無責任賛歌
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2003年04月01日(火) |
K嬢のえっちな絵/『戦国秘帖 黒の獅子』vol.1(永井豪)/『20世紀少年』12巻(浦沢直樹) |
昨晩、しげは、知り合いの青磁さんの所属する劇団天地会の旗揚げ公演『天使は瞳を閉じて』を見に、北九州まで出かけていた。 でもって、今朝もしげは朝帰り。 それはまあいいんだけれど、帰るなり布団に潜りこんで、「心臓が苦しいから」と言って、職場まで送ってもらえなかった。具合が悪いなら仕方ないけれど、急だとタクシーが拾えないときがあって困るのである。時間ギリギリに職場に到着。こういう掛け込みはしたくないんだけど。
仕事、めちゃ忙し。四月に入ったんだから当たり前だけれど、去年より仕事が増えている。っつーか、私を買ってくれてる上司が、ある人のポストを取り上げて、いきなり私にくれたのである。あああ、あのねアナタ、そんな人の恨みを買うこと、私になんの相談もせんと……(@@;))))〜〜(((((;@@)。 前途多難なことである。
しげ、帰りは迎えに来る。 コンビニに立ち寄った時に、某エロ雑誌に鴉丸嬢のイラストが載ってるのを見せられる。きれいではあるがいわゆるアニメ絵で肉感がない。「アゴの線が閉塞線になってるからだよ。こうすれば」と指で輪郭線を少し隠してしげに見せると、「あ、そっちのほうがすごくいい」と言う。まあこれも経験値の差だ(何のだ)。
晩飯はスパゲティを作って食う。つまりはコンビニ弁当も買えないほどに貧乏になったということだ。……まだ月初めじゃん。我ながら人としてどうかと思う(^_^;)。
マンガ、永井豪『戦国秘帖 黒の獅子』vol.1(嶋中書店/Primoアイランドコミックス・500円)。 永井豪のデビュー前の習作をリメイクしたものが復刊。ターミネーターの先取りとか無理やり評価しようって向きもあるようだけど、連載当時から「今さら忍者モノにSFを合体させるってのもなあ」って印象で「古臭かった」んである。しかも、永井マンガの悪いクセで、後付けの設定がどんどん出て来て、ストーリー上の矛盾が一番ひどかった(勢いがあるときはそれも気にならないんだけどね)。それでもこのころまでは一生懸命、永井豪を追いかけてたんだよな。今はもう……。
マンガ、浦沢直樹『20世紀少年』12巻(小学館/スピリッツコミックス・530円)。 何と言っても今巻のキモは春波夫ですね。てっきりギャグキャラとして登場かと思ったらしっかりシリアスしてオイシイとこ抑えてるんだからなあ。こういうキャラ造りができるところが浦沢さんのストーリーテラーなとこなんである。関係ないけど三波春夫には21世紀まで生きててほしかったなあ。 でも「ともだち」の正体、ホントにフクベエだったんだろうか。も一つ裏があると思うんだけど、フクベエは実は催眠術で操られてたってオチにはしてほしくないなあ。
2002年04月01日(月) 心機一転?/映画『ビューティフル・マインド』ほか 2001年04月01日(日) 四月バカ/『ブンカザツロン』(唐沢俊一・鶴岡法斎)ほか
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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