あおい世界
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2023年06月30日(金) |
♯♯♯お墓参りとお焼香。 |
元義長妹から連絡をもらった翌日、26日のこと。 急遽午後有休を取り、お墓参りをしてきました。 確かに墓石には元義父の隣りに元夫の名前が彫られていました。 元義父と同じ享年57歳。 元義長妹からの連絡がなければ、 10月の元義父の命日まで知る術がなかったことになります。 その後、元実家へ供花を手に訪問しました。 焼香させていただきたかったけれど、 突然、連絡もなしに行ったため、元義母は留守。 仕方なく縁側に供花を置いて、元義長妹に連絡をしておきました。
途中、コンビニの駐車場にて紹介された弁護士事務所へ電話。 できれば桜と桃に知らせることなく済ませたいと思いましたが、 相続対象者はあくまでもあたしではなく桜と桃。 二人とも成人しているということで、本人らが弁護士に委任しなければならず、 二人に事実を話さなければならないとのこと。 費用は(桜と桃合わせて)1件につき110,000円と諸経費として10,000円。 元義母で1件、元義長妹と元義次妹で1件とそれぞれかかるらしい。 手続きには戸籍謄本と桜と桃の印鑑が必要。 戸籍謄本はあたしのを取れば、二人分まかなえるので、 帰りに区役所へ寄り、戸籍謄本を取りました。
今日桜は休み、桃は早番ということを知っていたので、 二人に連絡をし、夕方、3人で会うことにしました。 早番の桃を職場まで迎えに行き、一緒に桜のアパートへ。 夕食時なのでコンビニでパンやパスタ、コーラを調達。 二人に事実を話し、手続きする日を決めました。 こんなにスムーズに決まるなんて、ある意味すごい。 冷静に聞いてくれた桜と桃に感謝しかありません。 でもちょっとだけ涙ぐんでしまったあたしに桜と桃も涙ぐんでいました。 滅多に感情を表さない桜にしてはめずらしいこと。 桃はティッシュで涙をぬぐうほど泣いていました。 そして自宅に戻ってから、 あたしに死を知った時は泣いたのかと聞かれたので、 正直に泣いたよと答えたら、 桃は、あたしもママが哀しいだろうと思って泣いてしまったと。 そこ? そこなの? なんて優しい娘でしょう。
元義長妹からの連絡があってから3日後の28日、一昨日のこと。 元義長妹を通して、午後、元実家にお邪魔したいと申し出、 元義母にお会いして、お焼香をさせていただきました。 元義母は悩み、哀しみ、心を痛めただろうと想像しますが、 それでも、お元気そうで良かった。 お焼香をさせて頂いた後、1時間ほどお話しました。
元夫の遺体が発見された後、元義母は4時間ほど事情聴取を受けたとのこと。 ビール6缶、脚立、ロープを家から持ち出していて、 元義母はビールと脚立が無くなっていることには気付いていたものの、 それを元夫が持ち出したとは思っていなかったって。 ロープに関しては無くなったことは知らなかったけど、 家にあったのは覚えていたそう。 それらは遺体の下にあったとのこと。 ちなみにビールは全部飲み干してあったそうです。 遺体は損傷が激しく、誰もが会えぬまま荼毘に付されたとのこと。 ちなみに本人確認は指紋だったらしい。 仏教上の命日は3月17日、警察側では3月頃となるようで、 先週の6月22日、元義母と元義長妹の二人きりで百ヵ日法要を済ませ、 既に納骨も済ませたとのこと。 元義長妹は市内在住ですが、元義次妹は関西在中のため来られず。
元夫はあたしとの離婚後10年くらいは、 いい人と再婚していればいいと言っていたこともあったそう。 今回は覚悟を持って死に臨んだと思うと言っていました。 というのも、東日本大震災より前、ある大晦日の日に、 近くの川で入水自殺を図ったことがあり、未遂に終わったらしい。 あの頃からずっと死ぬことを考えていたのではないかと、 無責任だよねと元義母は言っていました。
あたしは桜と桃の写真を見せ、今までの経過を簡単に話しました。 元夫がどうしているか分からなかったときは接触できずにいましたが、 これからは少しずつ交流が持てるかもしれません。 元義長妹に、元義母に渡してほしいとLINEで桜と桃の写真を送ったら、 元義長妹が泣いて喜んでくれました。 叔母らしいこと、何もできずにいたから、 これから何かできればとも言ってくださいました。 そんな一言で全て救われます。
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