あふりかくじらノート
あふりかくじら

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■ 恋するくじらのありかた。

そろそろ小笠原もざとうくじらの季節で、
きっとあの青い深い海のなかで
静かでおおきなブルーの底で、
くじらは歌をうたうのだろう。
水面から、天へむかって跳ね上がるのだろう。
白いしぶき、おおきな黒い身体に
ブルーがしみこんでいる。

ひとりの人間として、
わたしひとりの生き方を大切にする。
そしたら、
誰かを好きでいることが
こんなにも幸せだったことに気づく。
生きることが楽しくなった。

誰かが、どこかで生きていると
感じる幸せ。
そのちいさな安心感の感触。
友だちも、恋したひとも、尊敬するひとも。

グラン・ブルーの残像。
くじらのしっぽの記憶。

2004年01月31日(土)

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■ 臨時OLといえど。

「フリーランス」と名乗っている。
フリーランスで活動しているからなのだが、
それだけでずいぶん気持ちがしゃきんとする。
勝手に責任感も感じる。

誰かに会う。
たとえば、同性で同年代の友だち。
おしゃべりして、たくさん笑って
たくさんシェアする。

そうしてパワーをもらうと、
色んなものがめぐってくる。
電話をもらったり、いい言葉にあったり。

しゃきんとした気持ちが、
良い方向に進む。

OL生活に一ヶ月ほど戻ることになったが、
それはそれで、以前とだいぶ違う感覚。


2004年01月30日(金)

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■ 淡水パールのハート型。

天然石ビーズ・アクセサリー。
淡水パールとマザー・オブ・パール、
スワロフスキー・ビーズ。
陽だまりのサロンで、つなげてきらきらした
白い連鎖。

最近は、日々の時間が少しずつ
活発になってきている。
そういう流れのとき、いろんなひとに会い、
いろんな人から、すこし流れをかえるような
電話をもらったりする。

だから夕べ、わたしの師匠に
すこし似たひとにあった。
あのひとのようなひとが、この世界に
存在したという事実を知り、
これほどうれしいことはなかった。

連鎖するビーズ。
白い連なり。

2004年01月28日(水)

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■ クリエイティブ・ライフのすすめ。

昼間、大好きだった元上司から電話。
彼女はいま、幸せいっぱいの奥様。
わたしもそれだけで幸せな気分になった。

こうやって、誰かとつながっているということは
どこかの世界とつながっていくということ。
そしてそれは、無限大。

夕べ、ひとにあった。
代官山のおしゃれなカフェで、
まるいテーブルを囲んで、
また未知なるまっさらな方向へ
世界を拡散させた。

それだけで、いまのわたしはすすんでいける。
物事のかけらは、やがてより合わさる。
きらめくビーズのしずくのように。

2004年01月27日(火)

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■ ミルンズ・コートの記憶。

その古い建物のわたしの部屋には
ちいさくて細長い窓があった。
窓枠の白いペンキがすこしはげていて、
あけるときは力が要った。

エディンバラは天気も悪いけれど、
ときに晴れた日は、ここぞというばかりに
太陽が降り注ぐ。

わたしは毎日、この窓を開けた。
世界とわたしをつなぐ、
空間を連結させるもの。

2004年01月25日(日)

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■ しあわせと思うしあわせ。

夕べ、お世話になっている先輩とその教え子さんと
三人で赤ワインをのんだ。

みんなアフリカ研究者。
アフリカが好きということかな。
アフリカ研究者がアフリカ好きとは
限らないけれど、とにかく何らかの共通項は
とても楽しくて、その共通項探しを勉強会の
イベント<ミニ・シンポジウム>にするために、
わくわくしながら話しあった。

なんだか話は今度やる宴会のネタになってきて、
テーマを出してみんなにアフリカ・エピソードを
語ってもらおうなんていうことに。
愛とか酒とかいうテーマもとびだす。
すごく、深そう。

愛と恋のちがいってなんだろう。
すくなくとも、「兄弟愛」とはいうけど
「兄弟恋」とはいわないね。

そして、
こういう楽しい時間とか、女の子の友だちに電話して
愛と恋のちがいについて語るとか、
ともだちにメールしてあったかい返事をもらうこととか、
大好きなひとに恋してることとか、
じぶんのことを大切にしようとおもったこととか、
小さなしあわせのかけらがたくさんあることを
思い出すことができたみたい。

それならそれで、いいんだよね。
わたしはまだ、やっていける。


2004年01月24日(土)

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■ 大事なこと。

わたしは
わたしと向き合うのが怖くて逃げて
孤独と向き合うのが怖くて逃げて
言い訳ばかりしてる

でも
自分の孤独は自分のものだから
誰かをつきあわせるのはまちがってる
それは
孤独を分かち合うとはいえないこと

淋しくても 
たいせつなことを
たったひとつだけ考えるようにしたら
とても楽になった

いくつかのことが
<大好きに思う気持ち 大切な思い出
 小さな幸福 たくさんの幸せ
そして 自分のことがだいじだということ>
とてもすなおに
受け止められるようになった

自分の人生を生きることは
あまりに孤独だから
その自分にまっすぐ向き合って
いちばんたいせつって思えるようになること

すごくちからと勇気がいる

でも
そうすればいつか
誰か大切なひとにも
やさしくなれるんじゃないだろうか

2004年01月22日(木)

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■ 伝えたいことば。

天国に行ってしまったあのひとへ
伝えたいことばがたくさんあるのに
伝えられないから、わたしはあるとき
それを小さなメモ帳に書き綴った。
あんなに突然あえなくなってしまって
それでも暗く哀しくなるといやだから、
それはとびきり明るいオレンジ色で
太陽の絵がついているものだった。

生きていても、あふれんばかりのことばを
伝えられないことだってある。
大切なひとをどれだけ大好きでも、
上手にそれを伝えることなんて
ほんとうにむずかしい。
どれだけ大好きでも、同じ角度と同じ温度で
100%つながりあうことなど、きわめて不可能に近い。
そういうのって、すこし哀しい。
伝えたくても、伝え切れなくて終わってしまうことの
なんと多いことか。
それでもわたしは、思いつづける。

せめてわたしは、大好きな気持ちや伝えたいことを
ほんの少しずつでもことばにして書いていくことで
救われようとしている。
あわよくば、ほかの誰かも救えるかもしれないと思っている。

わたしの中で最後に残ることは、書くことだろう。

2004年01月19日(月)

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■ 音楽の即効性に無防備。

何故か図書館では静かなBGMが
流れているというのは、ときに良くない。

たまらなく静かな午後に魅惑の無料空間を満喫し、
渇望している精神状態を癒すために、
活字中毒気味のわたしは子どもみたいに無防備で
宙を浮遊している。

そんなときに、あんな懐かしい曲が頭の上から
急降下してきて自分の過去を直撃してしまうと、
いっぺんに動揺して硬直してしまう。

音楽はずるい。
二度と会えないひととか、終わってしまった恋とか
昔住んでいたアパートの気だるい空気なんかを
無作為に攻撃してよみがえらせてしまうなんて。
わたしの断りもなく、脳に入ってきて。

それでもその痛みはけっこう甘美で、
わたしはそれを小説にしてしまおうと
開き直ることもある。

2004年01月16日(金)

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■ 有機栽培のくじら。

コンビニ弁当食べて生きていたら
死んでも三日くらい身体が腐らない
なんてことは思わないけれど、それでも
最近は食べ物のことも良く考えるし、
身体につけるもの、たとえば石鹸とか
シャンプーとか化粧水とかについて
できるだけ添加物の少なそうなものを
選ぼうとしているみたいだ。

化粧品についての本を読んだけれど、
やはり食べ物と比較すると格段に化学薬品の添加物に
対する意識が低いメーカーが多い。
消費者の意識も、低いということなのかもしれない。

それで、いつも某社のとてもうつくしい
ボトルに入った化粧水(3,500円)を使用していたが、
ちょっと志向を変えてできるだけ
「自然」そうなもの(600円)を選んで、天然クレイの
洗顔フォームの代わりに無添加石鹸を使用したら
それだけでずいぶん肌の調子が良い。

人間の細胞は、日々入れ替わっていくし、
一定期間が過ぎたらくじらは有機栽培に
なってしまうんではないか!?

ものを買うとき、ほんの一拍おくようになったら、
ずいぶん生活が明るくなった。

2004年01月15日(木)

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■ インプット・シーズン。

心の余裕が出てきたのかもしれないけれど、
さいきんは、手作りすること、ものを
大切につかうこと、味わうこと、
ていねいに料理を楽しむことのほかに、
活字中毒だけならまだしも
写真や映像、色合いなんかにも執拗に
反応するようになった。

スローライフ。スローフード。
こういうとき、すこしすると書き進む。

本日ちゃりんこから見た藍の空は、
すこしバミューダ・ブルーのビーズに似た
グラデーションをみせた。
もったいなくって、きょろきょろした。

2004年01月14日(水)

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■ 魅惑のバミューダ・ブルー。

天然石とかスワロフスキーとかチェコビーズ。
あんまりよくわからないけど、わたしの心の中に
深く深く沈んでいった魅惑的なその色は、
いつか小笠原でみたうっとりするくらい
深くうつくしいブルー。

海の底のような色をしたそのビーズは
2.5センチくらいのしずくの形をしていて、
深い青が、傾けるとほんの少し緑色に光る。

わたしはこのガラスのかけらを一瞬で愛して
買ってしまった。
わたしには、どうやってアクセサリーをつくったらよいか
よくわからないのに。

2004年01月10日(土)
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