後悔しない自分のために
もも



 Kさんのアパートを訪ねる みたび

今日は役職者が全員、外出していて、会議している人も多かったので、フロア全体の人が少なくて静かだった。

ふと、見ると、私のななめ向いにKさん。
そして、あと全員がワタシに背を向けている。
ここで手を振っても誰も気づかないかもと思いながら勇気がなくてできない。

Kさんからのメール

いよいよ週末の引越し(奥さんと同居)を目前に、マリッジブルーみたいです。
今晩か明日、いっしょにいてもらえませんか?


明日は、ワタシは出張だし、帰宅時間が遅くなるので到底むりだ。
しかも、日曜はオットと過ごす約束をしている。

台風が来ているなあとおもいつつ

今日、食事なら・・・

と返事をする。

排卵日が近い。
オットとHをするように努力しないといけないと同時に、Kさんに抱かれてはいけない。


にぎやかな居酒屋みたいなところがいいというので、二人で串焼きの店に行った。
こじんまりとした個室に通され、なんだかほっこりと串をつまむ。


マリッジブルーの話の流れから、Kさんの質問。


ももさんは、いつも(Hの時)すごくサービスしてくれるけど、
ダンナさんにもしてあげるんですか?


うん。


なのに、ダンナさんは、ももさんを抱かないんですか?


うん。


なんで? 気持ちよくならないのかな?
最後までしてあげないの?


うん。拒否されるから。。。


と言った途端に涙があふれる。
オットを求めて拒絶され続けた3年間を思うと、涙がとまらなかった。


Kさんは、自分の言葉の何がワタシを泣かせたのかわからないようで困っていた。


そのあと、Kさんのアパートにまた誘われた。

きちっとした避妊をしないKさん。
絶対、今日はHなしだから。と言っていたのに
部屋に行ったら、もうどうしようもなかった。

Kさんのマリッジブルーの原因は、独身時代の自由な時間がもてなくなること。
男友達ともワタシとも、気軽に食事したり、夜いっしょに過ごしたりできなくなるということ。
結婚というケジメを持たないといけないこと。

そんなことを話ていたら、もう、どうなってもいいやという投げやりな気分で
Kさんを自ら受け入れて、朝までいっしょに過ごした。



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男って・・・
何故なんだろう。ワタシにはわからない。


2004年07月30日(金)
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