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■ 2004年09月26日(日) 祭囃子の郷愁
この週末は地元の神社の例大祭だった。
うちの辺りは殆どの神社が秋祭りで、9月末を中心に例大祭を行う。この週末が例大祭だという神社が、少なくとも近辺に3社はあるらしく、御陰でこの辺の甲州街道はあちこちで車線規制が行われていた(神輿や山車が通る時は2車線使うのね)。
実家から神社までは近い。例大祭当日の14時頃から全町会の神輿が神社に集まって宮入が始まる。そして15時頃には宮入を終えた神輿が、各町会へと戻っていく。15時過ぎ、宮入を終えて戻ってきた神輿が、我が家のすぐそばを通過した。 祭囃子、そして神輿の担ぎ手達の掛け声。 うちの辺りは「江戸」ではないが、神輿の担ぎ方は江戸のそれと同じだと思う。何処かへ出掛けた折などにその土地の祭りに出会すことはあるが、こと神輿に関しては、江戸が一番だと私は思っている。 「ソイヤ!」「サー!」 威勢の良い掛け声と、喧嘩神輿のような担ぎっぷり。そして地元の祭囃子。 窓から眺めているうちに、勝手に涙が出てきた。
うちの氏神の例大祭は、毎年決まって天気が悪い。大雨だったことは少ないけれど、綺麗に晴れたことはもっと少ないかもしれない。毎年毎年、昨日や今日のような雨が降ったり止んだり、小雨がしとしとと降り続いたりするような中途半端な天気の中行われる。 だから私は確信していた。この週末は天気は良くないって。
明日、広島へ戻ります。 でも、私が「帰る」場所はいつだって東京です。
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・過去の「今日」。
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