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■ 2005年08月11日(木) 夏の想ひ出
お盆の帰省ラッシュが始まったようですね。
私は今までの二十数年の人生の中で、お盆に何処かに出掛けたことというのがあまりありません。 うちの父が渋滞を嫌い、いつも7月末頃に夏休みを取っていて、2泊3日で伊豆に海水浴に行き、その帰りに2泊3日で祖母の家に寄るというのが、小中学生の頃の家族旅行の定番。一度だけ(理由は忘れたけど)お盆に祖母の家に行ったことがあり、その時初めて見た盆灯籠が仏壇の前でクルクルと回る光景は不思議な感じがしました。ましてや家にお坊さんがやってくるなんて(お寺はすぐ近くなんだけど)。
高校から大学時代には、お盆の時期に極大が当たるペルセウス座流星群を見に出掛けることがありました。合宿です。暗闇、星空の下、ブルーシートの上に並べたシュラフにくるまって、夜空に流れる星を数えながら(と言うとロマンチックな感じですが、「流星観測」なので非常にシュールにデータを取ってます)、昼間、顔を見ながらじゃ出来ないような濃ゆい話をいっぱいしました。男女混合、先輩後輩関係なく。
今年もお盆がやって来ましたが、あの父のムスメである私は、やっぱり渋滞を嫌って何処にも行きそうにないです。 しいて言えば、人が居なくなった東京に帰りたいんですが。或いは、明日夜が極大のペルセウス座流星群を見に行きたい。出来ることなら、あの頃のように、バカ話をしながら。
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・過去の「今日」。
2004年08月11日(水) 腹ごなしに星見散歩
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