無責任賛歌
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2003年06月24日(火) |
暗い話更に二題/DVD『ななか6/17 <めもりーふぁいる>』/『羊のうた』第1章 |
一晩寝たら消えてるかと思ってた「ぶら下がり血管」、今日も一日中目の前でぶーらぶら。これが上から垂れ下がってるということはどこかに引っかかってるか、今まさに剥がれかけてる最中か、ということなんだろうけれど、となるとコレが切れちゃったりすると、目の前が血でぶわわっと真っ赤になっちゃったりするのだろうか。そう思うと、ヘタに眼を動かすことすら憚られてしまうのである。ったって、そんなのムリじゃん(-_-;)。 さて、またぞろ土曜日に眼科に行ったものかどうか。 ホントはいつものかかりつけの医者に行ったあと、しげと久しぶりに映画にでも行こうかと思ってたのだが。 もし、眼科にも回って眼底検査を受けたら、また半日、眼が使えないのである。朝9時に検査を受けたとして、映画を見られるようになるには、2時、3時ごろまで待たねばなるまい。それまでしげが退屈しないで待ってられる場所がありゃいいのだが。
今日も帰りが遅くなってしまったが、理由は上司にとっつかまっていたからである。 いや、また例の心の弱い同僚の件なんスよ(-_-;)。 今日、会議がありましてねえ、まあいつものごとくコレが勤務時間外まで長引いちゃってね、でもってその方、5時を回ったら「時間になりましたので退出いたします」って言って、プイと出てっちゃったのだ。しかも上司が挨拶しても完全無視。 その方、前にもこういうことやって顰蹙買ってたんだけど、もう、誰をテキに回しても構わないって感じの切れっぷり。って既に、全社員から嫌われてるんだよな。この人、自分の部屋をあてがわれちゃいるんだけど、実質上「隔離室」になってしまっている。誰もそこへは近寄れないし、そもそも近寄ろうともしないのだ。 「あそこに入れるのは藤原さんだけですよ」 と上司は言うのだが、私とて、好きで出入りしてるわけではない。仕事だからだ。全く、どうして私にだけ愛想がいいのだよ、あのひた〜(T∇T)。 で、上司の相談というのは、「昼食会を開いたものか」ということなのであった。上司は何とか頑ななその方の心を解きほぐせないものかと考えているのだが、どうも賛同者が圧倒的に少ないらしい。 そりゃ、頼みごとをしても逃げてばかりいる、あるいは完全に忘れていたり、勘違いしてたりする、そのくせ、自分のほうが被害者であるような気になって誰彼なしに文句をつける、陰で愚痴をこぼす、なんてことを繰り返していたら、誰だって嫌気がさそうというものだ。 まあ、私もメンタル面では似たようなものだから彼女の被害妄想的な面に同情しないわけではないのだが、同情してるからといって、何かができるわけではないのである。「まあ、いいんじゃないですかあ」とマヌケなことしか言えないのである。 で、上司は私に、ついにハッキリとこう言った。 「藤原さん、彼女とのパイプ役になってくれませんか。多分あの人は、あなたとお話しするのが唯一の『癒し』になってるんですよ」 パイプどころか私にマッチポンプになれと言ってるようなものだよ(T∇T)。 だからねー、アナタはねー、彼女が「いつか刺したい」って言ってるのを聞いてないから、そんなこと簡単に言えるんだよう(T∇T)。私がこれまでやってきたことは、「癒し」なんて軽いレベルのものじゃなくって、「説得」なんだってば。できればもう必要以上に「刺激」を与えたくはないのよ、私は。 ……これで胃潰瘍にまでなったら、シャレにならねーよなー。
版飯は博多駅の地下でカツ丼。セットで頼むとほうじ茶が付いてくるのだが、これが一番美味い(^_^;)。もう少し、衣をふんわり揚げるとか、そういうことできないものかね。これじゃ私が作るのとたいして味が変わらん。
DVD『ななか6/17 <めもりーふぁいる>』。 昨日と今日で全13話見切りました。原作と引き比べてよくなってるとこあり、コレはちょっとなと思うところあり。 原作では、序盤から結構、17歳のななかが顔を出してたのだけれど、テレビシリーズでは修学旅行編に入るまで、おとな七華は全く出現しない。シリーズ構成としての意味合いもあるのだろうが、例えば雨宮さんにピアノを懸命に習う6歳ななかを見ていると、肝心の本番のときに17歳七華が出て来て見事に弾いてみせるってのは、どうしても「これまでの6歳ななかの努力は何だったんだよ!」という気になって、ドラマとしてこれはちょっとどうかなとは思うものね。 原作のほうは、雑誌連載がどこまで長く続くか分らないので、早めに17歳七華を出しとく必要があったのだろう。マンガとテレビという媒体の違いがあるから、これはいたしかたのないことである。 逆に、テレビは13話しかないために、後半が相当駆け足の印象を受けてしまう。エピソードが相当省かれているし、6歳ななかが消えるのも唐突の印象を免れない。アニメとしてよく出来ているので(やっぱりJ.C.STAFFはいい仕事してるよ)、これがせめて2クールあったらなあ、と思ってしまうのである。 しげは、『ななか』を買った私を、毛虫でも見るような目で見て、「そりゃ、アンタが『ななか』好きだってのはわかるよ、わかるけど、だからってDVDまで買う?」と言うのだが、ええもんはええやん。
DVD『羊のうた』第1章。 アニメ版の方である。実写版も実は買ってるのだが、まだ途中までしか見てない。 監督が杉井ギサブローというのは期待していいんだか悪いんだかよく分らないんだが(『悟空の大冒険』『ジャックと豆の木』『銀河鉄道の夜』なんかはうまいと思うけれど、『タッチ』『紫式部 源氏物語』『ルパン三世 トワイライトジェミニの秘密』なんかはつまんないんだよなあ)、やっぱりいいとこと悪いところが同居してる感じなんだよねえ。 あの、輪郭のはっきりしない空間感覚を持った白っぽい背景(『タッチ』を思い出してね)はこの作品によく合ってると思うけれど、実写感覚を強調してるつもりなのか、やたら回想シーンを入れるのは、どうもねえ。それってアニメの場合、作画の使い回しで手抜きにしか見えないんだけど(-_-;)。 林原めぐみが千砂というのは、さて、どんなものだろうか。「だって高城の家は吸血鬼の家系だもの」ってセリフとか、あっさり言いすぎてるような。私はもう少し低い声を想像してたんだけど、そうすると雰囲気がちょっと重くなり過ぎるのかなあ。
2002年06月24日(月) 役者や脳/『三谷幸喜のありふれた生活』(三谷幸喜)/DVD『DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン』ほか 2001年06月24日(日) マンガ読みのマンガ知らず/DVD『地球防衛軍』ほか
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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