無責任賛歌
日記の表紙へ昨日の日記明日の日記




ホームページプロフィール掲示板「トーキング・ヘッド」メール
藤原敬之(ふじわら・けいし)

↑エンピツ投票ボタン(押すとコメントが変わります)
My追加


2001年10月20日(土) 泣くなしげっちゅ/『眠狂四郎』1巻(柴田錬三郎・柳川喜弘)ほか

 オタアミ当日まであと35日! 35日しかないのだ!

 ようやく土曜日、仕事をさっさと片付けて病院に行く。
 熱は一晩寝たおかげで引いた。
 「注射はいいですね」と言われたので薬だけもらう。
 ついでに糖尿病食のレトルトパックを買いこむ。これ、いちいち計りメシしなくていいのだけれど、一食が1000円とバカ高い。半額なら、1ヶ月分買っても3万円、料理の手間が全くなくなって助かるのだが。

 帰宅すると、しげがいない。
 しかも玄関に鍵が掛かっている。
 そういや今日はしげは自動車学校の卒検だったんだなあ。って、まだ鍵なくしたまま見つけてないんだぞ!? これじゃ部屋に入れないじゃないの!?
 慌てて携帯でしげに連絡を入れる。
 「オイ、玄関に鍵掛かってるじゃないかよ!」
 「あ、鍵持ってないん?」
 「持ってないって言ったろ!」
 もともと鍵をどこかに置き忘れた私が悪いのではあるけれど、私が鍵を持ってないことをキレイサッパリ忘れたしげも、思いやりのカケラすらない。
 「でも、3時くらいまで帰れないよ?」
 「……じゃあ、天神回って買い物してくるから、博多駅あたりで待ち合わせしよう」
 本当は具合が悪いままなので、さっさと寝ていたかったのだが、家に入れないのでは居場所がない。そのまま、レトルトパックの袋を抱えたまま、バスと地下鉄を乗り継いで天神に向かう。

 いつものごとく、天神ベスト電器「LIMB」でDVDを買いこむ。
 ついでに、「オタクアミーゴス」の公演チラシ、置いてくれるかどうか、売り子さんに尋ねてみる。
 「あの、アニメコーナーに、チラシを置いて頂けますか?」
 「あ、はい。わかりました」
 「……あの、現物見なくていいんですか?」
 「あ、そうですね」
 「……これなんですけど」
 「じゃあ、お預かりします」
 「……あの、店長さんとかに許可いただかなくていいんですか?」
 「あ、そうですね」
 と、店員さん、どこぞに電話するが、つながらない様子。
 「ま、いいんじゃないですか。お預かりしますよ」
 「は、はあ、そうですか、ありがとうございました」
 なんだかえらくアバウトである。でも置いてもらえるというのをいい、と遠慮するのもヘンなので、20枚ほどお渡しする。
 まあ、毎月の面識のある方々だし、月々ン万円は落としていく客であるし、私の本職も知ってるしで、信用があるのであろう。実際、信用だけはとりあえずある職種なのである。
 さて、チラシの効果がこの「LIMB」でどの程度上がるか、実はよく分らない。
 確かにここのアニメコーナーは福岡の店の中では充実している方だ(っつーか、他がシャバ過ぎ)。「アニマップ」なきあと、いかにも濃そうなオタクな方々が寄ってる様子はある。『大巨獣ガッパ』ボックスや『宇宙大怪獣ギララ』ボックスまでよく売れてたみたいだし。
 でも、それだけのオタクなら、福家書店にもきっと寄ってる人ばっかりなのに違いないんだよな。
 どっちかと言うと、ここの店員さんに来てもらいたいくらいなんだが、どうせオタアミ当日は連休中だし、仕事だろう。けどもう、他にオタアミに興味持ちそうなオタクが寄りそうなところって、各種マンガ喫茶やインターネットカフェくらいしか思いつかないしなあ。でもそういうところって、チラシ置かせてくれなさそうな気配が濃厚。
 残り1ヶ月を切ろうかという時点では、これが私にはもう精一杯である。
 ……ああ、本職のコネ使えたら、あいつもこいつも呼べるのになあ。
 
 福家書店で新刊を買いこむ。
 ここもオタアミのチラシ、しこたま置いているのだが、なんだか枚数置き過ぎてるせいもあるのか、減ってる気配がまるでない。
 しかも、置き方がまずいのか、へにょっとしおれて、何のチラシかも解らない。一所懸命立ててみたが、やっぱりへにゃっとなる。
 ……なんだか縁起が悪いぞ。置き場所変えた方がよかないかなあ。

 天神から博多駅に向かおうってところでもしげから電話。
 声の調子がえらく暗い。
 「……ごめん、ちょっと帰りが遅れる。いったん、ウチに帰って鍵、開けとくからすぐ帰っていいよ」
 ……試験落ちたな、こりゃ。
 こうバレバレだと何も言う気になれん。


 博多駅のダイソーで数珠を二人分買う。
 明日の母の七回忌用のだが、こういう百円ショップじゃ、アクセサリー用の短いのしか置いてない。かと言って専門店で何千円もする高いの買う気は毛頭ないので、やっばりそれを買う。
 ウチに帰りつくと、しげも間もなく帰ってくる。
 「落ちたよ〜、信号一つ見落とした〜。隣の人なんか人道に乗り上げても合格したのに〜」
 「再試験、あるんだろ?」
 「ウン、火曜日」
 「ならよかったじゃんか」
 「なんで?」
 「もう一回、実際にクルマに乗る前に練習ができるんだから」
 そう言ってやってもしげはまだ不満そうな顔だ。プラス思考ができない女なのだなあ。

 父から電話。
 明日のために散髪しておかないか、と誘われたが、風邪で外に出かけたくないと返事。ホントは今日のうちに果物を買って行く予定だったのだが、ヘタに外を出歩いてしまったので、体調が本気で優れない。それも含めて、明日のこまごま、結局父に頼む。
 ダルいカラダをおして、劇団ホームページのリレー小説、自分の回を書く。今日がシメキリだから、日延べってわけにはいかないのだ。
 集中力が切れそうになるのをなんとか持ち直させながら書き綴っていくので、いつもの半分くらいのペースでしか書けない。なんだか、受験勉強でもしてる気分になる。前の設定を読み返してみても、なかなか頭に入ってこない、ともかく書いて行くのが精一杯で、文章の手直しも何もあったもんじゃない。
 イライラが溜まって怒鳴りたくなるのを、かろうじて抑えている。
 なのにその間、しげはいつまでも「ちぇっ」とか「あ〜あ」とか、ブツブツブツブツうるさい。またしげの「かまってほしい」病だ。
 ワザと私が書くのジャマしてるのがミエミエ。
 ええい、未練がましい、鬱陶しい。それでも男か。女だけど。
 「いい加減にしとけ!」と怒ったら黙って部屋にすっこんでしまった。どうせ何か家事をするでもなし、引きこもっててもらってた方がずっとありがたい。
 あ〜もう、勝手に泣いてろ(-_-;)。
 

 ゼロゼロナンバー・プロジェクト編『サイボーグ009コンプリートブック』(メディアファクトリー・1785円)。
 原作・アニメ全ての情報を完全網羅、と謳ってるのに、肝心の今回のアニメ化についての情報が全くない。
 ワザと隠してるんだったら、帯に「3度目のアニメ化!」なんて書いてあるのもヘンだし、第一、それじゃ宣伝になるまい。この本を編集してる段階で情報自体がなかったと考えるのが妥当かも。
 それにしても、やっぱり原作『移民編』の改変については、一切触れないままだ。改変にやましいところがないなら、明記するに吝かではないはずなのに、こういう「事情」自体を書こうとしないというのは、ただの「ことなかれ」でしかない。
 『移民編』は改変前の「ミュータント」の設定の方が絶対に完成度が高い。アニメ版も恐らくは改訂後の設定でやるんだろうけど、だったら無理してアニメにする必要ないと思うのだが。
 石森さんのご子息の小野寺丈氏による『神々との戦い編』小説版、2002年には出版、と言ってるが、また、延びたりしないだろうなあ。ここまで来たら、駄作でもいいから読んでみたいんだが。ともかく、私が死ぬまでにはどうか出版されますように。


 マンガ、柴田錬三郎原作・柳川喜弘作画『眠狂四郎』1巻(新潮社・530円)。
 眠狂四郎のキャラクターデザインは、腰まで届くほどの長髪が原作のイメージとかけ離れている(と言うより時代劇らしさが全くない)のだが、筋運びは原作に実に忠実である。美保代が犯されるシーン、ちゃんとあるし。
 原作を読んでいる人にはご承知の通り、この作品の要は、何かとうまいこと言って狂四郎を乗せて操ってしまう武部仙十郎にあるので、こいつがただのヒネタ爺さん程度のキャラにしか描かれてないのはちょっと残念。映画シリーズはたいていこの武部の爺さんがすっ飛ばされてることが多いので(それに近い役を『眠狂四郎勝負』では加藤嘉が演じてはいたが)、実は極めつけといわれる市川雷蔵の狂四郎シリーズ、私はそれほど高く評価してはいないのである。
 それに比べると、まだこの爺さんが出てる分だけ、マンガ版の狂四郎シリーズはちょっと期待したい。でも、全シリーズマンガ化はムズカシイだろうなあ。第一シリーズの『無頼控』をマンガにするだけで2、30巻はかかるだろうし。


 マンガ、雷句誠『金色のガッシュ』3巻(小学館・410円)。
 シリアスとギャグの混ぜ合わせがなかなか楽しくなってきたが、なんかギャグのヘタレ具合がなんとも気に入ってしまっている。
 魔物たちがどうして日本にばかり現れるか、「一番勝てそうなやつと最初に戦いたい」という設定は意外と整合性があってウマイ。これなら、敵の魔物が弱くても不自然じゃないし。
 ……いやね、実際、「なんでこんな弱い敵ばかり」って思うくらい、ヘタレたヤツが次々挑戦してきやがるのよ、これが。中でも、変身能力しかないペリカンみたいな魔物キャンチョメと、ナルシストのイタリア俳優、フォルゴレのコンビは最高だ。「(自分が)弱くなる呪文」を駆使するあたり、もー、オイちゃん情けなくて涙が出るよ(T∇T)。
 こういうコメディリリーフは簡単に殺しちゃいけないのは鉄則。ちゃんと生き残った以上は、クライマックスでの再登場を期待したい。
 

 マンガ、石ノ森章太郎『気ンなるやつら』(双葉文庫・600円)。
 今はなき雑誌『平凡』に、1965年から1968年まで連載された、短目のラブコメディー。
 六ベエとマリッペ(この「ペ」って愛称が時代ですな)のケンカしたり照れたりの他愛ない恋愛模様を描いた作品なんだけど、こんな作品にまで随所に石ノ森さんが「実験」を試みてることに驚く。
 サイレントかつ縦長俯瞰のコマだけで構成した『雨の中のふたり』など、もとネタが『シェルブールの雨傘』だってことはすぐ分るけど、その換骨奪胎の技が絶妙にウマイ。
 『スペース・オペラ!?』の巻なんか、ハッキリ『サイボーグ009/超銀河伝説』の基本プロットになってるもんなあ。
 毎回ヒロインのマリッペが、表紙絵でお色直ししてくれてるのも嬉しいのであった。

2000年10月20日(金) カシューナッツと水木の世界とパーティと/『大熱血』(島本和彦)ほか


2001年10月19日(金) 逆探知されました(^_^;)。/『コータローまかりとおる!L』1巻(蛭田達也)ほか

 オタアミ当日まであと36日! 36日しかないのだ!

 風邪、全然よくならない。
 そりゃあ、病院にも行かず、安静にもしておらず、仕事して動きまわってるんだから、当たり前ではあるのだが、若いころに比べてホントにカラダなにガタが来てるのだと、淋しい気持ちに。
 昔は一日じっと寝てればたいてい治ってたものなのに、今は一度風邪をひくと1週間から2週間は、引きっぱなしだ。早く帰って寝たいのだけれど、今日も今日とて残業。
 しかも、昨日なくした自転車の鍵、実はまだ見つかっていないのだ。
 今朝は、「わあ、これじゃ出勤できんじゃないか」と、仕方なくしげが寝ている間に、しげの自転車の鍵を盗み出してきたのだ。
 多分しげは自転車に乗らないだろうから、迷惑はかからんだろうとの判断だが、勝手な決めつけかもしれない(実際そうなんだけど)。
 ああ、でも頭フラフラな状態で行き帰りの山越えはキツイなんてもんじゃなかった。
 ……コラ、そこの前行く、親子連れ、なんで道一杯に広がって歩いてるんだ。アタマ悪そうなガキ、三人もこさえてやがって。
 ホラ、ベルを鳴らしてやってるだろ、どけよ、どけったら。
 ああ、もう! どうしてベルの方にみんな一斉に寄ろうとするのだ。
 撥ねられたいのか、貴様ら。
 そうなのか? そうなんだな?
 そうかそうか、撥ねられたいのだな。ようし、撥ねてやる、撥ねてやるとも。
 へ(゜∇、°)へ ウケケケケ……。

 ああ、でも百万人を殺してるやつらは今、英雄と称えられつつあります……。


 帰りはもう8時近く。
 道すがら、ふと、道端に米の自販機があるのに気付いて、早めに買って置けば今月食料が尽きることもないなと、自転車を停め、何の気なしに万札を入れる。
 ところが、その途端に自販機がいきなり、ガタッと、音を立てて、販売中止の表示が出た。
 万冊は食われたまんまだ。
 いったい、どういうことよ、と、返却ボタンをガチャガチャ押してみるが、ウンともスンとも言わないし、動かない。
 よくよく自販機を見ると「一万円は使わないで下さい」の張り紙が。
 鳥目なので気がつかなかったのだ。
 張り紙には自販機を置いた店の電話番号も書いてあったので、慌てずに携帯で電話番号を掛け間違わないように押す。

 「この電話番号は、ただいま使われておりません。うふ♪」

 いや、「うふ♪」なんて言っちゃいないが。
 どういうことだよ、オイ、と、もう一度、番号を確かめて押すが、やっぱりつながらない。
 呆然として5分43秒ほど立ち尽くし、ハッと我に返った。
 このまま、諦めて帰るわけにはいかない。
 コトは十円百円の話ではない。
 「いちまんえん」なのだ。
 いちまんえんあれば、30年前ならチロルチョコが1000個買える値段なのだ(今はサイズが小さくなって1個20円なんだっけ?)。
 こうなっては非常手段に出るほかない。

 私はためらわず、110番をプッシュした。
 
 「あ、あの、すみません、こんなことで電話していいものか迷ったんですが」
 「はい、なんでしょう」
 「実はこれこれしかじかで一万円取られてしまいまして。いったいどこへ尋ねたらいいものやら迷った末に、お電話差し上げた次第で」
 「ハアハア、で、そこはどこです?」
 「……どこでしょう?」
 「……自分のいる場所、わかんないんですか?」
 「○○○から○○に向かう道だってことはわかるんですが……。鳥目で、あたりの様子が暗くて見えないんですよ」
 「近くに目立つ建物は?」
 「道が広くて、向かいの建物も見えません。……ちょっと渡って見てきます」

 きー、きききい!
 どてぽきぐしゃ。

 いや、ここでクルマに撥ねられてたら、こんな風に日記書けてないって(^_^;)。
 「あ、向かいの建物、わかりました。……もしもし? もしもし?」
 き、切れてる。走った拍子にうっかりボタンを押してしまったらしい。
 しかし間髪を入れずに、着メロが。

 ちゃっちゃらっちゃーん、ちゃーららー、
 ちゃっちゃらっちゃーん、ちゃっちゃらっちゃー、
 ちゃっちゃらっちゃーん、ちゃーら、ちゃーらー、
 ちゃーらっちゃー、ちゃーららー♪

 これだけでもわかるヒトには何の曲かおわかりだろう。しげが私のために入れてくれたのである。道端で鳴るとかなり恥ずかしいが。
 それはそれとして、慌てて電話に出ると、さっきのおまわりさんの声が。

 「いきなり切ったらいけませんよ!」

 ぎゃ、逆探知!
 逆探知されたのだ。
 いやあ、警察が逆探知するシーン、ドラマなんかでよく見るが、まさか自分が犯人の立場に立とうとは。警察にイタズラはできんのだなあ、と感心したが、いや、感慨に浸っているわけにはいかない。
 「すみません、うっかり切っちゃって。あの、えと、向かいには○○○○って建物があります。その隣には○○○○が」
 「わかりました。20分くらいでそちらに行きます」
 「……20分ですか?」
 「待てませんか?」
 「いえ、待ちます待ちます」

 で、寒空で待つこと20分。ようやく到着したパトカーから、若いのと中年のおまわりさんが二人。やっぱり警官ってこんな些細なコトでも必ず二人一組で行動するんだなあ。  
 事情を説明したあと、実際に自販機を見てもらうが、別におまわりさんに来てもらったからって、自販機が観念して万札を返してはくれないのだ(当たり前だ)。
 石地蔵を縛って引っ立てるのとはわけが違うし、途方に暮れるのはおまわりさんとて同じ。
 「電話は通じなかったんですね?」
 「ええ、何度かけても」
 「じゃあ、念のため、もう一度かけてみてください」
 「あ、はい。ぴぽぱぽぴぽ」

 「この電話番号は、ただいま使われておりません。てへ♪」

 「ほら、かかりません」
 「……あの」
 「なんでしょう」
 「市外局番を押してませんよ」
 「……は?」
 「携帯は、市外局番を押さないとつながらないんですよ」
 「そうなんですか?!」
 そう言えば遥か昔にしげがそんなこと言ってた気が。こっちから電話かけることなんて殆どないので、すっかり忘れていたのだ。

 改めておまわりさんが米屋に電話をかけてくれる。
 「20分くらいで来るそうです。待ちますか?」
 「……待ちます(ーー;)」
 私がおまわりさんにふかぶかと頭を下げたのは言うまでもない。
 しかし、更にそのあと20分。
 背中を走る悪寒と、ひっきりなしに出る咳に耐えながら、ようやく米は手に入れたものの、ますます風邪は悪化していくのであった。
 せめて栄養をつけようと、ポプラでカレー、スパゲティ、ネギ塩焼きそば、ハンバーグ、カツ弁を買って帰る。もちろん大半はしげが食うのである。


 しげ、『ナジカ』の第1話を見ていないと言うので、改めて一緒に見る。
 よっぽどパンモロが気に入ったらしい(^∇^)。
 しげは生のポルノとかは全然アウトなのだが、アニメのエロは全く平気なのである。
 「だって、人間同士って気持ち悪くて」
 これがよくわからない。
 結局は本人の想像力の問題だと思うんだがな、実写だろうとアニメだろうと。
 西原理恵子さんが、最近ホームページの『鳥頭の城』から田亀源五郎さんのサイトにリンクを張ったのだが、私はもう、表紙イラストを見ただけでゲンナリなのだが、しげは全く平気である。
 「だって、イラストじゃん」
 だからよう、私は別に他人がゲ○だって別に構わないけどよう、こっちに絡んでくること考えたらもうダメなんだよう。


 マンガ、天樹征丸原作、さとうふみや作画『探偵学園Q』2巻(講談社・440円)。
 先月1巻が出たのに、もう2巻が出たってことは、作者も、トリックがバレバレでくだんないと言うことを知った上での確信犯なのであろう。
 いちいち文句をつけるのも腹が立つのだが、この作家たちにはミステリに関する良心がない。あるいはとてつもないバカなのかも。
 堂々と盗作しておきながら、その盗作の元ネタを作中で披露する神経というのはいったい何なんだろうねえ。
 ヒトコト言っとけば、目の前に死体があるのに、それを検死しない時点で、ミステリとして卑怯なのである。


 マンガ、蛭田達也『コータローまかりとおる!L』1巻(講談社・410円)。
 ついに『コータロー』シリーズも最終シリーズか。
 長かったなあ。空手、柔道と来て、ラスト・シリーズは「忍者」モノだよ。
 しかし、連載開始後、18年、やっと「新堂功太郎」の元ネタが、伊賀忍者「新堂小太郎」であることが披露された(←実在)。
 っつーことは蛭田さん、忍者編で締めることを、もう十年以上も腹案にしてたわけだ。よく根気が続いたなあ。
 でもそれだけ寝かしてただけあって、今シリーズはこれまでの全てのキャラが総登場しそうな気配。舞台はなつかしのDブロック!
 天光寺も20数巻ぶりの登場、相変わらずハ○ネタで真由美とやりあってくれるし、ヨシミちゃんもやっぱり血を際限なく流し続けてるし、狂死郎も例の宴会チ○芸を見せてくれるし、ルーティーンギャグが懐かしいったら。
 っつーか、ここまで読み続けてたやつがどれだけいるのか(^_^;)。ましてや、JACの黒崎輝主演で映画化されたことなど誰が覚えていようか。
 ……行きましたよ、劇場まで。今思い返すと、この映画に出てたことをプロフィールから隠したい人もいそうな気がする。佐土谷峻兵役の伊原剛志とかね(^^)。
 それはそれとして、もう少し引いてから登場させるかと思ってたコータローの母ちゃんもいきなり登場だし、相当気合いが入ってる感じだ。
 さて、今度は何十巻続くのだろう(^_^;)。
 タイトルの「L」は、LOVEとかLOOKだとか異説があるようだが、LIBERTYじゃないかな、一番コータローのテーマに合ってると思うし。

2000年10月19日(木) 異端審問と放火魔タマキと消えたメールと


2001年10月18日(木) 風邪、続く。気の利いたタイトルなんて思い浮かばねーや/『トライガン・マキシマム』6巻(内藤泰弘)ほか

 オタアミ当日まであと37日! 37日しかないのだ!

 auのCMに出てる浅野忠信、「鏑木」くらい読めろよ。
 「かぶらぎ」って読むんだよ。
 天知茂の明智小五郎シリーズの音楽やってる「鏑木創」って作曲家がいたろう。昨日見た『十兵衛暗殺剣』の音楽もやってたな。
 ……軽いツカミでした。すみません、まだ熱にうかされてるんです。


 昨日からの熱、未だに続く。咳も激しくなってきたし、痰も絡む。病院行きたいなあ、ゆっくり寝たいなあ、と思っても、今はとても休めるような仕事の状態ではない。かぼげほごほと咳をしつつ、それでも弱音を吐いてはいられない、明るく元気に振る舞わねばとヘラヘラ笑いながら仕事をしていたが、端から見たらヘンなやつに見えたかも知れない。

 ふと気づくと、家の鍵がない。
 自転車の鍵もない。ポケットを全部探しても鞄の中をひっくり返してもどこにもないのだ。
 熱発してるせいか、記憶もすっ飛んでいて、どこかに置き忘れたのかどうかも全く思い出せない。具合が悪いこともあり、今日はタクシーで通勤。
 けれど銀行に寄って無いのでサイフには金がない。
 しげからお金を借りるが、ケチクサイしげのことだから、後々までネチネチ言われるんだろうなあ。
 「ひばり喚くぅよ、金返せ♪」
 ……誰の歌か、わかるかな?


 帰宅して横になり、ともかく寝る。寝て汗かけば、少しは楽になるかと思ったが、1時間もすると、せきこんで自然に目が覚める。
 あふあふと言いながらしげにラーメンを作ってくれと頼む。
 さすがに今日は日記更新をする元気がないが、掲示板の返事だけはともかく書きこむ。
 しげの作ったラーメンは醤油ととんこつのスープを混ぜた山盛り。あと卵を混ぜてある。とりあえず汗をかきたかったので頼んだんだが、なんか作りが大雑把だよなあ。病気の時にはちょっとした気遣いとかがすごくうれしく感じられるものだが、しげにはそんなもんがカケラも無いからな。冷凍庫にはモヤシだってあるんだし、そういうのがちょっと入ってるだけでもココロがほんわかするんだがなあ。
 いや、別に「ほかほか家族」なんて期待しちゃいないけどよう。
 ……あのアニメ、もう覚えてるヒト殆どいないだろうなあ。日々の生活を無理やりコトワザにこじつけるあたりが笑えたが、キャラデザインはマンガマンガしていて好きだったのである。制作スタッフなんか全く覚えてないんだが、アレは誰の絵だったのかなあ。

 余り味気なくて寂しくなってきたので、自分で鶏肉炒めを作る。小麦粉を溶いてエノキと卵を混ぜてお好み焼風にしようとしたが、やはり頭がフラついてるので味付けに失敗。醤油を入れすぎた上に焦げつかせて、辛いんだか苦いんだかわかんない味になった。
 でも作ったものを捨てるわけにはいかないので無理して食う。
 ああ、ますます気分が悪くなっちまったい。


 しげが『ナジカ電撃作戦』に興味を持ったので、第2話を一緒に見る。
 「可憐なパートナーは美しき弾丸と共に」。
 そのパートナーのリラが、ショットガンを片手持ちしてるカットを見て、しげが「なにこいつ?」と聞いてくる。
 「なんかロボットらしいよ」と答えといたが、正確には“ヒューマリット”と言うらしい。
 じゃあ、ヒューマリットってのが何かと言われるとまた説明に困るのだが。
 SFものは作品によってはその用語に権利が発生するものがあるので、ウカツには使えない。いきおい、作品ごとに新しい用語がやたらと生まれることになって困るんだが、「ロポット」「アンドロイド」「ヒューマノイド」とどう違うんだ。
 その辺の面倒臭さをゆうきまさみは『究極超人あ〜る』の中で「ロボットじゃないよ、アンドロイドだよ」とからかってみせたんだったが、更に火浦功は『未来放浪ガルディーン』の中で「ロボットじゃないよ、オーガニックインフォーサーだよ」と発展形を披露したのであった、って何のネタかわかんないね、すみません。
 ともかく、ヒューマリットってのは「生身の人間に限りなく近いが通常の人間の数倍の能力(身体的能力や知能指数)を備えてはいる」ということだが、そうなるとサイボーグやバイオロイドとかに近い感じなのか。よくわかんないが、出だしの展開が何となく『ザ・ビッグ・オー』に似てるんで、どう奇矯な行動をしていってくれるか、今後が期待できそうな設定ではある。
 こういう「人間でないものがトンチンカンな行動をとる」ってのは、やっぱりルーツは『王子と乞食」や『ローマの休日』あたりにあると思う。いや別にアン王女を「人間じゃない」と言いたいわけじゃないけど、経験を通してヒトとしてのココロを手に入れるって路線を辿る点では同じだからね。
 ……で、ヒューマリットのリラ、いきなり今話で逆立ちしてパンツを思い切り見せているのであった(^_^;)。


 マンガ、内藤泰弘『トライガン・マキシマム』6巻(少年画報社・520円)。
 わあ、GUNG-HO-GUNS、数が増えてやがる。なんか、霞谷七人衆が八人衆にいつの間にかなっちゃったみたいで、ちょっと話ムリヤリ続けようとしてないかって気はするけれど、一応クライマックス近しって感じはするのでまあいいか。
 「例の事件」のせいで(後書きでちょっとだけほのめかしてるけど)、内藤さんも多分随分参っちゃったと思うのに、それがまたバネになっているらしいのが嬉しい。
 「一度罪を犯した者の罪は、永久に消せないのか」
 「暴力を、殺人を、ヒトはヒトを犠牲にしなければ生きられないってコトを完全に否定するのは不可能なのか」
 現実的に考えれば、答えを出すのは簡単な、けれどあえて別の答えを求めてさ迷うヴァッシュの姿は、今までも随分壮烈だった。壮烈過ぎて、ついに悲しい弱音をヴァッシュは吐いてしまった。
 「もうわかんないんだ。どんな表情すればいいのか」
 ああ、このセリフは結構胸に刺さった。
 先が見えなくなった時って、もうなにがなんだかわかんなくなるんだよなあ。でも、そのセリフを口にした、というコトは、それを乗り越える展開を、キャラクターが、そして作者自身も考えているということでもあるのだ。
 物語はいったん、過去へ遡る。アニメでも描かれた、レムとの交流。
 プラントを受け入れることに偏見を持っていなかったレムに、同じように育てられていながら、ヴァッシュとナイブズはなぜ二つの道に分かれたか。それを語り終えたあとに、本当のクライマックスが訪れるのだろう。
 なんの希望も見出し得ないような設定なんだけど、それでも何かの希望を求めて物語は進んで行く。
 ヘンな雑音に惑わされず、内藤さんには頑張ってもらいたいものだ。


 マンガ、北崎拓『なんてっ探偵アイドル』5巻(小学館・530円)。
 脚本を井上敏樹が書いてるってことで、AIQのぴんでんさんはこんなのまで読んでらっしゃるようだが、すみません、私も読んでます(^_^;)。
 トリコロールの同僚と言うか、アキラの推理のライバルとして登場した新人アイドルの山吹美奈斗、作中に出て来た写真のポーズなんか見てると、釈由美子あたりをモデルにしてるように思うんだが、どうだろうか。
 ストーリーやトリックの方はどうこう言えるほどのレベルではないのだが、犯人のキャラクターが毎回エキセントリックなのはやっばり青少年向けだから「勧善懲悪」でないとってコトなのかな。ドラマとしてはこれ、随分マイナス要因になってると思うんだけど。

2000年10月18日(水) オニギリとわらび座とフリカケと/『彼氏彼女の事情』10巻(津田雅美)



↑エンピツ投票ボタン
日記の表紙へ昨日の日記明日の日記

☆劇団メンバー日記リンク☆


藤原敬之(ふじわら・けいし)