無責任賛歌
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藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2004年04月03日(土) 本物の外人さんって何%だろう。

 相変わらず外人さんからのメールが毎日何10通も届いているけれど、全部迷惑メールに強制移動させられている。この日記で「外人名前で送ってきても読まないよ」とハッキリ書いてるのに、同じことを繰り返しているというのは、やっぱりこの外人さんたち、日本語が読めないのである。中身を読んでみると「あなたのホームページを読んで感心しました」とか書いてあるんだけどな(^_^;)。だから、それなら日本語で送ってこいっての。
 ネットが世界に開かれてるとは言っても、日本人の、しかもたいした内容も書いてないHPをいちいち丹念に見て歩く外国人なんているわきゃない。世界世界って、大袈裟に騒ぎすぎてるよなあ。最近も知り合いで「ネットにハマると危険ですよ」と忠告してくださった方がいたのだが、そういう感覚持ってる時点で、その人の方が危険に片足突っ込んじゃってるんじゃないかねえ。
 私自身、ネットを見てまわると言ってもニュース関連の危険のないところを見て回るのが殆どで、あとは好きな作家さんやマンガ家さんのホームページを時々覗きに行く程度、これも殆どROM専門だし、エロサイトはおろか、2ちゃんねるだってごくたまにしか覗かない(映画の感想を見るためくらいである)。ネットに踊らされようにも踊るほど見ちゃいないのである。自分のホームページを更新するのに追われてるし、だいたい本読む時間と映画見る時間の方が私にとっては大事なので、そんなにパソコンにハマってるヒマなんてない。
 ネットにハマらないのは、ある程度調べものをしていると、ネットじゃ情報が不充分だということがわかるからである。単語でGoogle検索かけても他愛無い感想文や印象批評に当たるのが殆どで、ホームページ作るために必要な情報がまるで集まらない。文献資料なんてのは特にそうで、本屋や図書館に直接足を運ばなけりゃ、見つからないものが腐るほどあるのだ。ネットを過信しちゃいけないのである。
 言い替えれば、情報はネットを見てさえいれば充分、というのは自分がその程度の情報で満足しているということなんで、人間がどんどん薄くなるばかりだと思うがどうかね。


 午前中に、キャナルシティまで出かけて、AMCで『花とアリス』鑑賞。しげは眠いと言うので、家に置いてきぼり。もっとも、しげの好むタイプの映画かどうかは微妙なので、無理に誘わなくて正解だったか。こういう青春映画に感動してしまうというのもちょっと年がいがないのだが、したものは仕方がないのである。10代でそれなりのアイドルになれる歌手や役者はどの世代にもいるものだが、「伝説」になれるのは稀である。運もあるけれど、資質を見抜けるだけの監督と出会えることが重要だろう。鈴木杏と蒼井優は、岩井俊二と出会えて幸福だったと思う。
 ……しかし、ここしばらくAMCに足繁く通ってたけど、『花とアリス』の映画チラシ、一度も目にしなかったな。誰かごっそり取ってったマニアがいるんじゃないか。


 いったん帰宅して、しげを叩き起こす。昼には起きると言ってたくせにやっぱり寝こいているのである。こちらが時間に遅れそうになるとすぐヒス起こすくらいせっかちなくせに、待ち合わせの約束はこうしてすぐに反古にするんだから、ふざけているのである。
 起きしなにまた「うどんうどん」と言い出したので、「台所片付けてないし、待ち合わせの約束も破ったくせに何言ってやがる」と一喝する。そしたらまた不貞腐れて出ていこうとしたので懇々と説教。薬を飲むようになって少しは落ち付いてきたかと思ったが、効き目が薄れてきてるみたいである。
 博多駅で、来月の東京行きの新幹線のチケットを購入。いつもは往復とも飛行機なのだが、今度は行きは飛行機にしたけれど、帰りは新幹線にすることにしたのだ。ゴールデンウィーク中なので、飛行機代が馬鹿高いのである。そのかわり、博多どんたくの真っ最中に博多駅に帰り着くことになるから、どれだけ混雑するかわからないのだが。

 そのまま快速に乗って折尾まで。やんちゃんこと下村ミサト嬢の所属している「うずめ劇場」の公演、『火あぶり/斑女』を見に行ったのである。下村嬢はほんのチョイ役。セリフを言ってない時の方が雰囲気があるというのは役者としては問題だろう。本人がやる気を出せば伸びる素質はあるんだけど、練習サボってたんだろうな。全く困ったもんである。
 芝居自体は、原作が三島由紀夫だから、うずめの役者さんにはちょっと荷が重かったろうという印象。私はアンケートに感想を書いたが、しげは何も書けなかった。芝居がハネて、下村嬢とちょっと話をしたが、しげがムスっとしてたのが気になったそうな。
 「そんなにつまんなかったんですか?」と聞かれて、しげの口がモゴモゴと動いたのを見て、私が慌てて中に割って入った。「いつもこんな顔だから」。そのまましげに喋らせたら、ホントに「つまんなかった」とストレートに言いそうだったのである。
 我々のような芝居好き、映画好きというのは、つまんないモノであっても見所というものは心得ている。完全な芝居がないのと同様、完全にダメな芝居というものもない。だから決して損をしたとは思わないし、義理だけで芝居を見に行ったりはしないので、申し訳なく思う必要はないのである。

 帰宅して、風呂に入ったら、そのまま爆睡。疲れはまた澱のように溜まりつつあるようである。

2003年04月03日(木) 地元企業救済旅行(^o^)/葉加瀬太郎プロデュース「フォーシーズンズ・イン・ザ・スカイ」
2001年04月03日(火) ボクの地震、キミの地震/ドラマ『陰陽師』第一回ほか



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