あふりかくじらノート
あふりかくじら



 旅。

旅オーラが身体に満ちすぎていて不健康だ。
遠くへ行きたい。

アフリカへ、行きたい。

この世界には、まだ見たことのないところばかりがたくさんあるというのに、この小さな島国にどうして一年おれようか。


くふー。


写真はスタジオ公演のときの。
すごくたくさんある。


photo by UGRAPH





2008年05月31日(土)



 書くことは、語ること。

最近、不安定。

また不安定モードに逆戻り。

それでも、仕事は面白くもある。ただ、慌しいから少し落ち着かないだけ。



ときどき強烈に、誰かに依存したくなる。
全身で甘えたくなる。

彼が、そういう相手だといいのに。

でもわたしのなかには、嫌な女になるのが許せなくて言えないことばがたくさんある。
好きなひとに全身で甘えることって、ちょっと忘れてしまっている。
もう何年も、こんな状態を続けてきているものね。


誰かに語りたい。でも語れない。語らない。
だからわたしは、書く。

書くことは、語ること。
そして、旅すること。


気がついたら、わたしの書いた小さなコラムを載せてもらっていた。
とてもうれしい。

また、たくさん色んなところに書かせてもらえたらうれしいな。


『ジンバブエ・ムトコ地方の小さな村で』

2008年05月29日(木)



 ほんとのこと。

慌しくてレッスンにもいけず。
TICADもあるし、仕方がないのか。

本日も、緊急翻訳作業をする。深夜納品。

出勤仕事のほうも慌しい。
新しいことが始まりそうだ。

大きな視野を持ってものごとを的確に把握できるひとは尊敬できる。さらに進むべき道を正しい判断をもって切り出せるひとはもっと尊敬できる。


そういうひとになれるといい。


アフリカ学会でひさしぶりにあったひとに、わたしは「本当のこと」を言ってしまうからいけないんだな、という意味のことを言われる。そういうこと、よく言われる。はい。その通りなのですよー。

自分でもよくわかっている。
本質や正義が、答えじゃない。

でも、曲げることも答えじゃない。


そういう適切で見事で大人な、「華麗なる判断力」があるといいな。
身につけられるといいな。

2008年05月27日(火)



 京都は雨。

この忙しいのに京都にいます。
ひさしぶりのアフリカ学会です。
いろんなひとにお目にかかってなかなか良いです。ひさしぶりのひとばっかりです。
わたしはいつも勤め先などが違っているんだなぁ。


有益なお話もできました。やっぱり良かったかな。京都までくるのは面倒だったけど。もちろんのんびりなどできないけど。


それにしても、最後にちょっと理解のないひとことに心のそこからむかつきました。
わたしはいつも、自分を理解しようともしないで決め付けてくるような人間が大嫌いなのだな。

ひとつところにずっといるひとは、あまりにも自分の「物差し」が固まってしまっていて、ほかのことが見えないのでしょう。ああ、かわいそう。

2008年05月24日(土)



 くじら稼業。

本日、仕事後にレッスン。
中級クラスにいくと、ぜんぜん中級じゃない。実際は上級だ。
皆、すごく上手い。

でも修行のため行く。
体育会系。まるでホットヨガならぬホットベリーだ。

帰宅後、急な翻訳仕事。
自分でも恐るべし翻訳マシンぶり。一気に出来てさっき納品。


また例の「やるべきこと」が進まなくなってしまっていますけれど、焦らないでおこうと思う。
今週末はアフリカ学会で、来週はTICADだ。

忙しいのは当たり前。

くじらは、あふりか屋さんだからさ。


金曜に京都。

2008年05月21日(水)



 ぶれない。

わたしには、
やるべきことが
あるのだから。

誰が何といおうと。

2008年05月12日(月)



 圧倒的なアーティストとは。

敬愛する、あるベリーダンサーがいる。
もちろん、キューバ出身のあのひとだ。

美しく、しなやかで繊細で、メリハリがあってダイナミック。そして、彼女のこころのなかで大切にしている何かが、もうばしばし伝わるのだ。そういう圧倒的なダンスをするひとだ。

その動きひとつで、彼女の生き方とか、ダンスに対する姿勢とか、そういう色んなものがはっきりと伝わってくる。
どんな「アート」でも、技術の先には「魂」がある。

愛して何度も何度も繰り返し観るベリーダンス・スーパースターズのパリにおけるライブのDVD(Live in Paris at the Folies Bergere (Ac3 Dol))がある。
会場の空気が伝わってきて、出演者たちも輝いているそのDVDがあまりにもすてきで、そしてわたしは、彼女の演技を何度も、何度でも見つめる。

何度も観ているのに、涙がにじんでくる。

明らかに彼女がひとと違うところがある。
それは、すべての演目が終わった最後の挨拶の部分だ。

皆、順番に出てきて短くパフォーマンスしながら一礼をするのだけれど、彼女の動きだけは他の人と違う。明らかに、観客に対する感謝の気持ちを、誰よりもはっきりと表しているのだ。その動きはとてもしなやかで、そして魅力的だ。
彼女は、アーティストであり、そしてエンターテイナーなのだ。


わたしにとって圧倒的なダンサーは、このひとと、それからもちろん現在のベリーダンスの師匠。この二人だけだ。
上手いひとはいくらでもいるのだけれど。心に訴えかける何かを持っている。

もちろん、フジコ・ヘミングもそう。



わたしは、そういうアーティストでありたいと思っている。




精神状態が不安定だ。

フジコ・ヘミングの『トロイカ』は手元になかったので、新しく入手。
数日ほど「熟成」させて部屋の空気に馴染ませてから、いまこの瞬間、初めて聴いている。
耳慣れたはずの「幻想即興曲」が、どうしてここまでひとを涙させる。「英雄ポロネーズ」がどうして。
ことばを失う。

こういうとき、わたしのような未熟な物書きは弱い。



あふりかくじら、泣いてばかり。

ウミガメは泣くけれど、ザトウクジラは涙を流すんだろうか。

2008年05月11日(日)



 いろいろあって。

おとなしく家でのんびりするゴールデンウィークのつもりではございましたが、思わぬことで仙台に行くことに。


いろいろ、思うことがある。
帰宅して、ちゃんとご飯作って食べて、いま気がついたらものすごくぐったりしている。自分。


またゆっくり書きます。

とりあえず、お風呂に入って寝ると。
それが、ひととしていちばん重要なことなのだと。


そう思います。

2008年05月06日(火)
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