無責任賛歌
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藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2000年10月18日(水) オニギリとわらび座とフリカケと/『彼氏彼女の事情』10巻(津田雅美)

 今朝も空模様がぐずついている。こんな日はタクシーでさっと職場まで行きたいが財布がそれを許してくれない。給料日まであと少し。とりあえず晩飯はオニギリ一個だ(^_^;)。
 出張した同僚の代わりの仕事まで引きうけているので今日も忙しい。相変わらず仕事の連絡は不充分なので、戸惑うことしきり。今日など同時に仕事が二つ重なったぞ。いわゆるブッキングだが、そんな状態にしておきながら、責任者は誰も「すみません」とは言わない。「謝れば負け」とでも思ってるのか。

 突然、職場まで「わらび座」のKさん(実はもう名前を忘れているが、イニシャルは何となくKのような気がする)が訪ねて来る。しかも私を名指しだ。
 おかしいなあ。どこから私の名前を知ったんだろう。職場関係者にはあまり芝居に携わってることを吹聴してないんだが。
 会ってみるとKさん、何となくほんわかした感じの女性。雰囲気が何となくヨシヒト嬢に似ている。なぜ私の名前を知ったのか尋ねたが、聞いて納得。以前いた職場からの繋がりだったのだ。……あの頃は私が「芝居をやっている」ってことが周囲に知れ渡っていたからなあ。
 ……話の内容は「わらび座」の芝居の営業。それにしても演劇関係者を探すのにこうも地道に足を使うものなのかと感心する。
 勧められた芝居、「歌舞集・21・飛翔』というのと、司馬遼太郎原作『菜の花の沖』。後者は去年から福岡まで来ないかと楽しみにしていたもの。美術が妹尾河童なのだ。ただ会場が福岡市民会館と、福岡で一番古く寂れたボロいところなので、妹尾さんの舞台を生かしきれるか心配。

 帰宅すると鴉丸嬢、C−1藤田くん、其ノ他くん、遊びに来ている。
 土産に「ネズミ男饅頭」なんてモノを持ってきているので、てっきりあの鳥取地震の現場、境港まで行って来たのかと思って聞くと、今、キャナルシティで水木しげるグッズの販売コーナーが出来ているそうな。なんでも「フリカケババア」「フリカケジジイ」なんてのまで売ってるらしい。
 ……これは仕事が一段落したら行ってみねば。

 津田雅美『彼氏彼女の事情』10巻読む。1巻の頃の面白さは既にないが、今でもちょっとしたコマや台詞に、この作家のニヒリズムがかいま見えて面白い。……でもそろそろブラック有馬の正体をばらしてほしいもんだ。それにいくらキャラクターを増やしたところで、描き分けが今イチじゃねえ……。



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