無責任賛歌
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2004年05月22日(土) |
関係者にしか意味が分らない文章ですみません。 |
お昼から、知り合いの劇団の公演があるので、某所まで出かける。何度か日記に書いちゃいるが、ある事情から、芝居の内容とか書くことができない。従って、見た感想とかも内容に触れたような具体的なことは書けない。せっかくの舞台公演なのに、宣伝も充分にできないというのはちょっともったいないと思うので、次回の公演からはそのあたりの「問題点」をクリアーにしてもらいたいものだ。 芝居そのものは、コヤの形状や広さが必ずしもその芝居のそれと合っているとは言い難い面があったので、ちょっと見ていて「苦しそう」であった。役者の演技がかなりコヤの狭さのせいで制約を受けているのである。 例えば、走る演技一つ取ってみても、「ブレーキ」がかかっているのが見ていてハッキリ分かってしまうのだ。ヒロインが、すがろうとする相手を振りほどいて走り去ろうとするときに、「たたら」を踏んでしまっちゃ、それが会場自体に問題があるせいだとわかっちゃいても、ちょっと苦笑してしまう。袖の奥がもっと広ければ、こういう点には気がねすることなく走りこめる。本当ならもっとのびのびと演技できるはずだし、更にはそんなふうに「ブレーキのかかる演技」を強いられる方が、役者の疲労度は高いのである。二時間十分の長丁場、役者がだんだんと疲れて行く様子を見るのはちょっとつらい。 でもこれは劇団の予算的な面での制約もあったのだろうから、同情することであって、文句や批判ではない。こういう会場の問題も、次回から考慮してもらいたいなあという要望のようなものである。 役者さんたちの演技自体は、最初あまり噛み合っているようには見えなかった「間」の取り方が、後半にいくほどよくなっていた。いくつか、そこのセリフは解釈が違うんじゃないかなあ、と思える部分はあったが、出演者がそれぞれのキャラクターを「立てる」ことに成功しているので、さほど引っかかりはしなかった。特に、ワキのヤンキーの兄ちゃんを演じた人が、バカになったりカッコつけしてみたり、実にいい味を出していた。
見終わって、上に書いたようなことを簡単にアンケートに書く。 手伝い人に出張っていたしげや、見に来ていた鴉丸嬢、其ノ他君たちに挨拶をして帰宅。
ここんとこしげと時間が合わないので、買い物に一緒に行くこともできない。夕食は家の近所のラーメン屋で済ます。 ちょうど、北朝鮮での小泉首相の記者会見をテレビでやっていたが、地村さん、蓮池さんとこのご家族5人は日本に帰る、曽我ひとみさんの夫ジェンキンスさんと子供たちは本人たちの意志で居残り、前回の訪朝で死んだとされていた拉致被害者については再調査を“これから”行なう、北朝鮮へのコメ支援は25万トン、というまあそんなところかな、という結末。 日本が今ひとつ強く出られてない感は否めず、「腰砕け」の非難がある程度出ることは必至だろう。ただ、事態が後退しているわけでもないところが微妙なところである。再調査を行なって、横田めぐみさんほかの安否が「やっぱり死亡」ということになったら、その報告までもまだ疑い続けることになるのだろうか。ああいう杜撰な国では、そもそも資料そのものに信頼性がない。横田さんのご両親ほか、拉致被害者の家族会のみなさんに安息の日が訪れることは相当遠くなりそうな気がする。
夜、10時を過ぎてしげは帰宅。今日も疲れていたらしく、即寝。そのあと私はDVD『ハガレン』4巻などを見て、寝る。
2003年05月22日(木) すっ飛ばし日記/本な男 2002年05月22日(水) 風邪引き第一日目/『クレヨンしんちゃん映画大全』(品川四郎編)/『ビートのディシプリン SIDE1』(上遠野浩平)ほか 2001年05月22日(火) 我々は夢と同じものでできている/『MY SWEET ANIME 私のお気に入りアニメ』
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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