後悔しない自分のために
もも



 Kさんのアパートを訪ねる ラスト

今朝ワタシは出張の予定だった。
朝5時にはKさん宅を出て、自宅に帰り、シャワーをあび、着替えてでかけないといけない。
4時に目がさめて、ぼ〜っとしていた。
なんだか、寂しさでいっぱいになり、眠りこけているKさんを起こして、キスし、自ら誘ってしまう。
半寝のまま、再び抱いてくれたKさん。ありがとう。

自宅に戻り、煙草くさい髪と身体を洗い、眠っていたオットに、

戻ってきたけど、すぐ出張に出かけるね

と声をかけ、家を出た。


台風で風が強い。雨も少し降ってきていた。


仕事をおえて戻ってきたのが、22時。

Kさんから、

お茶でもしませんか?

とメールがあった。


後、昨日から充電していない携帯の電池が切れてしまう。
オットに遅くなるよという連絡も、Kさんへの返事も出来ない。


なんとか電話だけでも。。。と列車の中の公衆電話へ向かう。
そこでふと・・・
オットの携帯番号がわからないのに、Kさんの携帯番号は記憶している。
これは、会社にかかってきた仕事の電話を、外出しているKさんに取り次ぐためにかけることが多いからなんだけど
オットの番号わからないのにKさんはわかるなんて・・ってことに苦笑。


Kさんと連絡をとり

お茶を飲む約束をしたけど、そのあとすぐに、あのアパートもいよいよ明日引き払うのかと思うと
もう一度訪ねてみたくなり、電話をかけなおす。


今朝、でかけたときと、同じ格好で、一日部屋でぼけっとしていたらしいKさんの笑顔で迎えてくれたKさん。

今日は、オトナな事はしません。

と宣言し、今日の出張であった愚痴を言ったり、エンタの神様を見て笑ったりしてすごす。


そろそろ、終電だから・・というときに、抱きしめられる。


一回だけ・・・

という言葉にさからえず、また抱かれてしまった。


イッたら、帰ってしまうから・・・

となかなかイカないKさん。
ワタシも時間を気にしつつ、もうこのままでいたいと思ってしまう。意思弱すぎ。
結局Kさんの家を出たのが2時。


オットに電話もメールも一本もいれずにこんなに遅くなるのは初めてなので、
これは初の修羅場か・・と思いながら帰宅する。


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2004年07月31日(土)
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