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■ 薄桜鬼舞台
藤原です、こんばんわ。
薄桜鬼舞台見に行ってきました。 いやぁ、チケットとったはいいがフジテレビ協賛とか太一価格とかいろいろ相まって非常にお高い舞台なので、「これでガッカリな出来だったら本当に心の底からがっかりだよ」と思っていたのですが、予想を上回る良さでした。
ストーリーは、まぁ特に誰よりということもなくラストだけ土方だったかな。 土方ルートじゃないと薄桜鬼の言葉の意味とかわからんから仕方ないね。
キャストもぴったりだったー!! 平助が超平助。ゲームから飛び出してきたみたい。 そしてオレンジレンジのRYOさんという方が演じた鬼の人。 びっくりした。言われなきゃ、舞台専門の俳優さんとしか思えなかった。 立ちまわりもよかったし、声は今回の舞台の中ではいちばん好みだと言っていいくらいいい声で、よく通っていた。
そして終始友人とイチ押しに押し上げていたのが沖田。 なんかもう、全てが沖田だった。 衣装や髪型も絶妙に沖田を再現していたし、窪田正孝さんという方の演技力には思わず帽子も脱ぐというもんです。 家に帰ってから窪田さんを検索していろいろ画像を見たのですが、まー、舞台で見たのと全く違う印象です。(笑) それだけ演技力がすごいんだろうと思った。 舞台で見ると退廃的な色気とかあるんですけど、普通の格好してるとものっすごい幼い顔立ちなのね、この人。 私、沖田の格好したこの人が好きだわ。 あれ以上の沖田はもういないんじゃないかと思った。 立って歩いてるだけで沖田を感じたもん。
沖田のラストではうっかり目から汁がじんわり。
すごくきれいな死に際で、薄桜鬼知らん人でも「沖田総司」の死に際として納得するんじゃないかと思った。 土方さんに「また勝負しましょう、1回くらい土方さん勝たせてあげますよ」とか言うのがツボだった。 なんか、こういう関係であってほしいという理想だった…。 変に土方と沖田が仲いいふうとかいらなくて、どちらも尊敬の対象は近藤さんオンリーで、そこに集った仲間という関係性がいい。
見終わった後うっかり生写真買っちゃったからね! 今回はキャストで特に誰がイチ押しというのがなかったので買わないつもりだったんだけどね…。 買ってしもうた。
でも写真のポージングやアングルには物申したいわ。 もっと沖田っぽい感じのはないのかね。 腕の筋肉をガッ!と見せに見せた脱ぎ脱ぎ総司は買いませんでしたよ、だって総司にそんなイメージ持ってないもん。 鋭さと儚さ、みたいな。そういう部分が見えるものがよかった。 総司に対しての愛情は私はまじめですよ。(笑) もう一枚の写真はかろうじで鋭さが見えたのでそっちを買いました。 でもできれば、衣装もすごくお似合いなので、全身図でお願いしたかったな。
あとこの舞台のこれが目的だったと言ってもいい、立ちまわり! やっぱりカズキヨネさんの絵で再現できないのがこの「動」の部分だと思うのですよ! 文章と音の演出だけでは限界があった。 だからすごい楽しみにしてたんですけど、すっごいよかった。
薄桜鬼って刀だけじゃなくて鬼の人なんかピストル持ってんじゃないですか。(笑) 無手で体術のみ、という人もいるし。 そういう変わり種VS新撰組っていうのがツボったな。
ヤリVSピストルの立ち回りとか想像できますか? 実際はムリがあるだろうけど、舞台上であんなきれいにかみあうとは。
斎藤さんは動くたびに脚チラが眩しいし。
ここで今回のレポで初めて太一に触れるけど、さすがにうまかったね。 身長以上にものすごく大きく見えた。
まぁ、なんていうか、あと、「血が欲しいんだろう、俺のをやるぞ!」とおもむろにたくましい腕を差し出した近藤さんには「No thank you」と断りを入れておいて、千鶴が「私の血を」と、そのたおやかな白いうなじを差し出したらさっそく両手を合わせていただきます!な態度になった土方さんは愛しいと思った。
2010年10月11日(月)
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