無責任賛歌
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2004年06月20日(日) |
転がる石は憎めない。 |
「恋愛頭脳」(←クリック!)を試してから、自分の診断結果が変化してないかどうか、見るのが日課になっているのだが、最初は「高校生」レベルだったものが、今日はめでたく「大人」になった。参加人数が何百人か増えたので、中央の山が盛り上がって偏差値が上がったのであろう(^o^)。 それに比べて、しげの診断は、一時期は「ヘタクソ」程度だったものが「極端/非常識」が定着、最初は20%はあった「恋愛観支持率」も16.1%まで下がり、コメント内容も「アンタ妄想抱いてるんじゃないよ」というレベルのもので、どんどん悪化するばかりである。
>「しげ。さんの恋愛観は、まず一般のそれではありません。付き合った経験も、ドラマも漫画も何もかも参考にせず、まるで地図も磁石も持たずに砂漠を歩くような無謀な恋愛観を保っています。ひとりで砂漠を歩くうちは無害ですが、そこにパートナーができれば、進む方角を巡って衝突し、いずれ別々の方角へ歩いていくことは目に見えています。この偏った恋愛観を個性だと理解してくれる、器の大きなパートナーが見つかることを切に願います。」
……オレ、そんなに器大きくねえぞ(~_~;)。 相性診断も日々変化しているのだが、今日の診断は以下の通り。
> 「しげ。さんと藤原敬之さんの相性レベルは「普通」です。( 相性 50 % )」 > 人生における恋愛:× 藤原敬之さんとしげ。さんの恋愛観に温度差がありすぎます。 > 社会における恋愛:△ しげ。さんは大人ですが、藤原敬之さんからは壁があるように感じられます。 > 自己犠牲の精神:× 藤原敬之さんがしげ。さんに見返りのない愛を注ぎ、いずれ朽ち果てます。 > ルックス:△ しげ。さんはルックスばかり気にし、藤原敬之さんは無関心。対立します。 > 財力:△ 藤原敬之さんはお金に疎く、しげ。さんはお金も重要。トラブルになります。 > 安定と刺激:○ 問題なし。 > 駆け引き:× しげ。さんは完全に藤原敬之さんの尻に敷かれ、逃亡を企てます。 > 許容と束縛:× しげ。さんの度を超えた束縛に藤原敬之さんは不満がたまります。 > 将来への意識:◎ 問題なし。
それぞれの項目を突き合わせると矛盾も起こるようだけれど、人間、一面的な計り方はできないし、まあかなり当たってるかな、というところだろう。確かに私、かなり朽ち果ててるしな。(;-_-) =3 フゥ。 診断系のサイトにハマッたことはあまりないのだけれども、この「日々変化」ものには「やられた」(^o^)。もしよかったら、みなさんもパートナーとの相性とかこれで調べて楽しんでみませんか。で、できたら私にそれを教えてくださいな。メールでコソッと教えて下されば、ネットで公表はしないので(公表してもヘイキだよ、って方は、BBSにどうぞ)。
近づいていた台風、どうやら四国の方に抜けたらしく、福岡の街は平穏そのもの。でも風だけはやや強くて、しかも「暑い」と「生ぬるい」の中間くらいの気持ち悪さ。クーラー点けてなきゃ凌げるものでもないが、クーラー病も増えそうな一日である。 練習日だけれど、先週は役者が二人、ドツボにハマって「欠席」だったので、今日はどうなんだろう? としげに聞いてみると、「今日は二人とも来るみたいよ?」とのこと。様子が気になりはしたので、朝から付き合うことにする。 まずはしげの車で、鴉丸嬢を迎えに行く。 起きて来られるのかどうか、多少心配ではあったが、鴉丸嬢、元気に出てくる。「最近、浮き沈み激しかったけど、今日は元気」とのこと。「一人になるとさ〜、もうどうでもい〜な〜って、“しげさんモード”になってたよ〜」だそうである。 ダメだよ〜、鴉丸さん、ドツボにハマッたときのしげはもう「人としてサイテー」ランクなんだから(^_^;)。 3人とも朝飯を食べていなかったので、コンビニに寄って、パンなんかを買っていく。鴉丸嬢、店内で走り回ってるガキンチョを見て、「親、叱れよ!」と悪態をついていた。これが「いつもの」鴉丸嬢なので、ちゃんと元気は取り戻していたようだ。よかったよかった。
今日の参加者、カトウくん、鴉丸嬢、其ノ他くん、穂稀嬢、ラクーンドッグさん、しげに私。ラクーンドッグさんがいられるのが2時までなので、初めは黒子役などの打ち合わせを先にする……はずだったのだが、いつの間にかC−1藤田くん(兄ちゃん)の話になる。 前にも書いたか書かなかったか忘れたので書くが、お兄ちゃんは今回久しぶりに、たくさん出てくる「黒子」の一人の役で出演する……予定だったのである。 聞くところによると、役を打電されたお兄ちゃん、小躍りして喜んだらしい。いろいろあって、しばらくP.P.Produceでは役から離れていたのだが、別にメンバーがお兄ちゃんのことを嫌っていたわけではない。ともかく何をやっても憎めないところがお兄ちゃんの長所でもあり短所でもある。まあ、喜んで演じてくれるのなら、そりゃ、ありがたいことだなあ、とみんな思っていたのだ。 ところが次にお兄ちゃんの話を聞いたとき、一同、「はあ?」と口を開けて唖然としてしまった。 「お兄ちゃん、“黒子の衣裳”、買うってよ」 あの、「黒子」と言ってもね、それは別に歌舞伎に出てくる本格的な「黒子」のことじゃなくってね、そういう役柄を表してるわけであって、別に「黒子の衣裳」なんてものは必要ないのよ。普通、わからんかね、そういうことは。だからみんなで、黒いジャージかシャツでも着るようにしようか、てな相談をしていたところだったのである。誰もプロ仕様の服なんて揃えようとは考えていなかったし、だいたいそんな予算だってあるわけがない。黒子服だけで数万円も使えるかよって。 いやね、あなた、ちょっと考えていただければお分かりいただけようが、黒いTシャツの人々の中に、一人だけ、「本物の黒子」が混じっていたら、どれだけ違和感があるか。で、結局、お兄ちゃんがどうしても「黒子の衣裳が着たい」というのならば仕方がない、ということで、黒子の役は降りてもらって、カメラマンとしてそこにいてもらうことになったのである。これなら特に動かないし、舞台にいるわけでもないから邪魔にはなるまい、という判断である。 まあ、お兄ちゃんが「憎めない」というのはこういうところなんでねえ、ともかくお人好し過ぎるものだから、調子に乗ってしょっちゅう考えなしに先走ってはドツボにハマりまくっているのである。でも、自分がハマるだけならいいけれども、そのときは十中八九、他人も巻き添えにしてくれるのだよなあ。いや全く、お兄ちゃんの過去の「戦歴」をあれこれと挙げていったら、両手に余るほどで(~_~;)。今日もそのあたりの話が出て、みんなでタメイキついたり苦笑したりしていたのだが、その細かい内容については、壁に向かってズンと落ちこんでた弟くんに悪くて、ここではとても言えねえ、言えねえ(^.^;)ゞ。 おかげで、もしかしたら私が代わりに黒子やらなきゃならなくなるかもしれないのである。マジで公演前までにあと10キロ痩せて、身体も鍛えなきゃならないってか? このトシで。 だからよう、お兄ちゃんよう、もう充分「おなかいっぱい」だからさあ、そろそろこのへんで人を笑かしてくれなくてもいいから、地に足をつけた生活、考えろってば。
練習は5時で引けて、父と姉と、「大東苑」で待ち合わせ。 「父の日」のお祝いで、席を予約して、二人を招待したのだが、そのことがよっぽど嬉しかったのか、父は店を1時間も早く閉めて、待っていた。 連絡を入れるなり(それまで練習で地下にいたので、携帯の電波が届かなかったのである)、「いつまで待たせるとや!」と父からいきなり怒鳴られてしまった。な〜に言ってんだか、そんな、勝手に早仕舞いされても、もともと約束は6時じゃないのよ(-_-;)。普通、二時間も前から待っとく方がどうかしてるだろう。これだから「博多人は、世界が自分を中心に回っていると思っている」と言われてしまうのである。まあ、実際回ってるんだから仕方がないんだけど(^o^)。 店から二人を車で送って行こうと思っていたのだが、せっかちな父は「もう現地集合でよか!」と一方的に電話を切ってしまった。こうなると何を言ったところで聞く耳は持たない。距離としては父のほうが「大東苑」に近いので、私らのほうが遅れてしまうのは明らかである。顔を合わせるなり、また文句タラタラなのだろうなあ、と覚悟して、ともかく車を走らせる。また、間が悪いことで、大東苑の駐車場がどこにあるのだか、しげは発見できず、仕方なくちょっと離れたキャナルシティの駐車場に停めることにした。 時計はもう5時半過ぎ。父の店から大東苑まで、歩いて来たって、30分はかからない距離だから、こりゃあもう、絶対に店の中で父はブリブリ文句言ってるにちがいない、と思って中を覗いてみたのだが、どういうわけだか父も姉もまだ店に着いていなかった。 父と姉が到着したのは5時45分で、どうしてそんなに遅れたのかと言うと、バスが10分以上も遅れたのだそうな。そりゃ、歩いて来た方が絶対早かっただろう。怒鳴っといて自分が遅れて着いたものだから、さすがの父も決まりが悪そうである。「あんちくしょう(=バスのこと)、遅れて三台も続けて来やがって」と悪態をついてるが、日曜の夕方だし、道は当然込んでますって(^_^;)。 盛り合わせの肉を4人で突つくが、父はビールは飲むが、肉はあまり食わない。一応、糖尿のことを気にしているようだが、どっちかと言うと酒飲まないで肉食ったほうがまだマシなんだが。それでもとりあえず「今日はありがとうな」と言ってたから、気持ちだけは受け取ったのだろう。 ……ま、いっか。
父と姉と別れて、キャナルシティに回る。 時間はちょうど7時で、中央の舞台では、外人さんのパフォーマンスが演じられていた。休日の大道芸はキャナルの目玉の一つである。バイオリンで「ハンガリアン狂詩曲」「レットイットビー」「ビバルディの四季の『春』」などを演奏しながら、足でペダルを踏んでマリオネットを同時に三体も操るというなかなかのもの。こういうのを見せてくれるから、ついついキャナルに足を運びたくなるのである。 福家書店で本を買って、「ウェンディーズ」でお茶を飲みながら、9時まで時間を潰す。 今日読んだ本は、そこでの『エクセルサーガ』12巻(六道神士)のみ。練習やら何やらで本を読む間がなかったから、これはまあ仕方がないのである。
9時からはAMCで映画『メダリオン』。「ジャッキー・チェン生誕50年/日本公開50作記念映画」という触れ込みだけれど、まあそれほどの大作ではない。なんか以前見た『ゴールデンチャイルド』みたいな雰囲気だけど、まあ、ジャッキーにパクリがどうの、と言ったって仕方ないしな。生のアクションシーンが減って、ワイヤーワーク、SFX、CGに頼るシーンが増えちゃったのは哀しいが、ジャッキーが50歳を過ぎてまだアクション映画に拘ってくれていることのほうを喜ぶべきなんだろう。
19日に発表された厚生労働省研究班の「酒害」に関する全国調査で、アルコール依存症の人が全国で推計82万人、「酔っぱらいにからまれた」「無理やり酒を勧められた」など、酒で嫌な思いをしたことのある“酒害”経験者が、およそ3040万人いることが判明。 人口の1/4が「メイワク」と感じているわけだけれども、「嫌煙権」みたいに「嫌酒権」が広がって行くかどうかは難しいところだろうねえ。日本人は酒に寛容、というよりは酒の力借りなきゃ言いたいことも言えないくらい、フヌケてるやつが多いからなあ。 また博多のことを持ち出すか、とウンザリされるかもしれないが、「黒田節」の「黒田武士」ってのは、「酒を飲んでも乱れず舞った」というのが「誇り」なんである。それを見習えとまでは言わないが、せめて、「酒に“飲まれて”乱れるくらいなら飲むまい」と考えるくらいの判断力、というより羞恥心は持ってもらいたいね。 キレイな飲み方のできない人間は、大半の下戸から「糞以下」に見られてるってこと、ちったあ自覚してもらいたいんだけど、これがまた、セクハラ中年に限って、自分は哀愁を背負ってるから女の子から同情してもらえてる、なんて巨大な勘違いしてるやつ、多いんだよ。いや、真実言うけど、女の子は内心、「死んでくれ」としか思ってないって。
2003年06月20日(金) さよなら/『ナジカ電撃作戦』3巻(完結/田代琢也)/「『ぼくら』連載漫画版 妖怪人間ベム』(田中憲) 2002年06月20日(木) 癒してくれなくていいってば/映画『怪盗ジゴマ 音楽編』/『夏のロケット』(川端裕人)ほか 2001年06月20日(水) べとべと、ぬめぬめ、もわああっ/『トガリ』3巻(夏目義徳)
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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