無責任賛歌
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藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2003年04月30日(水) メモ日記/白い人たちの夜。

 急にワイドショーの話題を独占し始めた白い服の人たちのニュース。
 オウム真理教の影があるからってんだろうけれど、報道の仕方が違うよなあ。馬鹿や既知外を馬鹿や既知外として報道するならともかくも(つーか、それだってこれまでのマスコミは極力避けてきたんではなかったか)、危険な団体っぽく報道しまくるのはなぜなのよ。やってることって、あちこちに布かぶせたり道を占拠したりって、いくら気持ち悪くたって、法律に照らし合わせりゃ微罪じゃないか。
 テレビ局がそうそう疑心暗鬼や被害妄想に犯されてるとも思えない。現段階で、本気であの団体を危険人物視してるとは思えないのだ。だとすれば、こりゃもうマスコミによる「魔女狩り」だよ。あいつら、面白がってやってるのだ。白い人たちに別段同情なんかはしないが、マスコミのほうは白い連中以上に狂ってるぞ。ネットで「何? あの連中」って言ってる人たち、それはマスコミに対しても向けようよ。
 

 マンガ、森下裕美『コマゴマ』4巻。
 殆ど先生漫画になっちゃった、というより全編佐藤先生の結婚話だね。でも、「運の悪い男と運のいい女が結婚すれば丁度いい」って言える女って、すげえいい女だって私は思うぞ。そう考えれば確かに、佐藤先生と結婚した運の悪い彼氏さんは、すごく運のいい男だと思う。人生万事塞翁が馬だ(なんか噛み締めてるなあ、オレ)。

 マンガ、尾田栄一郎『ONE PIECE ワンピース』28巻。
 なんかサバイバルものになってますが。しかもウソップとサンジ、最初からリタイアしてるし。キャラが多くなりすぎて、いったん整理しないとドラマを作れないからって判断したからだろうけれど、つまりはプロットに引きずられてせっかく作ったキャラを殺しちゃったってことだ(ウソップとサンジ生きてるじゃん、というツッコミはナシね。そういう意味ではない)。
 こういうのをマンガの「末期症状」という。……尾田さん、マンガ家としては終わっちゃったなあ。
 もうこうなったら、今のうちに稼ぐだけ稼いで、溜まった貯金と再出版の印税だけで老後を暮らせるようにするしかないね。鳥山明を目指しなさい。

 DVD『雪の女王』。
 やっと買った、ロシアアニメの古典的名作。カバーの惹句に「宮崎駿氏はこれを見てアニメに本腰を入れた」って書いてるけどさあ、そりゃそうだけど、そんな売り方をするのは失礼ってもんだろう。アニメ史上に残ってる傑作なんだぞ。
 それと日本語吹き替えだけでオリジナル音声が収録されてないのはどうして? こういう適当な仕様だと、やっぱりアニメは日本じゃ軽く扱われてるのかなあって気になって、なんかクサクサしてしまうんである。

2002年04月30日(火) 今もまだへにょへにょ(疲れてんだよ)/『開田無法地帯』(開田あや・開田裕治)
2001年04月30日(月) 別れのトワレ/映画『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』ほか



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