琴 星 商 事 日 乗
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2004年07月18日(日)
  そして関西へ−交野荒行編 <画像あり>

 新婚旅行第2弾〜♪

 なんてワケではありません。夫が1週間、京都に出張なので、一人で広島にいても仕方ないし、東京には帰ったばっかだし、一緒に京都に行くことにしました。なので京都より更新です。

 朝、広島を出て、高速を一路茨木へ。今日は夕方まで夫の車で移動出来るので、前々から行きたかった大阪・交野の星辰信仰の霊所巡り。まずは磐船神社へ。

 磐船神社は、交野市の南、生駒山地の北部にあります。平たく言えば、巨石信仰の古社。物部氏の祖である饒速日命(ニギハヤヒノミコト)を祀っています。この神様は高天原から天の磐船に乗って降臨された神様で、御神体はその「天の磐船」と言われる高さ・幅共に12mもある大きな岩です。
 で、ここは修験の行場になってまして、お天気で足場が悪くなければ、参拝客も体験することが出来ます。名付けて「岩窟巡り」。行くかどうか迷ったのですが、これでも師匠(※学生時代のね)は修験が専門。ここで弟子が行かないでどーする(謎)。
 てワケで修行してきました。「特別な行法を知らない人でも岩窟巡りをするだけでも行になると言われる所」だそうです。社務所で一人300円支払い、白衣(上着のみ)を借りて岩窟へ。
 初めにお断りしますが、都会生まれの都会育ちの私は、山登りとか足場の悪いのとか大の苦手です。学生時代、調査でやっぱり行場だったような山の中の滝とか行くんでも、一苦労なんてモンじゃありませんでした。一人じゃ絶対に無理です。なのに何無茶してんだ、と自分でも思います(ダメじゃん)。
 岩窟巡り。御神体を筆頭とする数々の巨石が絶妙のバランスで組み合わさった下を縫うように、くぐりぬけ、よじ登り、滑り降りて一本橋(岩の下は小さい川です)を渡る。死にそうです。途中の小さいお宮にお願いしました。生きて帰れますように・・・!(ホントバカ)
 どうにかこうにか岩窟を抜け、少し上ると「天の岩戸」がありました。
 いやいや、行なんて、フツーの暮らしをしてたら滅多に出来るモンじゃないですから、貴重な体験したと思いますよ。でもしんどかった。
 岩窟巡りは磐船神社のHPでもバーチャル体験出来ます。興味のある方は是非。

拝殿と天の磐船巨石群天の岩戸
右から拝殿と天の磐船、巨石たち、天の岩戸。
天の岩戸は夫の携帯で撮影。岩窟巡りをしないと拝めません。

 バテバテになりましたが、続いて北東に向かい、機物(はたもの)神社へ。こちらの祭神は天棚機比売(あまのたなばたひめ)大神。つまり、織姫、ベガ。社務所で売っていた交通安全御守ステッカー、琴座がデザインされてました。500円。買ったさ。そりゃあ買ったさ。買うだろ当然。夫の車に貼るか、自分の自転車に貼るか(ぇ
 余談ですが、実家に秩父神社の七星守もあります。北斗七星の図柄が蓄光で光ります。
交差点より機物神社機物神社拝殿

 それから、ちょっと調べたいことがあったので、機物神社近くの市立倉治図書館へ。隣が歴史民俗資料館だったので、習性として覗き、図書館2階の郷土資料コーナーへ。交野市史には目指す資料はなく、交野町史に該当の記述を発見。そこのコピーだけ取ってもらって、交野を後にしました。何の資料かって? マニアックすぎて判る人も少ないでしょうが、その昔、交野にあった陰陽道河内歴代組に関する記述です。たった2P分ですが。

 明日は大阪でMasaさんと遊んでもらいます♪ 四天王寺! 阿倍王子神社(そして末社・安倍晴明神社)! 阿倍野神社! 生國魂神社! 今宮戎! そしてお好み焼きになんばグランド花月(前通るだけ)〜♪←どんな取り合わせだ


オマケ。
高速で遭遇した馬運車。
小倉から栗東に向かって走ってるのかなぁ。
昨日小倉で走った馬乗せてるのかなぁ。
西宮名塩SA付近にて。


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・過去の「今日」。

2003年07月18日(金) カテキン入門

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