|| 2003年08月14日(木) いいわけ ||
■「薔薇ノ木ニ薔薇ノ花咲ク」を読む。書き下ろしと言いつつ、前半から中盤まではそれなりにゲームの流れに逆らわないもので、実のところ、純愛ルート系のそれはむしろ面白くなく、惰性で最後まで読むしかないのか、そう思っていたのだが。第四章で、またも涙腺が壊れる。犯人のわかっているミステリー小説を読んでいるような印象が、突然ボーイズラブになる。それも、激しく、痛いラブだ。無知で、狂気なラブだ。けれど、けな気で、悲しいラブだ。たたみかけるようなせつなさがよい。少なくとも、私的にはマルだ。作者は、本を出すのは初めて、ということなのだが、時代物にしては、それほど難しい描写もなく、読みやすかったと思う。ゲーム先行でない方が楽しめるのでは、とは思うのだが、しかし。あの長い長い告白を、一条和矢の声で3Dチックに読むことが出来るのなら、ゲーム先行も大いにアリだ。
■友人のリクエストでエイプスキンを作る。久しぶりだったので、つい、作業に熱中する。あまりに下品な仕上りだが、彼女が喜んでくれたのでむくわれる。あれ、本気で使うのかな。ま、いいか。
■突然、「青の軌跡」が聴きたくなる。で、聴き始めたが最後、シリーズ全部を聴いてしまい、気付いたらすごい時間だ。そんなわけで、レビューのアップはできず。予定とは狂うものなのだ。・・・・・まだ「カ行」なんだよね。先は長い。
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