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■ 2006年09月26日(火) 「キモチワルイ」の正体
明け方に床に就くのは最早日常で、ここのところは朝6時頃というのが普通です。その時間だと彼岸も過ぎたこの時期でも明るくなっていて、外からは人が「生活している」感も漂ってきます。
北向きの寝室には遮光カーテンを掛けているので、たとえ昼間でも寝室は大して明るくなりません。カーテンの隙間から漏れる光でやや薄明るくなる程度。 その部屋で布団に潜り込むと、最近、言い知れぬ焦燥感がありました。いや、焦燥感という言葉は必ずしも適当ではありません。不安感、嫌悪感、とにかく「やな感じ」。何だかキモチワルイ。 今まで静かだったはずなのに、布団に入ってしばらくすると外からやたら風の音が耳に付く。風なんか吹いてた? 強かった? 何でこんなにゴーゴー言ってるんだろう??
それがです。
今朝布団に入ったのはいつもより遅く、朝7時少し前。布団に入ってしばらくすると、地震がありました。最初は揺れているのか気のせいなのか微妙な程の小さな横揺れ。それが徐々に大きくなって「地震?」と思うと、それまでより大きな縦揺れが。地震のメッカみたいな南関東で生まれ育ったからか、別に地震に人並み以上の恐怖感を持っているわけではないけど、揺れには敏感です。就寝中の地震とか、揺れ出す前に目を醒ますタイプです。ああ、今日何だか寝ようという気にならなかったのはこれだったんだ。 地震があるとテレビを付けて震度や震源をチェックするのは習慣。NHKにチャンネルを合わせて、最大震度が4であること、うちのあたりは3であること、震源は伊予灘、なんかを確認してテレビを消し、布団を被ります。
・・・あれ?
地震というのはどんな規模か終わってみないとはっきりは判らない。だから「大地震になるような揺れ方じゃない」と判っていても、横揺れと縦揺れがはっきり分かれるレベルの揺れだと、横揺れの段階で「どのくらいの縦揺れが来るか」ドキドキします。そのドキドキ感はまだ引きずっているものの、昨日まであったような気持ち悪さがすっきり消えています。さっき布団に入った時とは明らかに違う。何かすっきりしてる。
気持ち悪さは地球が溜め込んだエネルギーに由来するものだったのか? それを感じるって野生児かあたし?
でもとにかく、ここ数日感じていた不快感が、地震を境にスッとなくなったのは確かなのです。
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・過去の「今日」。
2004年09月26日(日) 祭囃子の郷愁
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