無責任賛歌
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藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2004年06月17日(木) 本名のこと。(←意味深(^o^))

 いつも長々と日記書いてるせいで、コンテンツがろくすっぽ更新できなくなってるのでそろそろ短めに書こうと思う。……ってこのセリフ、これまでに何度書いたか(^_^;)。

 夕べ見ながら寝てしまった『カメレオンズ・リップ』、あさ早めに目が覚めた(と言っても午前3時だ)んで、続きを見る。なんたって、前後編合わせて3時間半ある大作だからなあ、根性入れて見ないとそりゃ寝るって。
 なかなかの佳作で、これも劇場に見に行きたかったくらいだが、ところどころギャグが滑ってるところが気になった。これも詳しい感想はコンテンツに上げたい……っていつになるんだ、それ。


 さて、この日記は「藤原敬之」というハンドルネームで書かれているわけだが、これはもともと「戯曲」を書くために考え出したもので、厳密に言えばHNではなくて「ペンネーム」である。
 これはしげが主宰している「演劇集団P.P.Produce」のために作ったものだから、基本的にはうちの劇団以外の関係で使用する予定はなかった。ネットを始めて、いざハンドルネームを考えなきゃならない事態になったとき、一人の人間が二つも三つも名前を持って「別人のフリ」をするのって、ネカマじゃあるまいし何だかイヤラシいよなあ、と思ったので、そのまま流用することにした(また誤解する人がいるといけないので書いとくが、他人がいくつハンドルネームを使い分けていようが、それを咎め立てするつもりは全くない)。
 だから、一時期、いくつかの事情が重なって、やむを得ず名前を複数持って使い分けていた時も、内心、かなり「不本意」ではあったのだ。今はようやく「藤原敬之」一つに絞れることになって、ホッとしている次第である。けれど、本音を申さば、本名一本で行きたいところなのである。
 しかし、そうしたくてもこればかりは諸般の事情が許さない。実をいうと、私は本名でも本業の傍ら、演劇関係の仕事をしているのだが、本名で書く芝居、演じる芝居は、P.P.Produceで書いているものとは毛色が全く違っている。おふざけが一切許されない、カタイ、カタイ芝居なのである。そういうものを書いてる人間が、P.P.Produceでのようなオチャラケ芝居を作っていると知られたら、ちょっとばかしマズイことになる。
 今日もある方と組んで、寸劇を演じることになったのだが、この方はそちらの仕事に、「私を見込んで(◎_◎;)!」仲間に引き入れてくれた方である。……どういうわけだか、私が本名であちこちに書き散らしている雑文をお読みになって、「この人とならコンビが組める!( ̄∇ ̄ ;)」と、思われて、声をかけてくださったのだ。いやねえ、「人はいろんなヤツがいていい、個性は大事だ」とか何とか、ありきたりのことしか書いてない駄文なんで、なんでそう思われたのかは謎なんだけど。
 本名で演じた芝居だから、タイトルがどうでどこで演じたかとか、内容をここで事細かに記すことはできないが、マジメな芝居で笑いは一切取らない。しかも台本なし、打ち合わせをやったのみの即興劇である。実はかなり緊張していたのだが、私はその方を徹底的にイジメ抜くイヤラシイ役なので、思いきり辛辣に演じさせていただいた。またその方も上手い方で、実に的確に私の投げたポールを受けて、返してくれるのである。
 年に一、二回はこうして本名でも芝居を書いたり演じたりをしているが、こちらの方はそんな「即興」的なものが多い。ところが綿密に練習した芝居より、いきなり舞台に立ってなるようになれ!で演じたものの方が意外に出来がよかったりするし、受けもよいのだから、世の中ままならないものである。
 実際、今回も、上演後の客のアンケートは頗るよかった。若干気になるご意見もありはしたのだが、ほぼ絶賛に近い。自分自身の拙さはいつだって自覚しているので、誉められると恐縮してしまうばかりなのだが、その方にさほど迷惑をかけたのでないのなら、一応は安心できることである。
 ……でもなあ、その方からいきなり「芝居やってくれ」って頼まれたの、わずか一週間前だぞ。おかげで今日は午前中、仕事休まなきゃならなくなったんだけど、そちらの調整がえらく難しかったのだ(その方には言ってないけど)。せめてひと月前くらいには打電しといてほしいものである。


 午後は普通に仕事。そしてやっぱり残業(-_-;)。
 8時近くになって、雨も降り出して来たので、仕事が休みのしげに連絡を入れて職場まで車で迎えに来てもらう。
 帰りにレッドキャベツに寄って買い物。晩飯は買ったコロッケとネギを使って、友人が海外土産でくれた英語ラベルの「Sapporo Ichiban」。日本のものと比べて味がどうかというと、インスタントラーメン自体殆ど食べたことがないから、味の比較はできないのであった。シュリンプとチキンの2種類があったけど、片方は塩気がキツいばかりで、海老だか鶏だかよくわかんなかったし。


 鴉丸嬢が「Yahoo!オークション」にオリジナルイラストを出品しているというので、しげ、パソコンを開いて一生懸命さがしているがなかなか見つからない。鴉丸嬢に電話して、どうやったら見つけられるか、いろいろ聞くのだが、どうもどこかに沈んでいるらしく、一向に出てこない。結局、IDを直接ぶちこんで、現物を見るまで1時間以上もかかってしまった。
 エロマンガ家目指してるだけあって、ボインがどっぱ〜んでロリな小悪魔ちゃんが鎖に繋がれてる、という美味しそうなイラストだったが、好みを言わせてもらえれば、腰のあたりにもっとヒネリがほしかったところである。男というものは、スッとして姿勢のいい女性にだって性衝動を刺激されるものだが、それは清楚を売り物にしている女性の場合なので、ああいうエロなキャラの場合は、もっとポーズを「崩した」方がいい。
 できればもっと顔を後方斜めにのけぞらせて、けれど目線だけはこっちに向けて涙目にしといて、首に鎖かなんかハメてるから当然そこは食い込んでて苦しげで、半開きの口からヨダレなんか垂らしてて、当然背筋だってエビぞりで、ボインはトップが右と左に揺れて垂れててツヤツヤしてて、もちろん弛緩したように投げ出された両足は汗ばんで大きく開かれてて……って、オイ、私ゃエロマンガ評論家とちがうぞ(~_~;)。
 パソコンがずっと使えなかったので、仕方なくCSアニマックスで『美鳥の日々』6話見たり、『カメレオンズ・リップ』を見返したりした。


 ようやくパソコンを開いてみると、この日記のカウンターが80000HITを記録していた。キリ番を取られたのがどなたかは分からないが、定連さん三割、通りすがりさん七割がうちの常であるから、多分通りすがりさんであろう。せっかく「ハローキティ博多出張版ミニタオル3点セット」をプレゼントしようと思っていたのに、残念なことである。
 一日のヒット数が数万、数十万、なんて巨大サイトも世の中にはあるわけだから、8万程度で浮かれちゃってる私などはハナで笑われてしまうだろうが、嬉しいものは嬉しい。定連さんには今後ともよろしくお願いいたしますです。m(__)m まあ、飽きちゃったらいつでも放置プレイして下さって構いませんから(^o^)。


 今日読んだ本、戯曲、鐘下辰男『続・殺人狂時代』、マンガ、臼井儀人『クレヨンしんちゃん』38巻。まあずっとビデオ見てたから読めた本はこんなものだ。

 その『クレヨンしんちゃん』のアニメだけれど、去年、日本PTA全国協議会の「子どもに見せたくないテレビ番組」調査で堂々1位になっていたが、今年はその座を『ロンドンハーツ』に譲った。次いで『水10!』、『クレヨンしんちゃん』は三位である。
 評判がよくなって、順位が下がってきたのかな。『ロンドンハーツ』や『水10』やってる時間帯に小学生の子供が起きてるってことの方が問題だと思うけれども。親の躾ができてないこと、自分たちで暴露してるぞ(^o^)。

2003年06月17日(火) どうせみんな買うんだ(T∇T)/『おまえにチェックイン!』1巻(桜木さゆみ)
2002年06月17日(月) 范文雀はプロレスラー!?/『のーてんき通信 エヴァンゲリオンを造った男たち』(武田康廣)
2001年06月17日(日) 父の日延期(^_^;)/映画『高校教師』



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