ぶちかまして 「俺に惚れるなよ!やけどするぜ!」
などとホザいてみては、どーだろうか?
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