無責任賛歌
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2003年03月11日(火) |
本気のしげ/『イリヤッド 入谷堂見聞録』2巻(東周斎雅楽・魚戸おさむ) |
まだちょっと長めになるなあ。 マジで爆走するぞ(^o^)。
仕事、おお忙し。ぶっくたびれて帰宅するなり寝こいたので、大して書くことなし。それでも腹は減るので、ちょっとだけ起きて来てスパゲティを作って食う。これもしげに残してやったけれど、味見程度につまんだだけ。 おいおい、ホントに痩せる気か?
マンガ、東周斎雅楽作・魚戸おさむ画『イリヤッド 入谷堂見聞録』2巻(小学館/ビッグコミックス・530円)。 1巻読んだときも感じたけど、コマ割りや絵柄がどうしても浦沢直樹を連想させちゃって、損してるよなあ。ストーリー展開も全く『MASTERキートン』。 アトランティスの伝説が余りにも古過ぎることは、マジメな研究をしたくともそれができない最大の要因だと思う。なんたって紀元前1万2千年前である。「物理的にありえない」記述ですら、伝承の過程で変質していったと言えば、いくらでも説明できる。フィクションではあっても、コジツケめいた説ではなく、゜いかにもありそうな」展開を試みてほしいんだけれど、そのために作者が用意したチカラワザが「東方見聞録の原本の発見」。ちょっと苦しかないかなあ。 アトランティスの牝牛信仰が、シュメールのイシュタル信仰に繋がり、更にはマグダラのマリアを通じてイエスの思想に影響を与えていったとするのは、もっともっと証拠がないとなあ。 いや、やっぱり「海底に沈んだ大陸」ってのがウソであっても、アトランティス自体はあったらいいなって思うしさあ。「偽史」に惹かれる人たちの気持ちがわかるね。
2002年03月11日(月) また一人のスケープ・ゴート/『新千年記(ミレニアム)古事記伝 YAMATO』(鯨統一郎)ほか……“NEW”! 2001年03月11日(日) 多分、猫たちにもある愛/『CYBORGじいちゃんG』2巻(小畑健)ほか
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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