あふりかくじらノート
あふりかくじら
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チャイコフスキーと、くじら。
翻訳仕事も慌しく、ベリーダンスも慌しく、心も慌しかった今週、ありがたいことにお誘いをもらった。招待券もらったという友人と、クラシックのコンサートへ。
一年に数回は、コンサートでもライブでも演劇でもダンスでも歌舞伎でも、とにかくステージ物を観るべきだと再認識。
プログラムを確認した際、ビバルディで寝るかと心配したけれど、ぜんぜん。バイオリンの旋律をずっと追ってエンジョイしていた。
オーボエの音色って好きだけど、あんなにちゃんと聴いたことはなかった。
やわらかい。
チャイコフスキーの弦楽セレナーデを聴いて、ほんとうに感動した。
聴きながら、ずっとずっと、スコットランドのハイランド地方の殺風景な大地のことを考えていた。静かに降る雨、寒そうな羊たち、岩のごろごろした荒れた土地。
いま、解説を見たら、ロシアのツンドラ地方の人々の心を描いた曲だった。そうか、チャイコフスキーだものね。
風景まで、旋律にのって伝わってきたんだね。
第三楽章から主題に戻る瞬間、涙がこぼれてとまらなかった。
そんな、金曜日の夕べでした。
これです。
2008年02月29日(金)
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旅する本音。
うれしい。
哀しい。楽しい。感動した。
自分の感情を、すっと出せたらいいのに。
わかりやすい形で。
感受性が強すぎるのか、普通に感情をアピールすることができない。みんなで一緒にきゃあきゃあと同じテンションで喜んだりすることが大の苦手だ。
クールと思われることも、怒っていると思われることもしばしば。
でもほんとうは、ひとよりずっと深く感動し、うれしく思っていると思う。
ただ、さじ加減を調整することをあえてしないだけだ。
うまく、ちょうど良く、伝えられたら、人間関係に妙なわだかまりを残さないだろう。
でもわたしには、この強すぎる感受性が苦しみでもあり、愛すべきものでもあるのだ。
自分が、何でものを書くのか、こういうときによくわかる。
2008年02月28日(木)
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不器用さ。
コミュニケーションが実に下手だなと思う。
うまく意思の疎通が取れなくて、人間関係がちょっとぎくしゃくしてきちゃうことばかり。ほんとにほんとに、そういうことばかり。
誰とでも仲良くコミュニケーションが取れるひとっていいなと思う。そうして、周囲のみんなに好かれるひと。わたしにはそれはできない。
逆に、ものすごく変わった人とでも話ができてしまうのがわたしの特技でもあると思っている。でもそれは、そうしようと思ったときだけそうする。
たいていは、みんなと広く仲良く、なんてことができないし、しようともしていない。疲れちゃうから。みんなに好かれなくても、理解されなくても、少数のひとに好いてもらえばいいと思っているから。こういう態度、良くないのかな。
ただ、こういうコミュニケーションのやり方が、他の誰かを傷つけたり、いらぬところで嫌な思いをさせたりしなければいいと思う。
まれに、そういうことがあるから。
ことばの持つ、恐ろしい暴力とか破壊力。そういうものが誰かを傷つけることがないように。作家ベッシー・ヘッドみたいに。
物書きなんだもの。
2008年02月27日(水)
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腹違い、いちご系統。
ねえ。
いくらなんでも「Berry Dance」はないと思いません?
それじゃあ、いちごダンスでしょ。
るんたった♪
腹違い。
スペルはちゃんと調べようね。
ベリーダンサーやベリーダンスショップだったらなおさらだよね。
以上、本日のくじらの毒舌重箱チェックタイムでした。
2008年02月26日(火)
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仕事・キャリア・生き方。
仕事というものの捉え方って人それぞれだと思うけれど、とくにひとつの組織に入ってしまうと考え方が固まりがちだ。まぁ、組織を維持していくためには、てんでばらばらの考え方をしてしまっていては成り立たないのだけれど、それを生きる価値そのものみたいにして押し付けてしまいがちなひとがいるのには苦笑してしまう。
たぶん、わたしは自分で作り出さない限りどの組織にもあうことはないだろう。
ひとつの組織でずっと働いてきた上述のようなひとにはわかりづらいかもしれないが、その生き方までもが組織に従順になることは仕事を「頑張る」こととは違うからだ。そこをはき違えているひとのなんと多いことか。
(会社員を辞めて仕事が決まらずに苦労していたときも、色々分かり合えたと思った同年代の子に、最後に「どんな仕事でもベンキョウになる」みたいなことを言われてしまい、思いっきりがっくりきたことがある。だったら何のために今までのアフリカ関係のキャリアを積んできたんだと思う?まぁ、分かれと言うほうが無理なんだけど)
分かり合えないひととの付き合いって今までの人生でものすごくたくさんあった。馬鹿にされもしたし、実質的な不利益も被ってきた。(忘れないよー?執念深いから)
組織とは仕事(生き方としての仕事、経験としての仕事も含む)を求めても、人間としての価値を求めるところではない。
今年の終わりには、32歳になるんだけど(え!マジ!今、知った)、ひとよりたくさんの職場を経験してきて、やっと余裕が出てきた気がする。
組織での仕事というものと、とてもパーソナルな自分の人生というものを切り分け、ちゃんとした芯を持った自分の人生を進めることができるようになってきたように思う。
個を殺すのは、仕事を頑張ることじゃない。
組織では組織の仕事のやり方がある。
それだけだ。
この本
読んでるんです。
2008年02月25日(月)
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精神安定剤と不安定剤。
昨日は、完全に電車が止まっていていけなかった全体リハーサル。今日は何とか行けました。
いろんなことが重なって心が忙しくなっているいま。
余計なことは言わないようにして、引きこもって仕事します。
こういうとき、翻訳という作業はすごいプレッシャーを与える反面、精神安定剤にもなりうるのだということを、ほんとうは知っています。
やれ。
2008年02月24日(日)
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遠い海の向こうの。
わたしはよく、不義理をしてしまう。
どちらかというといつも義理堅すぎて真面目すぎて、勝手に苦労をしてしまう反面、ぽいと冷たくひとを裏切るところがある。
まぁ、仕方の無いことだと思って忘れるほうが、健康的かもしれないのでそうする。もっともうまく色んなことを忘れられたことがないが。
一方で、ひとに忘れられることはよくある。今回も、いちばん忙しいところに行かなかったから忘れられるし、わたしの労力に関しては礼すら言われないだろうな、なんて思ってしまう。
そういうこと、たくさんあったな。打ち上げに呼ばれない、なんて一度や二度ではない。
労力が報われたことが少ないのは、アピールが器用にできないから。
でも、仕事の質さえよければ、っていつも思ってしまう。
それだけでは、ほんとうはダメみたいだけど。
いつか、報われるのかな。
吉田篤弘の
フィンガーボウルの話のつづき
という短篇集に、6月の月放送局というラジオ局を、どこかの遠い島でたったひとりでやっている女性が出てくる。深夜のラジオでその静かな声を拾った旅する主人公は、彼女の居場所を探し当てて訪ねる。
この物語が、わたしはいちばん好き。
島の真ん中。
月が海面にぽっかりと浮かび、深夜の静かな声が電波に乗って飛ぶ。
小笠原の、夜の海の静かさを思い出した。
ほんとうに、愛すべき場所だと思った。
2008年02月21日(木)
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そのままでいて。
Heart StationとStay Goldにものすごくやられてしまっています。
宇多田ヒカル。
「ハートステーション」は、ラジオをモチーフにしているところがやられてしまったのかも。
深夜のラジオ的アフリカ物書きの あふりかくじら は、いつか「深夜のラジオ」っていうのをやってみたい。
深夜一時のハートステーション、あふりかくじらです、みたいな。(パクリじゃないかっ)
BGMはなくって、マイクがAMラジオみたいに息遣いが聴こえるくらいに近くって静かなの。
そうして、ことばを電波に乗せて飛ばすの。
いつか誰かに届くことを、願いながら。
「My darling, stay gold..無邪気に笑ってくださいな、いつまでも」
そして、大好きな曲ばかり静かに流すの。
色んな国の、いろんな静かな、心に届く曲を選んでかけるの。
だーりん、そのままでいて。
このままでいたい。
HEART STATION / Stay Gold
宇多田ヒカル
(↑直接ダウンロードできる)
2008年02月20日(水)
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迷うのは、わたしの中の何か。
自分のことをいざ書こうとすると、なんだかとても迷って筆(キーボード叩き)が進まない。
おお。うう。あうー。
いったい何がわたしをそう迷わせるのだろう。
やっぱり自分を良く見せたいとか、このチャンスをどれだけ活用してやろう、なんていうどこか腹黒いしたたかな部分がそうさせているのか。
でも、基本は決まっているものね。
最近、
asahi.com
からきてくれるひとが増えたので、ほんと毒・暴言の類はやめようと思ってる。(
ブログ
はね。エンピツはどうかな)
でも、正直に肩の力を抜いて書くのがいちばんいい。
ブログを書くことで、ずいぶん訓練になっているようで、求められた文章を短時間でまとめることがだいぶやりやすくなっている。普段、ぐだぐだとあれこれ考えていることは無駄ではないのだね。
読者様のお陰でもあります。ハイ。
というわけで、いまカジュアルな自己紹介を書いてます。
苦手なものは自己紹介です、とは書きませんけど。
今日はデート。
ふふん♪
2008年02月19日(火)
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物語。
思わず涙がにじみ出てきそうな、メールをもらった。
以前の仕事の先輩からだ。
この日記もブログも読んでくださっている。
先輩といっても、メールのやり取りだけで、ほんとうは会ったことが無い。
前の仕事は、基本的にひとりずつ交代でやるもので、引継ぎというのもない仕事だったからだ。(第一、彼女はわたしの何代か前だったけど)
でも、彼女はわたしが以前とても辛かった日々に、ものすごく心の支えになってくれたひとだった。
彼女の残した書類でさえ、わたしは自分自身のお守りみたいにしてとっておいたくらいだ。(ストーカーみたい・・・)わたしは、それくらい孤独だったのだ。
わたしはわたしにできる限りのことをする。
自分という物語の主人公は、自分なのだよと誰かが言っていたけれど。
だから、負けそうになる自分も認める。
やる気みなぎる自分をプッシュする。
こうしてネットで色んなことをしていると、ときどき誰かから届くメールがほんとうに心をほぐしてくれる。
もらったメールで泣いたことも、何度もある。
こころはまだ、修復されていないのを感じる。
瞬間的な激しい怒り、憎しみ、孤独、哀しみ。無いものを嘆き、ひがみ、他人を責める。
今年は、そういう精神の壊れたところに、きちんと向かい合いたい。
ラヴェルの
「亡き王女のためのパヴァーヌ」
を聴いている。
もちろん、フジコ・ヘミングの演奏だ。
彼女のピアノしか、ほとんど聴けなくなっている自分がいる。ってことを書くと、またか、っていわれそうだけど。
この曲。
ものすごく静かで、音の間に小さなひとつの物語がある。
たったひとりのための、物語。
どうして、こんな曲が描けるのだろう。
この音たちの間に、物語をこめることができるのだろう。
2008年02月18日(月)
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欲しい物だけを手に取る。
ベリーダンススタジオの先生が、なんだかすてきなことをブログに書いておられて、それがすっと心に届いた。彼女がベリーダンスを始めて間もないころのこと。
いい話なので、なんだかブログにコメントするのは気が引けてしまった。でも、わたしはちゃんと受け止めている。
先生は、わたしと似た感じの人間だなーと思うところが多い。典型的なB型射手座というか、なんというか。(B型じゃなかったりして?)
普段、面白くって、冗談を飛ばして、でもベリーダンスへの深い深い情熱を持っている。それはほんとうに、生まれ持った魂のダンスみたいな感じ。
だからわたしは、彼女のダンスをほんとうに「崇拝」する。
でも、そういう気性とか、冗談とか面白いキャラクターで見えにくいのかもしれないけれど、彼女のダンスへの情熱は、実はとても静かだと思う。表立って見えないけれど、それはすごく真面目で、実にクールなのだ。冷静に見る目はプロだからでもあるし、それがほんとうに彼女の人生の中の「やりたいこと」だからでもある。大雑把な性格なのに、ものすごく几帳面なところがある。そこが、コアだからだ。
そういうことを、わたしはいつもこっそり感じている。だから彼女は魅力的なのだと思う。
そして、今、ベリーダンススタジオ主宰の彼女は、たくさんの仲間や生徒たちに囲まれている。いつも、どういうことがやってみたいのか生徒の希望を聞き、それぞれとのお喋りの中でコメントを聴き、長く続けてきた人にも、始めたばかりの人にも、それぞれのチャンスをどんどん与える。
いいと思ったことは、ほめてくれる。そのことばに飾りは無い。プロだから。
わたしが、ベリーダンスをやる理由。
ほんとうに、自分のために心からやりたいから。そして、自分の心をほんとうに解放できるくらい、深く上手くなりたい。
そして、先生のダンスがほんとうに好きだから。
ベリーダンスのスタジオで、わたしが得られるものはこういうものだ。
仕事、習い事、ひと、趣味。
それぞれ、どこにどういうものを求めているのか、自分がほしいものは何なのか、なんとなく考えるようになった。
2008年02月16日(土)
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現実逃避ザラ。
ひとり家出じゃないけれどもさ(大学生のときなど、一人家出をよくしていた。一人暮らしのアパートから家出するってことさ)、ひとりで自宅で仕事をしているもんだから、勝手に自分のプレッシャーで嫌になって逃げ出してしまったよ。
そして今日は、一日、東京を旅して回って服を買った。やっぱ平日だよ。出かけるなら。
いま、いいなーって思ったでしょ。
いちおう、昼も夜も土曜も日曜もなしにする仕事なもんだから、実質休み無しよ?一日の終わりに、はぁ、今日が終わった。っていう実感がなくって、仕事がずーっと続く感じ。本を一冊訳すってすごい作業だなー。(愚痴)
身長170センチ以上女子から聴いていたスペインのブランド、ZARAにはわたくしのようなモデルサーイズがフィットできる服があるってもんでのぞいてみた。収入も無いのに、買ったよ。いい気分だね。
でも、今日、わたしの銀行口座に入金があったみたいだけど。
自分ひとりでいると、自分との戦い。
自分に素直になること。
嘘や偽りがないか、無理して自分を飾っていないか、ということ。
いつもふと立ち返って考えていないと、忘れてしまうよ。
他人のことは、他人に任せて。
自分のことは、自分で考える。
ね。
で、例の
ビアバー
で呑んだ。
これは、サモアのビール「ヴァイリマ」。
限定販売だよ。いま、日本では他には置いてないそうですよ。
2008年02月15日(金)
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バレンタインデー・キッス。
水曜日。
演劇を観た。
中村勘三郎さん。
これ。
素晴らしかった。
ほんとうに。
テンポの良さ。アドリブの緊張感。プロの仕事。
喜劇の中に盛り込まれたシリアスさ。
ぐっと心に届くセリフ。
舞台やイベントが大好きなのだ。ほんとうにわたしにはこういう舞台を観る大切さを忘れていたな。すごくいい時間だった。誘ってくれたお友だちに感謝。
感動屋さんのわたし、いいものを見ると泣く。
ぐっときて、泣く。
ダンスとか、お芝居とか、演奏とか。
今回も、笑いの中に盛り込まれた深いセリフ。
人が死ぬシーンで涙を浮かべていたら、客席で笑った客(おばさま)が数人いた。
そういうの、最低。
センスがない。
っていうか、喜劇からシリアスに移るそのテンポについていけないほど鈍かったのかもしれない。
ああ、嫌だ。
絶対にそういうようになりたくない。
芝居、アート、音楽。
いろんなものを観て、いつもセンスを磨いていたいと思う。
すごく大切に受け止めながら観たいと思う。
作り上げるパワーって、並大抵じゃないんだよ?
いつでも見る側のひとにはわかりづらいのかもしれないけどさ。
すごくたくさんの思いが、こめられている。
標題、本文と関係なし。
2008年02月13日(水)
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身につけるもの、整える。
鬱々としているのは、大型の翻訳仕事を抱えているせい。
PCを愛して憎い。書くことを楽しんで恨む。
うー。あー。
というわけで午後に外出。
駅前のショッピングモール×3をうろうろ。
靴がほしい、服がほしい、という物欲にかられる。
急に、自分の持っている服などが憎たらしくなってくる。あたらしいものがほしくなるなんて贅沢。でもよく考えたらほとんど服なんて買っていないから、今くらいはいいのだろう。
もっとも、普通のキュートなお店ではたいていサイズが無い。
第一、市販の普通のジャパニーズ・ギャルサイズ・パンツなどあまりにも股下が短い。(毒)
服はいつも、英国系のNEXTで買うのだ。近いうち行こうと決心。
その代わり、店で見かけて気に入っていた靴をオーダー。靴のサイズは24.5なので、まぁそれなりに普通のお店で見つかる。
(ちなみに、なんでわたしの靴のサイズを聴いて周囲のひとは「ええっ!?」って驚くのだろう。オトコ並みのデカ足を期待してるわけ?身長170cmだから?それはご期待に沿えずにあいすみません。モデルサイズですみませーんだ。あ、また毒)
とはいえ、会社勤めしていたころのストレスに比べれば、自宅で作業をするというのは、余計なストレスは無い。「仕事そのもの」と「自分」という二つの敵(あるいは味方)さえ手なずければよいのだから。
というものの、今回もまた、まともな「給料」が支払われるわけではないというのはひっかかるけれども、ないところから「謝金」を捻出してくれたひとたちには感謝しないと。この作業自体が、お金を拠出していないわたしの「寄付」なのだからね。
ふう。
旅に出たいと思いません?
2008年02月11日(月)
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好きなことを続ける人生。
このところ、たて続けに色んなひとから「いいことば」や「大切なきっかけ」をもらっている気がする。
久しぶりに会う友人とは、いつものとおり仕事やキャリアのこと、人間関係のことや恋愛のこと、仕事のことなどをたくさん話した。
彼女とわたしは、昔からずいぶん価値観が似ているところもあり、もちろん違うところもありで、お互いに話し合うことでとても良い刺激になっていると思う。
数少ない、理解しあえる友人のひとり。
そして、彼女に連れられて下北沢のとある
バー
を訪ねた。
小さなすてきなお店。
オーナーに、すてきなことばをもらう。何かをつかんだ気分。いいお酒を呑む。
土曜日には、上野で大学のときの友人と。
彼女は、たまたまわたしのことを思い出してくれ、自分との仕事の絡みであることができないかと持ちかけてくれた。
わたしをこのタイミングで思い出してくれたこと。彼女自身、それには意味があると思うといったし、わたしも同感だ。
そして何より、この仕事はわたしにとってほんとうに大切で、でも何年もの長いあいだ滞っていたことだった。そして、去年大きくものごとが心のなかで進んだので、一歩手を打とうとしていた矢先だった。
すごいタイミング。
もうひとつ。
朝日新聞が、わたしの書いた短いコラムを載せてくれた。(
これ
)
色々と考えて丁寧に心をこめて書いた文章なので、ほんとにうれしい。しかもお褒めのことばまで頂戴するなんて。
そして、某ライターの集いのサイト管理人をされておられる方が、皆で順番に書いているトップページの「それぞれの近況報告」のような小さな枠に、次はわたしを載せようと思い立ってくれた。
すごいタイミング。
ほんとうにうれしい。丁寧なものを書きたいと思う。
やりたいこと、望むもの。
熱意はたくさんある。
でも、現実的にも長年少しずつ進めてきたものや積み重ねてきたものがある。
ここへ書ききれないけれど、わたしの周りのわたしを思ってくれるひとたちや、たくさんのきっかけたちに感謝したい。
ひとと触れ合うことによって、その熱意が現実と結びついて具体化され、さらに鋭く明確な目標へとつながっていく。
この価値観を共有できるひとが存在するということに、感謝したいと思う。
2008年02月10日(日)
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自分に与えられたものを。
大きな翻訳仕事を請けてしまい、なかなか暇がなくなりつつある事実から逃げようとしながら、スタジオ公演に向け、これまたかなり忙しくなってきたベリーダンスにもかなり夢中。
曲をCDに落としてもらったので、かなりヘビーロテーションで聴く。全部覚えてしまうくらいに。これでテンポのあやふやなところが解消された。
いくつもの曲に出るひともいるけれど、わたしが出るのは二曲続きのバラディ風(?)。オリエンタルは、ほんの少しだけ出る。あとはフィナーレ。
いろんな種類の踊りが好きで、どれもこれもやりたいと思ってしまうのだけれど(そして手を上げれば案外やらせてもらえそうだけど)、とりあえずはやめておく。
その代わり、自分に与えられたものをばっちりにする。細部まで。振り付けを覚えたら、あとは「表現」とか細かい部分を仕上げるのに時間がかかる。
しかも、まだ二曲目の振り付けには手をつけていない。
ドラムソロも入った曲で、楽しそう。
翻訳もあるので、これで手一杯だ。
でも、レッスン中に、自分が出ない曲の振り付けも少しずつ覚えておこうかなと思う。今後のためにね。
仕事でも踊りでも、自分に与えられたものをしっかりこなすことはほんとうに大切だ。そういうふうに、頑張りたいと思う。
でも、いま、承っている書き物一本の締め切りにあえいでいる。
嗚呼・・・嗚呼・・・。
明日はレッスン行きません・・・。
【おまけ】
ところで、昨年くらいから「ベリーダンス エルマリカ」で検索してこの「あふりかくじらノート」にたどり着く方がけっこうおられる様子なのでその情報を少し。まぁ、わたしも以前同じように検索したんですが、この曲はこちら↓のCDに入っております。i Tunesでダウンロードするほうが早いかも。"El Malika (The Queen)"ね。ヨースリー・シャリフだよ。
Yousry Sharif 『Wash Ya Wash Raqs Sharki Bellydance vol.1』
2008年02月06日(水)
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雪が降っている。
なんだか自分の中にも、何かのオーラが確実に蓄積しているのが感じられる。
これから翻訳の大きな仕事も入りそう。(すっかり翻訳者)
でも、もうひとつジンバブエについて文章を書く約束をしているので、そちらを先に。(無料)
締め切りがそろそろカウントダウン的になってきたからやるか。(遅い)
4月のスタジオ公演に向け、今月と来月はベリーダンス漬けでもある。あたらしいものも覚えたいけれど、いまのところ公演でやる演目を完璧にするために頑張る。その後、レベルの高いものに挑戦したい。
また、あのひとの本を買ってしまった。
はまりすぎ。でも、何かを探りたいのか、自分は彼の文章にもう一度会いに行く。
どこか遠い世界に連れて行ってくれるのだ。
(アマゾンで評価が高いね↓)
旅に出る暇もなさそうだから。
でも、少し気持ちは落ち着いている。
新版 クラウド・コレクター (ちくま文庫)
2008年02月03日(日)
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悪循環を断ち切らねば。
なんだかPCの調子がお悪く携帯からの更新でございますよ。
いつも愛をこめて酷使しているdynabookちゃん。最近は引きこもって一気に書き物をしようと、旅にまで連れていったからねえ。壊れないでね。
さて。
深夜3時半です。まただらだら宵っ張りぐせが再発?気をひきしめていきませんと。
気になっている書き物を仕上げることに集中しようと思います。
本日、(元)だーりんへのプレゼントを決めた。あのひとに贈るものってことのほか悩んでしまうのだけれど、今回は以前のように遠距離じゃないし、気持ちをこめたものを手渡すことができるのは幸せだ。
たとえもう彼氏じゃなくてもさ。
何にしたかはまだ内緒。
仕事でほんとに忙しい彼、リラックスしてほしいな。
2008年02月02日(土)
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