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■ ガラクタになった夢の欠片の上を裸足で歩き続けてる。
前は
夜になると憶いだした。 そして想像した。
彼の家庭を。
今何をしているのか 今何を話をしているのかを想像した。
将来の夢の中で描いた あの人の家庭の中に 私が笑っていたはずだった。
子供を産みたかった。
喜んでもらいたかったのだ。
私の幸せは あの人が私が居ることで 私が子供を産むことで 嬉しいと想ってくれることだった。
ただ単に
ごく一般的な家庭の仲間に入ることが 私の夢だったということを…
知らずに
散った、夢。
枯れていく木の葉の様に
落ちてく…
色づくこともなく。
緑栄えた色は
次の日には
色をただ失った。
オレンジや黄色や赤に 色づくことなどなく
だだ落ちた。
それを哀れと私は嘆き、涙した。
夜になるとトラウマの波 私の想像がガラクタになって崩れた その破片の上を裸足で歩いて
欠片がささり、
どこをあるいていても 何をしていても
歩けば刺さり、血がしたたったのだった。
歩かざるを得なかった。
破片はまだ在るから 私はその上を時々歩いている。
歩くたびにそれは痛い。
このガラクタになった価値の無い夢は 凶器になり 私のこの人生に突き刺さり 一生ここを歩けば足が血だらけになる。
誰にも見えない血と涙を流して。
生きてるのね。
あの人たち家族が東京に転勤する前で これっきり仕返しする機会を失ってしまうので
焦った私は
ある日の会社帰りに 彼のアパートを通った。
通りたくない道をあえて通った。
アパートの窓からレースのカーテン
子供の遊び用具の様なものがベランダにある。
それをみた時、衝撃が走った。
…目に焼きついて、今も見える。 …あの人の家庭すら見える。
どうしているのか、見えてしまう。
その想像の世界と現実が重なったときの気持ち。
解るまいに。
2004年11月11日(木)
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