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■ 2004年10月02日(土) しまなみ海道と秋の味覚 <画像あり>
(飽く迄も自分的に)早起きして、愛媛・大三島の大山祇神社へ出掛けた。目的は勿論、参拝と御朱印。10時頃に家を出たのに途中道に迷ってとんでもない山道に入り、目的地である大山祇神社に着いたのは、12時を回っていた。 大山祇神社。延喜式内社(延喜式の神名帳に出て来る神社)で伊豫国一宮、そして日本総鎮守。祭神・大山積神は三島大明神ともいい、静岡・三嶋大社の祭神と同じとされる。天照大神の兄神で、富士山の木花咲耶比売の父神。瀬戸内・三島水軍の守護神でもある。山の神でもあり、海の神でもある。 大山祇神社の祭礼が近いのか、近くの別の神社の宵宮の日だったのか、大山祇神社正面の道を浴衣や祭りの装束に身を包んだ人たちが踊り、その後ろを山車が行く。 近くの「せとうち茶屋」で私は「いわしうどん」(鰯をすりつぶしたものを練り込んだうどんだって)を、夫は「鯛飯御膳」をお昼に食べ、ゆずジュースを飲み、大三島のインター近くにある道の駅に寄って「どこでもドラえもん」の愛媛限定バージョンをゲット。そして「すだち」が10個で100円という激安価格で売ってたので、これもゲット。よし、今夜は秋刀魚で決まり♪
宝篋印塔(写真右)は、時宗の開祖・一遍上人の奉納による物で、重文。 しまなみ海道でひとつ手前の島・生口島へ戻り(この島だけしまなみ海道が建設途中で、強制的に島内に下ろされます)、行きに見かけたお寺ふたつを目指す。 まず最初に光明坊。行基が開基したという真言宗の古刹。こんな辺鄙な所(何せ島)だけど、古刹と言うだけあって趣があるお寺。黒くてふくよかな猫(首輪付き)が、本堂の前を横切っていったので追いかけるが、みゃーみゃー鳴くクセに相手はしてくれない(涙)。本堂は拝観自由だったけれど人はいなかったので、庫裏へ直接伺った。とても感じの良い奥様が応対して下さり、(多分)ご住職が御朱印をしたため(と言うのかな)て下さった。玄関で待つ間、出て来て相手をしてくれたのが、黒くてふさふさした毛の猫ちゃん。いやん2匹もいるのね。この子は特に甘える訳でもないけど、手を出しても特に嫌がることもなく、玄関の外で私と遊んでくれた。 人が戻ってくる気配がしたので玄関内へ戻ると、奥様が御朱印を手に、そしてご住職が奥に。 「あら、猫? どっちかしら?」 黒い、ふさふさの子で、毛の短い子はさっき向こうで見ました。 「両方男の子なの。その子はベッカムくん」 何と。ベッカムくんでしたか。 御朱印を受け取り、300円を奉納して、ベッカムくんと少々戯れ、光明坊を後に。
続いて向かうは、札所の看板が出ていた薬師寺。札所というと、四国とか坂東とか秩父とか有名だけど、結構全国色んな所にある。ここは中国四十九薬師霊場の第十九番札所(で会長らしい)。法事が入ってお忙しいところ、ご住職手ずから目の前で印を押して下さった(書いたのは奥)。 その最中、何処から来たとか気を付けて帰り、とか多少無駄話をし、御朱印帳を受け取って 「300円でいいですか?」 と伺ったところ、ご住職は私の手から小銭を受け取り、 「ちょっと待って」 と言うと、何やら後ろの棚の上から取り出した。 「お裾分け」 私の手に渡されたのは、大きなマッチ箱(もちお寺の)と瓦煎餅2枚入りの小袋(これもお寺の)。 「お忙しいところありがとうございました」 御礼を言ってお寺を後にした。少し高台にあるこのお寺の駐車場からは、蜜柑畑越しに瀬戸内海がよく見える。すぐ下が蜜柑畑だから、柑橘類のいい匂い。
左から光明坊、ベッカムくん、薬師寺境内に(何故か)あったウルトラマン石像(アンパンマンもあった)。 途中、スーパーに寄って秋刀魚やその他食材(安かった物ばっか)を買い込み、今日の夕飯は秋刀魚に舞茸と椎茸の炊き込みご飯に、長葱と油揚げのお味噌汁♪ 秋味を堪能です。 日本人で良かった。
さーて、すだちがまだ9個もあるから、まだまだ秋刀魚食えるな・・・<違
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・過去の「今日」。
2002年10月02日(水) 人生初
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