無責任賛歌
日記の表紙へ昨日の日記明日の日記




ホームページプロフィール掲示板「トーキング・ヘッド」メール
藤原敬之(ふじわら・けいし)

↑エンピツ投票ボタン(押すとコメントが変わります)
My追加


2002年10月12日(土) 第一稿完成!/『ちょびっツ』7巻(CLAMP)ほか

 太陽が明るい。
 全く、このトシになって徹夜で原稿上げてるだなんて、わしゃ〆切前のマンガ家か。いや、修羅場ってほどじゃないけどさ。
 後半殆どはしょった感じにはなったが、ともかく第一稿は仕上げた。しげにいろいろ文句は付けられたがなんとかギリギリで間に合わせたのだ。約束破りが常連のしげにとやかく言われたくないものである。
 しげはいそいそと合宿に出かける。泊まりこんでまでどんな練習をするのかよく分らないが、ともかく今は眠い。額に手を当てると熱もある。
 空気が抜けたままのベッドに倒れこんで、そのまま夜まで爆睡するのであった。

 『起動戦士ガンダムSEED』第2回「その名はガンダム」。
 あっ、東京より一週間遅れで放映すると思いこんでたけど、福岡もちゃんと先週が第1回だったのか。前回こうたろうくんに見せてもらっててよかったなあ。
 でもやっぱりファーストガンダムのリメイクって印象が強いなあ。いい加減仮面の男を出すってネタ、やめたがいいと思うんだけど。
 「ガンダム」ってOSの名前なわけか。「GUNDAM」がそれぞれ何かの頭文字らしいがまるでMOGERAだな。面白いのかねえ、こういうの。私には姑息な語呂合わせにしか思えんが。スタッフが自分たちだけで悦に入ってる姿が透けて見えて、ちょっと鼻白んじゃう感じだ。
 キャラクターデザインがみんな同じ顔で80年代テイストなのと、三石琴乃がまた葛城ミサト役で出演しているので(^o^)、なんだか全然新しいアニメを見てる気がしない。
 富野さんが『キングゲイナー』やってんだからなあ。どうしても薄いアニメに見えちゃうんだけど、新人育成のダシに使われてる気がしてならんなあ。セリフもありきたりだし好みの女の子も出て来ないし。次回も見るかどうかは微妙。


 夜、ヨナさんとこのチャットを覗く。
 ヨナさん、初めましてのユースケさん(男性かと思ったら女性であられた)とご挨拶したあと、番人を頼まれる。
 ちょっと待ってるとあやめさんが来られたので、ちょっと有頂天になる。全く、人妻に何を萌えてんだか(^_^;)。カラオケ話が、いつの間にやらあやめさんの写真集を出そう話にスライドする。聞くところによるとあやめさん、○○姿とか○○○○○姿とか○○○○○姿の写真もお持ちだそうである(伏字にするとかえってえっちっぽいな。いや別にヘンなものではないと思う。見てないけど)。
 そういう立派なモノを隠しておくというのは、人類にとって世界にとって罪であろう。早いとこヨナさんにホームページを立ち上げてもらって、WEB上で公開すべきだ、と主張したら、ニベもなく断られた。ちっ、ガードが固いぜ(~_~;)。
 途中から参加されたBobyZさんも、私があまりに「写真集出そうよ」と主張するものだからすっかり呆れている。しかし私はおエライさんにゴマをすったりするのは抵抗なくできても、お世辞や追従は大嫌いである(ゴマスリはお世辞じゃないのか?)。山登りがそこに山があれば登るように、そこに美人がいればのぼ……ああ、いやいや、世間にお披露目したいと考えるのは自然な流れであろう。
 まあ別に写真集に拘らなくても、ご夫婦揃って特技や趣味を幅広くお持ちの方々だから、WEBサイト運営したり、同人誌でも作られれば、すごく面白いモノができると思うんだがなあ。
 同人誌作られるんでしたら、小説でもなんでも寄稿しまっせ(^o^)。


 マンガ、CLAMP『ちょびっツ』7巻(講談社・540円)。
 謎が随分と解かれてきた。こりゃ、あと数巻で終わるかな? 少なくとも「世界にとって危険」てな大風呂敷まで広げちゃったんだから、半端な形では終わってほしくないものだ。
 フレイヤとエルダ(ちぃ)が、子供の生めない体である日比谷さんの子供として作られた、という設定が語られたことによって、『ちょびっツ』がまさしく『鉄腕アトム』直系の作品であることがハッキリしてきた。となれば、「ロボット(本作の場合はパソコン)に心が生まれるか?」という疑問は疑問としての体をなさないことになる。ロボットもパソコンも現実のそれではなく、あくまで一つの寓意であるからだ。『アトム』は差別との戦いの物語であったし、『ちょびっツ』もまた、その匂いを濃厚に漂わせている。
 『アトム』は自己犠牲の末に、最終回でその身を太陽の炎で焼き尽くしてしまったが、ちぃに対して本須和は力強く「しあわせになってほしい」と断言した。ならば、絶対にこの物語をアンハッピーエンドにしてはならないだろう。世界の危険よりも、ちぃの幸せを優先するくらいの話にしてくれなければ、読者は黙っちゃいまい。……でもなんとなく安易な方向に行っちゃいそうな気がするんだよなあ。キャラクターを結構掘り下げて描いてあるんで、あまり小ぢんまりとまとめないでほしいんだけど。

2001年10月12日(金) それはそれ!/『ゲッベルスの贈り物』(藤岡真)ほか
2000年10月12日(木) 乳の電話と江戸のエンコーと胃袋女と/『十時半睡事件帖 おんな舟』(白石一郎)ほか



↑エンピツ投票ボタン
日記の表紙へ昨日の日記明日の日記

☆劇団メンバー日記リンク☆


藤原敬之(ふじわら・けいし)