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2017年11月22日(水) ■ |
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太刀魚の浮き釣り考察 |
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11月21日(火)風北東1m 波0.5m 中潮 日没16:51 満潮19:59(136cm)月輝6.4% 釣行時間17:00〜19:30
最近、横着癖がついたのかホームグラウンドの泉南にはいかず、近場で太刀魚釣りばっかりのタマモクロスです そろそろ根魚も食いたいし、グレももうすぐ終わり?やのにね さて、今回も性懲りもなく近場で太刀魚釣りへGO
潮はこんな感じ
17:00現地着 ポイントはほぼ等間隔で釣り人がいるが、少し奥にスペースがあったのでそこにin 1/2オンスのジグヘッドに超夜光をつけシャカシャカ・・・ 底をシャカシャカするが、シャカシャカとリールの巻取りで真っ直ぐに同じ棚をひいてるのか徐々に浮き上がってきているのか全く分からないダメオヤジ(笑) そこで一旦底まで沈め、シャカシャカ5回スリーカウント沈めの繰り返し 当たりが無いまま日が沈みだしたので、超夜光の真価を発揮すべくUVライトを当て棚を少し上げシャカると
ガツンとキタ━━━(゚∀゚).━━━!!!
you tubeでみた広瀬マンのいう通り、もう一度追い合わせをくれてやり巻くと強烈な抵抗を見せドラグがキリキリしまんがな 必死のパッチで抵抗する太刀魚を水面まで寄せると、
F5サイズ!!
抜きあげようとすると更にドラグがなり抜けん・・・・ ドラグを締め直し再度抜きあげようとすると、竿は逆U字型にひん曲がり、せーの
ドサッバシッ!
バラしました・・・・ 回収するとサルカンから下がない つまり自分で作った超細ワイヤーの圧着が抜けたんですな やはりダルマクリップ圧着は電工ペンチではアカン模様・・・
しばし呆然・・・ 隣のおいやん曰く、めったにないのバラしたなぁ〜 この後、何事もなかったの如く浮釣りタイムに突入 引き釣りでは誰も上がってない模様なので嫌な予感がしまんな で、結局浮き釣りの結果は、19:30頃までやって50〜80cmまで10本で餌切れ終了 20匹のエサで10匹ゲットの打率5割
さて、ここで初心者のための太刀魚浮釣り講座を生意気にもしてみたいと思います 図はめんどくさいので文章だけですが、太刀魚釣りの参考にしていただければと・・・
道糸・・・・PE1号 リーダー・・フロロ2.5号3ヒロ 浮は3B ここまではワシの海釣り師匠のメバルンルンと同じ
一般的には太刀魚釣りの浮は、1号から2号を使われるんではないでしょうか? まずはここが大きな違い
その下はケミホタル赤50 思い込みかもしれんが、75より50の方が反応がええ様な気がする あるいは75は浮力が大きいのか?潮の影響を受けやすいのか沈むのがあまりにも遅い・・・・ また緑より当たると思うので、釣具屋にて50赤を買っていただきたい
次にホームセンターへ行き少しでも違和感をなくすため、釣具屋に売ってるワイヤーではなく300円/mの一番細いワイヤーを買っていただきたい それを20〜30cm単位で切り、片側は釣具屋の太刀魚コーナーで売ってるダルマクリップ?で小さい輪っかを作りカシメる 道糸側はスナップサルカンなのでこの輪っかを通す 反対側は同じ作業ですが輪っかの中にカン付チヌ針を通してからカシメる 尚、針は小細工なしの1本針
50ケミはスナップ付サルカン直上にセットし、リーダー部分二ヒロのところにウキ止めを結ぶ つまり棚は約二ヒロ+ワイヤー20cmが基本ですが、高負荷の重りがないためゆーらゆーらと揺れながら、投入時には水面を漂い徐々に二ヒロまで沈みます
誘いをかけると、仕掛けの軽さゆえ死んだ餌が生きているように浮き止めとケミの間の棚をワイヤーの微妙な重さと針+スナップ付きサルカンの重さで揺れながらゆっくり沈んでいきます また固定でないところがミソで、ションベンに行った時(笑)や流しすぎた時に当たりが出て、棚は意外と浅いと気づくこともあります しかしながらいいとこばかりでなく仕掛けが軽いので、強烈な横風と潮流がウィークポイントになる 以上が道具立て
次に仕掛け投入先はどこか? これは今から15年以上前にワシが同じ釣り場太刀魚釣りでスカばっかり引きまくってた頃、釣りまくってる名人に聞いた話
下手くそほど遠くに投げる。太刀魚は足元にもいる。
なるほどこの名人は、ほぼ足元に仕掛けを入れていた そして竿を水平にゆっくりすーっとよく動かしていたのを覚えている ケーソンの釣り場ではほぼ足元でも5m位は水深がある それゆえに日没後は接岸し足元でも釣れるのだ 確かに遠投では大物もいるかもしれんが、足音にも太刀魚はおり、餌を見ている ようは遠投が釣れるという先入観を捨ててもらいたい
食う気を起こすには何をするのか? これも海釣り師匠の記事にあったが、魚はただ流れているものはゴミと判断して食わない 潮の流れに逆らって動くものや妙な動きをするものを食い物と認識し捕食するのだと
市販のワイヤー仕掛けは切れないキンクしないを優先するためとにかく太く硬い 重い重りをぶら下げ硬いワイヤーを使う弊害は、大げさに言うと棒の先に餌がついて固定されてるかのように揺れにくいうえに一気に沈む
浮き釣りの餌は死んでいるため魚が食わない=浮遊物と判断されるが、誘いを掛けることにより死んだ餌に命を吹き込むのだが、硬い重いでは太刀魚の目にも止まりにくく食い気を減退させると思われる かつて出会った太刀魚名人のすーっと動かすが、命を吹き込む動作なのね ワシの場合おおよそ20秒に1回は誘いを掛けるが、当たりの殆どは誘いを掛けた直後にあり、遠投放置の釣り人に比べると3倍から4倍の当たりがある
この現象を考察すると、実は太刀魚は常にその当たりをうろついており、地合いというものはあるものの食うか食わないかをそばでじっと見て、誘いがないものを浮遊物と判断しているということになる 付け加えるならば、投げっぱなしやスマホを触ってるようでは当たりは殆ど無いが、やりようによっては当たりも増えチャンスが拡大する 釣れない当たりがないという方は、心折れずに頻繁に誘いをかけていただきたい
次に投点が竿2本までの利点ですが、以下の三つだと思う ・微妙な当たりを捉え次の誘いに移りやすい ・余分な糸ふけもないので、糸を出したり逃げる魚を演出する引っ張りの間合いが図りやすい ・本当たりを捉えかけるタイミングが明確
微妙な当たりは10m以上先になると殆どわからない 実際、微妙な浮の変化を感じ取りそれに追い誘いを掛けることにより、さらなる食い気を促すことができる 特に渋い時には効果大
反対に仕掛けの投入点が遠いと糸ふけも出ており、当たりを感じぬままゴチになりますとなる 先日もそうだが、渋い当たりの中駆け引きをしていると反応がが無くなり、仕掛けを上げたら尻尾がなくなっていた・・・・ 仕掛けが遠いとこういうことが頻発するということになる
あとは餌 太刀魚になったこともないし太刀魚に聞いたこともないので想像ですが、やはり生物の性質上エサは新しいほど光るので良いと思う 釣り具屋に売ってる色の濁った冷凍エサは・・・・
今のところ人間用キビナゴの刺身が最強と考えてます 先日、久しぶりに売っていたが、刺身用は20匹298円(半夜なら十分) 鮮魚コーナーを見ると生キビナゴが売っており、見たところ同じ値段でも明らかに量が多い
ちなみに数えると50匹以上入っており刺身の2.5倍!
一丁自分でさばこかと思い購入した 包丁を研ぎまくってやってもキビナゴ捌きはやはり面倒で15匹でギブ
残りは普通に塩漬け(笑) 餌はスーパーで買え!と覚えていただきたい
以上、解りにくいかもしれんが、釣り特に太刀魚釣りに行き悔しい思いをした方の参考になれば幸いです そしてこれを見て実践したら釣れたというコメントでもあればうれしい限りです ワシも15年前に釣り場で出会った名人に教わったことを自分なりに解釈し、餌の点だけ少し進化したのかな?と感じるのでどこかの誰かにより更なる何かが生まれることを望む!
それなりに釣果が出せるようになったので、我が家のくーちゃんも幸せなようです
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