あふりかくじらノート
あふりかくじら



 芸術のこころ。

今日は、日本舞踊のイベントのお手伝いへ。

数年ぶりに浴衣を着た。

西川流師範のその方は普段、親しくしてくださるお姉さまだけれど、やはりその「芸」は磨き抜かれた本物。

もっとも今日は、古民家を改装したちょっとおしゃれなスタジオを借りたカジュアルなイベントで、踊りのほか、落語家さんをお呼びして、それから劇もあり。

そのひとは、やっぱりプロフェショナルで、そして何から何まですばらしい心配りのイベントだった。

踊りは男踊りで力強く、演劇は震災をテーマにしたオリジナル。
ひとつひとつの動作も素晴らしく、ひとをひきつける。

芸事って、こうなんだ、と思った。

普段ベリーダンスをやっているけれど、ほんとうに年々その奥深さを知っていくごとに思いも深まってくる。「芸」の世界はあまりに深くて、圧倒的だ。

証明とかお客様対応で忙しくしていたけれど、ドアの陰から覗き見たその方の魂の「芸」に、ほんとうに心を動かされた。
涙が出るほど。(照明係だったので、お客様を泣かせるような最後の照明絞りをやらなくてはならなくて緊張してたけど)

しんとしたお客様それぞれのこころに、その物語は深く届いたことだろう。


なんだかまとまりがないのだけれど、今日はほんとうにすばらしい一日だった。

すばらしいものを見せてもらって、私自身、踊り手として、個人として、少しだけ成長させていただいたような気になった。

こんなすばらしい機会をくださったあの方に、心から感謝したい。




あと、・・・浴衣くらいは自分で着られるようにならなきゃ・・・。
(いい年して恥ずかしい・・・)



2012年09月23日(日)



 キラキラ京葉線の夜。

来週の踊り(ベリーダンスではなく日舞)のイベントのお手伝いをするときに着る浴衣を取りにしばらくぶりの実家へ。

お正月以来だろうか?忘れちゃった。

一時間ちょっともあれば行けちゃう距離って、なかなか行かなくなる。


両親のこと、兄弟のこと、色々と心配ごとはあるのだけれど、顔を見られることは良いことだ。

たわいもないおしゃべりをするのも、大切。


しばらくぶりにテレビというものをみて、ごはんを食べて、満足して浴衣を忘れそうになった。



京葉線から見えるディズニーランドは相変わらずキラキラしている。


連休が終わるけれど、何だろう、何だか幸せ。



自分のやりたいことに向かって、ずいぶん進歩したよなあ、としみじみ。


通い仕事は残念な環境だったけれど、その分、次のステップへ踏み出していけるような、そんな気がしてる。



今日は、しばらくぶりにドミニク・ローホーさんの本を読んでる。
新作のやつ。
生活がきちんとしてくると、心もすっきりしてくる。


2012年09月17日(月)



 ハーフムーン。

夕べの月。

すごく明るくてパワーを持っていたので思わず立ち止まって見上げた。


何を予兆しているのか、ものすごくクリアな形と光。


地球に何らかの影響を及ぼしている実感をおぼえずにはいられないような、そんな感じ。


何かを得た。



2012年09月08日(土)



 雨宿り。

まったく甘くみていたから、住宅街の中でちょうど雨に降られ、近くの小さなマンションの階段をかりて雨宿り。

雨宿りって、考えたらあんまりしたことなかったかも。おそらく、旅に出ているとき以外は。

時間におわれる慌ただしい毎日のなかで、自然に雨が去るのを待つなんて、なんてぼんやりと甘美で、リッチな感覚なんだろう。

忙しいはずなんだけれど、ゆったりとしたたったひとりの時間が、なんだかとても幸せだった。


いいね、こういうのも。

そして、近ごろこの国の気候は熱帯性に近いものがあるから、雨もスコールのように激しくなり、やがて去って行った。




2012年09月04日(火)
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