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藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2001年10月02日(火) 新番組マラソン開始!/アニメ『FF:U ファイナルファンタジー:アンリミテッド』第1話「異界への旅」ほか

 オタアミ当日まであと53日!

 AIQから預かっている『オタクアミーゴス in 九州』のチケットがなかなかハケない。
 しげの話によると、このたび、まあなんというか、笑っていいのか気の毒に思うべきかよく分らない理由でトバされることになったマネージャーさんが(事情はしげに直接聞いてください。当事者じゃないもので、私の口からはなんとも)、「時間が許す限り行きますよ!」と仰ってくれてるらしい。
 しかし、時おり劇団ホームページの日記の方にしげが書きこんでいる記述をお読み頂いてる方には先刻ご承知のことであろうが、このマネージャーのAさん、いまどき珍しい「青春野郎」なのである。モリケンなのである。
 「もしこの中に泥棒さんがいたら名乗り出てください! 僕は待っています!」って熱血教師みたいな人らしいんである。
 さて、こういう方が果たして「オタアミ」が何なのか、ご承知の上で来られるというのだろうか。
 多分、いや、絶対なにか勘違いしていると思うのである。っつーか、「モリケン」やってる時点で、人生間違えてる人だよな。
 多分、Aさんの心の中では、「オタアミ」が21世紀の人類の明るい未来を担う進歩と調和の一大イベントと認識されているのであろう。

 ある意味、当たってるかな。ヽ(^。^)丿(←ええじゃないか)


 今日あたりから、秋の新番アニメが次々と登場してくる。
 今回、見られるだけのアニメ新番を見てやろうかと考えている。
 別にたいした理由はない。なんかね、ちょっとね、面白いアニメに飢えてるんでね、ストレスが溜まったときに、ムショーにバカ食いしたくなっちゃうのと同じ心理だと思ってくらはい。
 とりあえず一通り見てみて、面白いものだけピックアップして見ていこうかと思ってたのだが、いきなり帰宅が遅れて『しあわせソウのオコジョさん』を見逃しちまった。
 ……なんかチラッと見た感じでは、オコジョが好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きでたまらない変な人が出ていたので、面白いのかもしれない。ヘンタイものはギャグの王道であるからだ。って、ホントか?

 困ったのは、18:30からの『フルメタル・パニック!』(WOWOW)と、『FF:U ファイナルファンタジー:アンリミテッド』(TVQ)とがカブってたこと。
 まあ「ハイジかヤマトか」って迷うほどのものじゃないが、同時チェックはできない。片方を録画して、もう片方をナマで見るしかないな、と思って、迷った挙句、『FF:U』を録画して、『フルメタル』を見ることにした。
 ……結果的に、この判断は「正解」だった。
 時間になって、WOWOWで始まったのは、『フルメタル』ではなく、以前放送されていた『人形草紙あやつり左近』。

 ……ど、ど、どういうこと?
 もしかしたら、オープニングで何か事情説明があったのかもしれないが、ちょうどカレーを食いながら見ようと思って、皿に盛ってる最中だったので、アタマの部分だけつい、見逃していたのだ。
 最初に思ったのは、「落としたのか?」ということだ。でも劇場映画ならともかく、テレビシリーズの第1話が間に合わないというのはよっぽどのことだ。あの『エヴァ』だって、7話くらいまでは放映前に出来てたんだからなあ。

 次に考えた理由は、『フル』も『FF』も、どちらも制作が『青の6号』『ゲートキーパーズ』のGONZOだってことだ。
 再放送とならともかく、同一時間帯に同制作会社の新作がぶつかるって事態は避けたいのではないか。
 そのために放送曜日を変更したのかも?

 それとも何か自粛をせざるを得ない内容でも含まれていたのか。
 ……まさかこれも「テロ」の絡みか?
 来週の予告を見るとやっぱり『左近』を放送するらしいし、『フルメタル』はどこに行ったのだろう?

 で、しかたなくチャンネル合わせて、録画しながら見た『FF:U』第1回、『異界への旅』。
 果たして故意にやったのか、キャラクターに全く陰影がついていない。これ、『人狼』で沖浦啓之監督がやった手だよなあ。もちろん、平面的な絵のほうが作画的に動かしやすい、という利点はあるのだが(『未来少年コナン』を見よ)、そのせいでCGのメカや背景と重なってるときには、その違和感がとてつもなく激しくて激しくて。
 GONZO、そこまでしてCG使いたいのんか?
 ヘタするとスクウェアの二の舞だぞ?
 転んで目を回した時のウズマキまでデジタルで回転させなくてもよかろうにねえ。
 よく動かしてはいるのだが、ヒロインのリサの巨乳、全くチチが揺れてないぞ、なんのために影を省略したのか。チチ揺らさんでどうする。。
これにはやはり『FF』としてのシバリがあったりするせいなのか?

 『FF:U』、録画してあとでしげにも見せるが、「これのどこが『FF』なん?」という反応。
 「どこが」って、そもそも私ゃ、『FF』の世界観自体よく知らんのよ。「『FF』なのになんで佐渡島!?」って文句言われたってさあ、『FF』に佐渡が出ちゃイカンという決まりでもあるのか?
 怒りのあまりか、しげは「このアニメ見たあとだと、映画版が傑作に見えるね」とまで言ってのける。そりゃいくら何でもなあ。映画の『FF』、ありゃ『赤影』と並ぶ今年のワースト映画だぞ。多分、今年のラズベリー賞の筆頭候補にあがると思うが。
 そう言えば、スクウェアは、『FF』映画が思いっきりコケたんで(たって、日本円にして30億くらいは稼いでるんだけどね)、映画製作から撤退するのだそうな。「なぜコケたのか分らない」なんてプロデューサーは言ってるらしいが、そりゃ、客をナメてたからであろう。

 『ヒカルの碁』のアニメの予告編も二人で見たが、「なんだかなあ」である。
 見た目、影の付け方がうるさすぎて、原作の描きこみが多い割に涼やかな印象の絵と違い、妙にゴテゴテしている。しかも止め絵ばっかりでまるで動いてねー(-_-;)。
 でも、原作のテンポをアニメで再現出来るたぁ、ハナから思っちゃいないけど、期待せずに見てみれば意外と面白い部分も少しは見えるかも。
 原作はといえば、未だに佐為やヒカルのことほっぽらかして伊角編が続いてるなあ。それがどうしたって感じで、初めて『ヒカ碁』がつまんなくなってきたぞ。アニメは佐為が消えるあたりでうちどめにしといた方が無難かもなあ。


 風呂があまりに汚れていたので、懸命に掃除。洗濯物も溜まっていたので、ぐわらぐわらと洗濯機を回し、干すのはしげに頼んだ。
 ちょうどしげが「風呂に入る」と言ったので、上がるとき、ついでに頼むと言っといたのだが、でもどうせしげのことだから、すぐ忘れるに決まってるのだ。
 ……的中。

 カレーが尽きたが、しげが「もっとカレーを!」とピーチクパーチク騒ぐので、仕方なく作る。
 昨日のものより野菜ジュースを余計に入れて、甘口にしたら、途端にしげのウケがよくなる。やはりしげの舌、まだ子供なのである。


 しげ、『ガンダムエース』2号を読んで、「あ、さとう・げんさんって、SDガンダムの人だったんだ!」と驚いている。
 SDガンダムのっつーか、もともとは劇場版『クラッシャージョウ』制作時に、『がんばれアルフィンちゃん』というイタズラ描きをしてたのが安彦良和さんの目に留まって、それがSDキャラ開発のきっかけになったって経緯があるのだが。
 一時期は「映画本編より、併映のSDのほうが面白い」という評判すら取ってたものだったが、何となくアニメから離れてマンガにシフトして以来、あまりいい評判を聞かなくなった。
 実際、コマ割りは見辛いわ、独善的なギャグは多いわで、ちょっとこりゃウケねえよなって感じのものが多くなってたが。
 しげは「イッてるカミーユ」が大好きだったそうである。もちろん今回のマンガもカミーユが主役(タイトルからして『カミーユとファの非日常劇場 じ・おりじん』だし)。でも、パロディ自体がキャラ持っちゃうと一気につまんなくなるんだよね。やっぱり、オリジナルをからかってこそのパロディなんである。


 STUDIO HARD プロデュース『仮面の戦士三十年の歩み 仮面ライダー画報』(竹書房・2940円)。
 泰一シリーズ第1話から、『X』あたりまではほぼ1話も欠かさず、『アマゾン』『ストロンガー』もちょこちょこ見てはいたけれども、私は熱心な『ライダー』ファンとは言えない。
 実は『テレビマガジン』の「少年ライダー隊募集!」に応募して、隊員バッジも持っていたというイタイ過去はあるのだが。
 やっぱり、「ウルトラ」シリーズのほうに思い入れが深いと、「ライダー」にはちょっとハマりきれない部分があるのだ。……ハッキリ言っちゃえば「怪人」に「怪獣」ほどの魅力を感じなかったんだよなあ。なんか弱いし。
 ヒーローもので私が見るポイントにしてるのは、「悪役が魅力的か」のヒトコトに尽きる。……あのさ、言うまでもないけどさ、最初の頃の大幹部、宮口二郎に天本英世に潮健児に丹羽又三郎だぞ? こんな豪華キャストなのに、結構もったいない使い方してたと思わないか?
 図鑑見返しても思うのは、大幹部が怪人に変身してもまるで弱っちいってことが不満の最たるものだったりするのだ。
 ゾル大佐の狼男はまだいいよ、死神博士がイカデビルって、どう考えても博士の美学に反する変身だと思うぞ。ブラック将軍に至ってはヒルカメレオンだよ?
 もちっとなんとかならなかったのか。
 まあ、こんなことを今更言ったって仕方がないこた解っちゃいるんだ。その分、今の『アギト』なんかを応援したいんだが、内容が『仮面ライダー』ってより『イナズマン』になりつつあるのがちょっとアタタと来てるとこなのである。

2000年10月02日(月) 出たものは全部食う、は貧乏人の躾か?/『名探偵は密航中』(若竹七海)


2001年10月01日(月) 貴公子の死/ドラマ『仮面ライダーアギトスペシャル』/『終着駅殺人事件』ほか

 オタアミ当日まであと54日!

 また朝っぱらからエロゲーをしているしげ。
 何でも某穂稀嬢から借りてきたらしい。
 しかし、ウチの劇団、どうしてこうエロゲーマー率が高いのか。しかもやってるの、ほとんどが女ばかりだ。
 「エヘへ、ねえちゃん、そこで四つんばいになって、おばさんに○○○見せてみい」って、そんな気分でゲームしてるのか。


 練習場に行ってないので、アミーゴスのチラシがどのくらいハケているか、しげに聞く。
 少し減ってるよ、ということなので、また来週あたり追加で置いておこうかと考えているが、だいたいあの練習場を使っている人々は演劇関係、音楽関係がほとんどなのである。
 さて、どのくらい興味を持つ人間が現われることか。


 今日は仕事を少し早引けして、医者に薬をもらいに行く。
 ついカレーなんか作っちゃったものだから、どうにも腹が重い。また体重が戻りかけてるのかなあ。でも怖くて体重計に乗れない。もともと舞台に立つ気でいたからカロリーコントロールもせねばと思っていたので、今となっては以前ほどの意欲は湧かないのだ。
 でもせっかく落ちた体重をどうしたら維持できるのか。
 しげに合わせて食事作ってたら、どうにもならないのである。
 と言い訳してるが、結局は私の意志が弱いのに違いはない。今日も、医者の帰りに腹が減っちまって、ついラーメンを食う。
 いやね、一応ね、大盛りとかチャーシュー入りとかもあったけど、それは控えたんですよ。ラーメン一杯だけ。それだけです。
 でも、それでもカロリーがバカ高なのは知ってんだよ。
 ……こりゃ痩せんのも当然か(-_-;)。


 古今亭志ん朝師匠、肝臓ガンのために死去。享年63歳。
 63歳という歳は常識的には若死になんだろうが、あの志ん朝師匠が還暦越えてたってのが、なんだかピンと来ない。
 新聞には「落語界のプリンス」って見出しで紹介されてるが、実際そのキャッチフレーズが相応しくて、若々しいイメージしか私にはなかった。
 もう若い人は『平成狸合戦ぽんぽこ』のナレーションくらいでしか志ん朝師匠を知らない人も多いのだろう。
 あれも若い頃の師匠の口跡を知ってるものとしては、なんだか気の抜けた、張りのないシロモノだったのだが。
 志ん朝師匠に説教臭いナレーションは似合わない。
 「これぞ法月弦之丞!」……NHK金曜時代劇、吉川英治原作の伝奇ものの代表作(『バガボンド』より十倍は面白いぞ)『鳴門秘帖』のナレーションを担当していたのが志ん朝師匠。このキメのセリフと若き日の田村正和のニヒルな演技が相俟って、あのシリーズは稀代の名編となったのであった。
 『新八犬伝』の坂本九と並んで、時代もののナレーションの白眉だと思ってるんだが、どうせNHKのアホウはこのビデオも消し腐ってやがるんだろうな。

 「この人はうまい」。
 誰もがそう評価する落語家はそう多くない。
 昭和40年代、志ん朝師匠は明らかに天下を取っていた。
 こう言うと多分、「談志はどうなんだ」と仰る方がいるだろうが、もちろん談志師匠のうまさに異論を唱えるつもりはない。
 ただ、あのアクの強さにはどうしても客によっては好き嫌いが生じる。
 たとえば、ウチの父も母も、根っからの落語好きでありながら、談志は一切認めようとしなかった。私が「談志ってうまいね」と言ったら、母なんか「あんなもの」と吐き捨てるように言ってたし。
 母が認めてた落語家は二人しかいない。
 志ん朝と小朝だ。
 おばさんキラーだったしねえ、二人とも。


 昨日の作り置きのカレー、具がなくなってるよう、追加して作ってとうるさいしげ。
 具がなくなったのは当然しげが食いまくったせいなのであるが、その自覚はないようである。
 「明日は作ってね」って、どうして自分で作ろうって気になれないかな。
 「だってアンタが作ったほうがうまいんだもん」などと言うが、それは自分の腕を上達させることを放棄してるからなんだよなあ。


 『仮面ライダーアギトスペシャル』。
 こういうスペシャルものにはやはり再生怪人軍団を出してほしいものだがそうはいかないらしい。
 ゲストは京本政樹、息子がアギトになり、そのことに堪えきれず自殺してしまったのを止められなかったことを今でも悔いている。
 だから翔一の力になりたいと思う展開なのだが、結局は本編に絡んでこないから、あってもなくてもいいキャラなんだよな。
 最近、本編のほうではすっかり人間が丸くなったカ感のある北条さん、今回は「オレはエリート」全開で楽しいこと楽しいこと。
 「あなたたちはいずれ私の前でひざまずくことになるのですよ、はっはっはっ」って、よくこんなセリフ今時書けたな、井上敏樹。
 ストーリーはこのスペシャルから映画版に続き、そして本編に戻るような流れらしいが、さて、新規の客もその流れでアギトにハマるようになっちゃうんだろうか。
 でも何となく「アギト」って新人類みたいで、「これ、ライダーじゃなくて『イナズマン』になってるじゃん」って言いたくなるんだけど。


 月曜ミステリー劇場・西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ23 第34回日本推理作家協会賞受賞作品『終着駅(ターミナル)殺人事件』。
 ……なげーよ、タイトルが(-_-;)。

 上野駅のトイレで発見された刺殺死体。
 彼は、青森の高校の同窓生たちと、七年ぶりに会い、列車旅行に参加する予定だった。
 警察は夜行列車に乗りこんだ同窓生6人を追うが、一人、また一人と彼らは列車内からその姿を消していく……。

 佐野洋が「オレの目の黒いうちは西村に協会賞はとらせん」と言ったとか言わなかったとか、確かにあれだけ乱作してたら、そう言われても仕方ないかなあ、とは思う。で、佐野洋が会長辞めた途端に協会賞を取っちゃったのがこの原作。
 ……功労賞とかよく待ったで賞って言ったほうがよくはないか。
 と言いつつ、実は原作まだ読んだことがない。
 これだけ作品自体が有名なら、それほどヘンな改変はしてないんじゃないかと思いはするが、さてどうだろうか。
 もし、このドラマが「原作通り」なら、ちょっと出来過ぎの偶然が多過ぎるよ、やっぱり。
 全く無関係に見えた者どうしが偶然出会い、事件に関係してくるっての、作者のほうは書きたがるんだろうけど、読者は別にそんなの喜んでないって。列車トリックもトリックといえるほどじゃないし。
 唯一誉めていいのは、動機が最後の最後で判明するあたりかな。……インチキギリギリの手だけど。
 でも役者はいい演技してます。
 土ワイの三橋達也・愛川欽也コンビの方はちょっと二人とも元気がなくなってきてる感があるので(とゆーか、もう作られてないのではないか)、渡瀬恒彦・伊東四朗のお二人にはもうちょっとがんばってほしいもんである。
 しかし、小田茜、凄みのある美人になったなあ。まさかあのエラ張ってるだけのほわほわした女の子がサスペンスもののヒロインになる日が来ようとはねえ。


 マンガ、高橋葉介『KUROKO 黒衣 ―くろこ―』4巻(完結/秋田書店・390円)。
 なんだなんだ、前作の『学校怪談』、もう単行本リストの中から消えてるぞ。絶版になっちゃったのか? まだ1年たってないってのに、見切りが早すぎらあ。昔は秋田書店は単行本をなかなか絶版にしないことで有名だったのに。
 4年以上続いたヒット作『学校怪談』ですらその始末なんだから、5巻行かずに終わっちゃった『黒衣』なんか、半年経たずして品切れになっちゃうんじゃないか。ヨースケファンは今のうちに買っておこう。
 一応最後のネタはどんでん返しのつもりなんだろうから隠しておくけど、『無限紳士冒険編』みたいなギャグで最後まで突っ走るかと思ったら、結構シリアスにうまくまとめた印象。
 今回の設定で一番立っていたキャラは、やはり囚われの姫、黄華(きっか)だろう。高橋さん自身は「クトゥルー神話をもとにした」と後書きで語っているが、実は設定は巷説の「件」、あるいは小松左京の『くだんのはは』の影響が濃い。何となくエヴァって感じもあるな。
 しかし、これで高橋さんが『チャンピオン』から撤退するようになったらイヤだなあ。一応どの週刊誌も一通り読むことにしてるんだが、これからは『ななか』しか読むものがなくなっちゃうし。

2000年10月01日(日) スランプと○○○の穴と香取慎吾と/映画『マルコヴィッチの穴』


2001年09月30日(日) 新人さんの名前は?/『不幸な子供』(エドワード・ゴーリー)ほか

 オタアミ当日まであと55日!

 イヤらしい「荒らし」が増えているようなのである。
 「エンピツ」のある日記、なんの恨みを買ったのか、どうやら2ちゃんねるに勝手にURLを張られちゃったらしい。
 そうかあ、こういう「荒らしの連鎖反応を促す」という手もあったんだなあ。まさしく「言葉のテロ」だね、こりゃ。
 荒らされた方も当然のように痛くご立腹。
 どうやら妙齢のお嬢さんらしいのだが、「ゲスヤロー!」とはしたないお言葉をば発せられている(^^*)。
 まあねー、その気持ちも分らないでもないのだけど、公開日記というものの性格上、ある程度は悪口雑言を浴びせられることも覚悟しておかねばならんと思うんだがねえ。黙ってられないというのが若さゆえの過ちかな(スミマセン。久しぶりに「ガンダム」にハマってるもので。「坊やだからさ」も可かな♪)。

 要するにこれは「読み物」であるわけだからして。
 我々が小説やマンガを読み、映画を見て「面白い」あるいは「つまんない」と思うこと、それは当然の権利なんだから、たとえ作者といえども禁止したりしちゃイカンのだよな。
 その批評のレベルがどんなに低次元でくだらないものであったとしてもだよ。
 ちょっと前、作家の栗本薫が、ネットで悪口書かれまくったことに激怒して、『グイン・サーガ』の後書きにまで「このままですむと思うなよテメーら」みたいなことをお書きになっておられたことがあった。
 プロとしての作家生活も長かろうに、えらく大人気ないことだと思ったものだったが、逆にそれくらい心が狭いほうが、作家としてはいいのかも知れないね。モノを創るという情念、エネルギー、創作意欲というもの、これはフニャフニャした軟弱な精神からはそうそう生まれてこないものだろうから。
 もっとも、この間荒らされて日記を書くのをやめちゃったヒトと違って、今回の方は戦う意欲マンマンのようだから、かえって「荒らされて」喜んでおられるのかもしれない。
 いやあ、女性は強いね(=^_^=)。
 
 
 今朝はちゃんと7時に目覚めて、『パワーパフガールズ』を見られた。
 『のうみそチューチュー』 原題/THE HEADSUCKER'S MOXY
何者かに襲われた後に記憶がなくなる被害が続出。犯人のロビン・リーチ、要人の頭に噛みついては、脳から大事な情報を吸い取っているのだ。ガールズは市長をオトリにして、犯人を誘き出すことにしたが……。
 ……という話だったみたいだが、なんだなんだ、見てたいして時間も経ってないのに、ほとんど筋を覚えていないぞ。
 そういえば、被害者のアタマのところに歯型がついてたっけなあってのは何となく記憶にあるんだが。ああ、あと市長が「次に狙われるのはワシじゃ!」とか騒いでたっけ。……でも、オチが完璧に抜け落ちてる。
 思うに、起きぬけだったので、まだ脳が働いてなかったか、さもなくばロビン・リーチに脳みそを吸われていたのであろう。
 『ガールズの主張!』 原題/EQUAL FIGHTS
 ガールズは女怪盗ファム・ファタルを捕まえるが、逆に女性差別問題についてそそのかされて、彼女を釈放してしまう。女性の権利に過敏になった3人は博士や市長の話を全く聞かなくなり、一方、ファム・ファタルは悪事をし放題。そこでミス・キーンやミス・ベラムらがガールズの説得にあたって……。
 「女性の悪者は私一人しかいないのよ!」……この程度の説得に乗せられるとは、所詮はガールズ、幼稚園生。って、最近はそういう話が多いなあ。
 つーか、これって、安易なフェミニズム運動やってる連中って幼稚園生並みっていう揶揄だよな。
 秀逸なのはファム・ファタルのデザイン。顔にも体にも「♀」マーク、って、こんなマスクつける感覚の女って、やっぱりどっかキテるぞ。いいのか、そんなキャラアニメに出して。
 もちろん、マスクを脱いだファムの顔は美人なのであった。


 『仮面ライダーアギト』第35話。
 やっぱりサブタイトルがほしいよなあ。特に今日は四人目のライダーが初登場したんだから。役割も何となくライダーマンだし。
 名前は「アナザーアギト」だそうな。……なんだか名前が思いつかなかっただけって気もするぞ。とゆーか、こんなキャラ出す予定は最初はなかったんじゃないのかなあ。
 デザイン的にはより昆虫的で、なんとなくスカイライダーとZXとシンを足して3で割ったような感じ。腹の筋肉が妙に細かいのがリアルなんだかゲテモノ趣味なんだか。
 でもあっという間に使い捨てそうなムードもあるのが気になる。重要に見えたキャラをどんどん途中で消してく癖までイシモリ調を真似してほしくはないんだが。
 

 『コメットさん』第27回 『ケースケの夢の実』。
 今日もメテオさん、疑心暗鬼の自意識過剰の思いこみののマイペースぶり。
 脚本家も彼女をコメットさんの引き立て役にばかりせず、ちゃんと見せ場を作ってほしいんだけど。
 コメットさんの呼びかけの収穫祭、メテオさんは「コメットのやつ、きっと何かたくらんでるに違いないわ!」
 「いつもたくらんでるのはメテオさまでは」と突っ込んで殴られるムークがいい味出してます。
 収穫祭当日、ライフガードの選出大会のために出席できなかったケースケに、こっそりと風になって会いに行ったコメットさんの代わりに、メテオさんはみんなのヒロインとなって大活躍したのでありました。
 ……やっぱりこの番組の主役はメテオさんなのである。


 ファミリー劇場『加藤夏季のファミナビ10月号』。
 さて、元気で今日も新番組『西部警察』や、本人も大ファンらしい『アキハバラ電脳組』なんかの宣伝をしてくれる夏季嬢であるが、さて、どこまでがシナリオでどこからが彼女の地であるのか。
 「『ゴレンジャー』の誠直也さん、ステキですよね! 誠さんは『特捜最前線』にも出てるんですよ!」って、どっちの番組も生まれる前だろう(^_^;)。
 「キレンジャーはやっぱりカレーを食べてるから黄色?」なんてボケは明らかにスタッフの仕込みだろうな。
 結構オタクな発言が多いのは、全体的にはやはりスタッフの教育の賜物であろうが、それをよくまああそこまでハイテンションでしゃべれるものだ。あのパッパラパーなキャラが、映画になると一転してホラーに馴染んじゃうのだから、やはり侮り難し加藤夏季、なのである。
 でも「『千と千尋の神隠し』、千尋がお掃除したりしながらオトナになっていく姿がとっても健気です」なんてトンチンカンなコメントはなんだかねえ。これは多分、自由に喋らせた部分なのだろうな。
 ……うーむ、掃除をするとオトナになれるのか。ウチのしげがいつまで経っても子供なのは掃除をしないからだな。納得。


 外は大雨。
 しげは練習に出かけたが、私はシコシコとパソコンいじったり、昼寝したり、カレー作ったり。
 昨日買った材料をぶちこんで、時間をかけて煮込む。
 イモをやや大きめに切るのがコツ。二日分くらいをまとめて作るので、小さく切っちゃうとすぐ溶けちゃうのだ。


 『機動天使エンジェリックレイヤー』最終26話『天使の翼よ! 私とヒカルを誘って』。
 おお、コミック版と結末が全く逆だ。
 途中から見始めたので、さて、面白いアニメだったかどうかってのは判断が下しにくいのだが、コミックよりは一人一人のキャラの掘り下げが出来ていたのではないか。
 前に女の子版『プラレス三四郎』と書いたが、最終回を見た感じでは女の子版『巨人の星』っつー印象も。


 練習が終わったら映画に行こうかと話をしていたのだが、結局しげが帰宅したのは6時過ぎで、今日は断念。
 まあ、雨天でもあるし、仕方ないかな。
 なぜ買えるのが遅くなったかというと、トリアス久山の近くまで行っていたからだそうな(ウチからはメチャ遠いのである)。
 何でも穂稀嬢の彼氏のお友達の豪邸が久山にあって、一人で三部屋も使えるのだとか。で、今日はそちらのお宅におジャマして練習してたそうである。
 穂稀嬢やその彼氏さんに騙されたのかどうか知らないが、まあ、新人さんが入ってくれたのはありがたい。音響も結構できるという話だし。
 ……で、なんて呼べばいいんだよ。早く芸名決めてくれ。
 「でねでね、そのヒトのウチ、たくさんエロビデオがあったの」
 「……見せたのかよ、そいつ」
 「ううん、そうじゃなくて『こんなのがある!』って、勝手に見たの」
 「ヒデエな。人権侵害だな」
 「エロビデオって、タイトルが面白いね。ほら、南野陽子の映画で『私を抱いて、そしてキスして』ってのがあったじゃない」
 「ああ、あのエイズの映画」
 「あのパロディでね、『私で抜いて、そして○○○○』……」
 ……まあ、外道な業界だからなあ。
 「そりゃあ、独身男は仕方ないよ」
 「でも、彼女いるんだよ、その人」
 ……まあ、若いってことなのだよ、それは。


 テレビにニュース速報で「高橋尚子女子マラソン世界最高記録」のテロップが流れる。
 もう30も近いってのに、たいしたもんだなあ。だいたい、たいていの選手がオリンピックのあとは期待の重圧に負けて記録を落としていくのに、そんなのを屁とも思っていない(本当は思ってるのかもしれないが、少なくともそうは見せていない)、これはやはりスゴイことだ。
 まあ、CMでは最近ヘンな踊り踊ってるけど。
 しげはやっぱりこういうニュースにも興味を示さない。昨日の長嶋引退にも無反応だったし、果たして世間の事件でしげの興味を引く出来事などあるのだろうか。

 
 エドワード・ゴーリー/柴田元幸訳『不幸な子供/The Hapless Child』(河出書房新社・1050円)。
 『ギャシュリークラムのちびっ子たち』『うろんな客』『優雅に叱責する自転車』に続く、ゴーリー絵本の日本語訳第4弾。
 これはもう、私の大好きな作品なので、全文をご紹介しよう。
 「勝手な引用は危ないんじゃないの?」なんてご注意を受けそうだけれど、絵本だし、批評目的なので、著作権侵害には当たるまい。

 あるところに シャーロット・ソフィアという女の子がおりました。
 シャーロットの両親は優しくて お金持ちでした。
 シャーロットはお人形を持っていて ホーテンスと名づけておりました。
 ある日、軍隊の大佐だったお父さまが、アフリカ行きを命ぜられました。
 七か月後、原住民の謀反が起きて お父さまが殺された、と報せが届きました。
 お母さまはやつれ衰え、やがて息を引きとりました。
 ただ一人血のつながった叔父さまは、落ちてきた煉瓦に脳天を砕かれてしまいました。
 シャーロット・ソフィアは一族の弁護士の手に委ねられました。
 弁護士はただちに シャーロットを寄宿学校に入れました。
 学校でシャーロットは 先生たちから してもいないことで 罰せられました。
 ホーテンスはほかの生徒たちに 八つ裂きにされてしまいました。
 昼のあいだシャーロット・ソフィアは できるだけ隠れておりました。
 夜は眠らずに しくしく泣いておりました。
 もう我慢できなくなり 夜が明けるのを待って 学校から逃げ出しました。
 シャーロットはじきに気を失い 舗道に倒れました。
 一人の男がやって来て 両親の写真が入ったロケットを奪っていきました。
 別の男が反対方向からやって来て シャーロットを連れ去りました。
 男はシャーロットを 卑しい場所に連れていきました。
 そうして 飲んだくれのごろつきに売りとばしてしまいました。
 シャーロット・ソフィアは 造花作りの内職をさせられました。
 わずかな食べ残しと 水道の水で食いつなぎました。
 ごろつきは時おり 幻覚に襲われました。
 シャーロットはどんどん目が悪くなっていきました。
 そうこうするうちに、実は生きていたお父さまが 帰国なさいました。
 お父さまは毎日 シャーロットを探して 車で街をまわりました。
 とうとう ごろつきが発狂しました。
 もうほとんど目が見えなくなっていたシャーロット・ソフィアは、表に飛び出しました。
 そしてたちまち 車に轢かれてしまいました。
 お父さまは車を降りて 瀕死の子供を目にしました。
 あまりの変わりように、お父さまは それが自分の娘とはわかりませんでした。

 ……これで終わりです。
 続きはありません。
 ヒロインが悲しく死ぬ結末は『マッチ売りの少女』が有名ですが、あれは一応天国に召されております。
 筋だけは『小公女』をなぞりながら、この話には救いが全くありません。
 なぜなら、この絵本のイラストには必ずどこかに小さな魔物が描きこまれているのです。シャーロットの運命は、初めから魔物に委ねられていたのでした。
 そして、物語が終わった裏表紙には、鏡の中にとらわれたシャーロットの魂と、大きく不気味な魔物の姿が……。
 現実に救いを求めちゃいけない。そんなものはただの偶然だ……。藤田和日郎なら激怒しそうなセリフですが、それがシビアな現実というものでしょう。
 このヒトの絵本はみんなこんなんばっかです。決して物語にご都合主義的なハッピーエンドを持ちこんだりしない。
 多分、子供の頃にこれを読んでいたら、きっと大きなトラウマになっていたでしょう。あの永井豪の『ススムちゃん大ショック』のように。
 機会がありましたらどうぞ手に取ってお読みください。読むだけなら5分しか時間をとられずにすみますよ。

2000年09月30日(土) 邪馬台国と背後霊と泥繋がりと/映画『モンティパイソン 人生狂騒曲』ほか



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藤原敬之(ふじわら・けいし)