無責任賛歌
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2000年09月30日(土) |
邪馬台国と背後霊と泥繋がりと/映画『モンティパイソン 人生狂騒曲』ほか |
半ドンで帰宅するが、女房たち、まだ撮影から帰ってきていない。 仕方なくパソコンを覗いていると、唐沢俊一さんがHPの日記で鯨銃一郎『邪馬台国はどこですか?』を好意的に評しているのを見つける。その批評が自分の評価と全く同じで仰天。 百人が百通り、違っていて当然の批評が一致するということは、バックにある文化が共通しているということだ。臭い言い方になるが、「 We are not alone!」って気分。「論理のアクロバット」という言葉で、ムフフ、と微笑した人は、わが同志である。 ……で、邪馬台国って、岩手県にあったって!?
マンガ、がぁさん『背後霊24時』1巻読む。18禁マンガは殆ど読まない(偏見はない。面白く読むアプローチの仕方が分らんだけ)が、この人の作品だけは別。思うにこの作者、エロマンガが読者の「覗き趣味」に依拠していることを逆手にとって感情移入させる手法がうまいのだ。女の子のプライバシーを覗くことに罪悪感を感じる男の子の背後霊、という設定は今まで意外になかったのではないか。 DVD『モンティパイソン人生狂騒曲』見る。TV放映がなかった福岡人の私が初めて見たパイソンズがこの映画だった。今、TVシリーズを見たあとだと、どこか彼らの「いらだち」を感じる。攻撃的でありつつも余裕をかましていた彼らの「オレたちは何をやっているのだ」的な焦りか。 CD『サウスパーク』、すっかりハマり繰り返し聞くが、なぜか歌詞カードがない。やはりピー音が多いせいか。『サウス』のHPで『カイルのババアはビ○チ』の日本語歌詞を確認しながら口ずさむ。次は『アンクル・フ○○カ』と『ブレイム・カナダ』の歌詞を覚えたい。早いとこ日本語版DVDが出せ。
2時、女房から電話がかかって、風呂を沸かしておいてほしいとのこと。雨の中、泥まみれの撮影だったとか。……そんなシーン、自分で書いたことも忘れていたなあ。いや、決していい加減に書いたわけじゃないけどね。次の脚本にかかるともう過去のことは忘れちゃうものなのよ。 帰ってきた女房もヨシヒト嬢も疲労困憊。元気があれば映画にでも行こうかと話していたが、諦める。 ヨシヒト嬢、諸星大二郎の『栞と紙魚子』などを読んでいたが、やがて意識が混濁してきたのか、8時にもならぬうちに寝る……って女房は5時にはもう眠ってしまっていたが。まさしく「泥」のように。
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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