■ ヘッド・フォンから石田彰
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|| 2005年09月30日(金) 森川智之 クライシス ||


■この土壇場に来て、最終回、逆転満塁ホームラン(古っ!)だったアニメ「スピグラ」、ていうか水天宮、いや、辻堂?もうね、「間の楔」かと思っちゃったよ。タバコくわえてたらラストスモーキングだろ、みたいな。恥ずかしながら、2回くらい泣きました、最終回。水天宮が、長い髪をなびかせて最上階に現れたときなんて、ほんと、鳥肌立ちました・・ヤバイ!これ、ヤバイでしょ!正直言って、最終回、かなり尻すぼんだ「アクエリオン」トーマに比べ、この男前っぷりは何!?ここまでモリモリにしびれたのは、シルヴァーナの艦長以来かも・・お、堕ちる・・・っ!!危機!!
水天宮の過去が露になっていき、でも実は、RPGの敵キャラなんかに有りがちな過去っていうか、まあ、どこかで聞いたことのあるようなチープな設定の復讐劇に冷めちゃったのも事実、けれど22話の最後、辻堂と真壁がヘリで迎えに来たときのあの水天宮の顔がすごくヤバくて、ラスト2話にメチャメチャ期待感を持っちゃったわけで。破滅へとカウントダウンしていく中、手には妹のオルゴール、傍らに辻堂が横たわり、そして、あまりに幸せそうな水天宮の顔に、涙腺壊れました。泣けた〜!いや〜、ひばりと辻堂のシーンでは、もう太公望のシリアスモード以来の男前な比呂きゅんの声に、いやあああ〜んてなりました・・萌え!
ユーフォリアに対する期待感が思い切り肩透かしに終わったことや、主人公にそれほど思い入れができなかったこと、まして「神楽」というキャラの存在のウザさ、もちろんクオリティの低い回なんかもかなりあったわけだけれど、返ってあの絵の性質?にずいぶん救われたと思うし、わくわく感は低かったものの、トータルでは結構楽しめたと思う。ていうか、これまでの全部をチャラにできるほど、ラストが盛り上がった、ということかな。主人公は結局この社会を救うことはできなかったけれど、「彼女」との約束は守ることができた。でも、決して「ヒーロー」になりたかったわけではない彼にとって、これはこれでハッピーエンドなのだろう。結局、水天宮は目的のすべてを果たしたと言っていいわけで、最後は彼の勝ちに終わった、ということか。ラスト、いろんな意味で水天宮に・・いや、モリモリに全部持っていかれた、っていうかね。

■ぽつぽつBLCD聴いてます。近日中に、何枚か感想をアップできることと思います。

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