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日々闇雲日記。

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2005年07月13日(水)
夏休みハウマッチ


 うっす。
 三十路を前に前に3度目の転職を決めてしまった管理人です。
 どうせそのうち仕事の話を日記に書くと思うので書いときますが、今回の仕事は東京に本社がある広告制作会社の非クリエーター職(営業事務)です。
 まー見た限り、業界では老舗と言える会社のようだし、一応正社員なので年収は上がるし、昇給も退職金制度も賞与もあるのだが、残業代がねえけど残業はあるというところが、決めるときにボトルネックとなった部分でありまして。
 ・・・・・・・・・まあ、不景気ですからいまどき、広告なんてどこも経費削られまくりでしょうしねえ。
 なんてそこからしてかなりテンション下がる話なのですが、ここに応募した動機はといえば、

 ・クリエーター会社以外に採って貰えそうなところがない(本当にない)
 ・長く働くとすれば、クリエーター会社の方が性に合っているのではないか
 ・クリエーターの業務とクリエーター並みの残業死んでも嫌
 ・っていうかできない
 ・従って仕事はクリエーター会社の事務業務なんてどうでしょうか自分

 「ねーっつーのそんな虫のいい求人!!」

 と自分突っ込み入れたところに見たグッドタイミングな求人だったわけでして、実際面接が進んでみて、他の待遇や職場の環境なんぞを総合的に見てみると、

「タダ残業は迷うところだが、それ以外の条件は蹴るほど悪くはない」
「人間少ないから気遣いしなくて良さそうだし、マイペースで仕事できるかも」
「昇給もあるし、長い目で見たら今の会社よりは自分のプラスになることもあろう」

 となんか無理矢理前向きな気もするが判断できたのと、

「帰れる時は定時に帰れる」
「仕事はひまな時はひま」

 という、そこの会社のおねえちゃんの言葉を信用したのであるが。
 ちなみにその人が今回、退職されるので今回の欠員募集と相成ったわけだが、この御方、内定貰っても今の職場と秤に掛けてうだうだ悩みあぐねた管理人から呼び出しくらっても嫌な顔ひとつされず、オフィス街の裏通りにある小粋な料理屋に私を誘い、一杯やりつつネホリーナハホリーナ精神で慇懃無礼な態度で職場の雰囲気から御本人様の退職理由まで聞き出すこのツラ皮アツコ相手にも本当に嫌な顔ひとつされず答えてくださいまして、その上、

「大事な事ですし、ゆっくり決めてくれていいですよ」
「うちに来ても来られなくても、よかったらお友達になって下さいね」

 とまで言ってくださる、ものすごくいい人でありました。
 しかも、辞める時は会社の悪口を死んでも言わないという常識までわきまえておられーの、さらに呼び出したのこっちなのに、財布の中身見してもいないのに、ワリカンで済ませられてしまいーの。
 同い年なんだぜ。なんでこんな違うんだよ。なれるもんならこんな大人になりたかったぜ私ゃ。くー。
 まぁ、仕事としては今よりは面白そうな所ではありますので、正直、トホホなのかそーでないのかよくわからんというか、中途半端なところがいかにも私らしい選択というか、無駄に積んだ人生経験効きまくりの選択というか、またどんな修羅場が私を待ち受けているのやらって感じで。
 ・・・・・・・・・・そろそろかなり本気で落ち着きたいんですが、さてどうなることやら。

 ということで。
 今度の直属上司(たった3日)に辞意表明を電光石火の早業で済ませ(この人もものすごくいい人だった)た今、管理人の興味は俄然、周囲へのご挨拶と後始末と、4月に新しくもらったばっかの有休消化スケジュールに移るわけで。
 今日が異動3日目で業務まだ始めてないので、引き継ぎもクソもねーんでね。
 実際今とか、同僚の子もただでさえあんまり仕事がなくて、有休と会社のお許しさえあれば明日からでも速攻休めるぜ、つかむしろ仕事なくなるから明日からの私、なにしに会社行くんだって感じだし。
 ・・・・・・・・まあ、差し当たってやることっつったら、前の部署で新しく発生した残務処理が来月頭までかかるのと、引き継ぎ用(他部署の女の子が使う)マニュアル作成ぐらいか。なんしろあのメガネのおっさん、なんもせーへんまま統合先の企業行ってもたみたいやし。
 そんなこんなで、来月の25日ぐらいまでは、先方がいくら何をどう言おうと今の会社から籍は抜けぬはずで、んで来月は言わずと知れた盆休みがあり、つまり先方とうちの会社、双方への交渉とスケジュールの組み合わせ次第では、

 約1ヶ月、○年振りの夏休み取得も可能なんですよイェア!!!

 そうともよ退職金も出ねーのに誰が天引き以外から社会保険なんぞ払うか、面倒臭い手続きは全部会社におまかせ、てめーは有休消化キッチリ消化して人生のうち次いつ来るか知れぬ学生並みの休みをどっぷり堪能!!んなもん、あたり前田のクラッカーってやつよヘイヘイ!!!(←わからん人はシニア世代に訊いてみよう)
 ・・・・・・・・・・・といって何するわけでもどこへ行くわけでもなく、朝から晩まで怠惰な生活して小説書きまくって少しでも進めて映画観まくるっつーある意味望み通りの生活するだけなんですが。
 ・・・・・・・・・あ、いや、チケ取りながら結局行きそびれた東京は、これで泊まりがけで行ける事になったな。
 というわけで、

 竹さん、かねてからお約束していたお宿の件、ついにその時が来ましたのでよろしくお願いします。←自分ずうずうしかー

 『バジリスク』DVDは発売日の都合で無理っぽいですが、大阪名物551蓬莱の豚まん、おみやに持っていきます。