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■ 芸術のこころ。
今日は、日本舞踊のイベントのお手伝いへ。
数年ぶりに浴衣を着た。
西川流師範のその方は普段、親しくしてくださるお姉さまだけれど、やはりその「芸」は磨き抜かれた本物。
もっとも今日は、古民家を改装したちょっとおしゃれなスタジオを借りたカジュアルなイベントで、踊りのほか、落語家さんをお呼びして、それから劇もあり。
そのひとは、やっぱりプロフェショナルで、そして何から何まですばらしい心配りのイベントだった。
踊りは男踊りで力強く、演劇は震災をテーマにしたオリジナル。 ひとつひとつの動作も素晴らしく、ひとをひきつける。
芸事って、こうなんだ、と思った。
普段ベリーダンスをやっているけれど、ほんとうに年々その奥深さを知っていくごとに思いも深まってくる。「芸」の世界はあまりに深くて、圧倒的だ。
証明とかお客様対応で忙しくしていたけれど、ドアの陰から覗き見たその方の魂の「芸」に、ほんとうに心を動かされた。 涙が出るほど。(照明係だったので、お客様を泣かせるような最後の照明絞りをやらなくてはならなくて緊張してたけど)
しんとしたお客様それぞれのこころに、その物語は深く届いたことだろう。
なんだかまとまりがないのだけれど、今日はほんとうにすばらしい一日だった。
すばらしいものを見せてもらって、私自身、踊り手として、個人として、少しだけ成長させていただいたような気になった。
こんなすばらしい機会をくださったあの方に、心から感謝したい。
あと、・・・浴衣くらいは自分で着られるようにならなきゃ・・・。 (いい年して恥ずかしい・・・)
2012年09月23日(日)
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