無責任賛歌
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藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2002年10月08日(火) 妬み絡みがせからしか/『キャラ者2』(江口寿史)ほか

 風呂場を覗いてみると、洗面器が置いてあって、私のパンツが水に浸してある。しげが私のパンツを汚してしまったせいなのだが、なんだか私が血を流してるみたいで妙な気分になる。それは別にいいのだが、しげの場合、こうして浸したパンツをそのまま1週間も2週間もほったらかしにしておくのだ。洗う気があるのか。血が取れる以前に、ゴムは伸び切りパンツはぶかぶか、二度と履けぬただのヌノキレと化す。だいたいしげは私よりケツがデカイのだから、履かれた時点でダメになっちゃいるのだが。
 だからオレのパンツ履くなって言ってるのに。自分の下着つけてるときも、何日も同じの着るし、これで食料関係の店に務めているのだから、職業意識がないと言われても仕方あるまい。
 酔客に「へっへっへ、おねえちゃん、今日のパンツ何色?」と聞かれて「うーん、今日はもう三日も履きっぱなしだから茶色と赤と黒のブレンド?」とか答えられたらシャレにならんぞ。はよ洗え。


 そのしげ、また朝方寝腐って起きて来ない。なんだか脳天を蹴飛ばしてやりたくなるが、体力の無駄なのでやめる。ちょっと前、ぴんでんさんから「もう少ししげちゃんに強く当たったらどうですか?」とアドバイスを頂いたが、強く当たって、ヒステリー起こされて、せっかく買ったDVDだの本だのを焼き捨てられたらどうするんですか。私は人質に囲まれて生活してるんである(+_;)。


 『ダ・ヴィンチ』の今月号で、呉智英氏が田中圭一の『神罰』を取り上げている。奇妙なことに、その手塚治虫の模写を基調とした田中さんのスタイルには一切触れず、ただひたすら収録作品の一つである『局部くん』(これもまた手塚模写によって成り立っている)の特異性について称賛するのだ。
 マンガの進化はここまで来た、と手放しの誉めようなのだが、局部を擬人化したネタなんて、小学生の男の子の90パーセントが思いつくと思うんだが、呉さんには子供時代というものがなかったのだろうか。いかにもなさそうなとこが怖いが。
 絵柄にとらわれて、作品の本質を見誤ってはならない、ということを言いたいのかもしれないが、マンガのストーリーやテーマは絵と不可分である。あれは手塚さんの絵だから笑えるのであって、それを無視して批評したって、それは誉めたことにはならないように思うんだが。
 

 しげ、帰りだけ迎えに来るのは昨日と同じ。
 積文館で本を買って、ガストで食事。なんだかえらく喉が乾いていて、フリードリンクを飲みまくる。ビーフスパゲティ、肉がちょっと硬い。
 昨日、リンガーに行けなかったことを謝るが、「私よりトモダチを選んだんやね」とニベもない。
 「いや、こうたろうくんも謝ってたよ、『オレが悪かった』って」
 「そうやって友達のせいにするんやね」
 ……どうすりゃいいんだ(-_-;)。
 「今日は店に食べに行くからさ」
 なんとかなだめるが、考えてみたら別に私はしげに悪いことなんかしてないのである。昨日リンガーに行こうかって言ってたのも、確約してたわけじゃないし。こんなことで気を遣うのはバカバカしいよなあ。

 とは言え、これ以上しげを怒らしたくないので、夜、1時を過ぎてリンガーに行く。少しは余計に食べてやらないといかんかなあ、と思ってチャンポンのほかにチャーハンも頼んだのだが食いきれずに残す。少食になっちゃったなあ。大学時代はドンブリメシ七杯食っても平気だったもんだが。  


 『ドラゴンHG(ハイパーグレイド)』第6号(角川書店・1000円)。
 さあ、この雑誌もそろそろ厳しくなってきてないかなあ。『ももえ』は終わるし『ダーティペア』は減ページくらってるし、なにより吾妻ひでおの『すくらっぷ学園』がいつの間にか連載になっている。『土ワイ4』と『マリアナ伝説』、二作ともはっきり言ってどんどんつまんなくなってきてるので、『ももえ』切るより、そっちの方を打ち切って連載入れ替えてったほうがいいと思うけどなあ。


 マンガ、江口寿史『キャラ者2』(ぴあ・1260円)。
 あれ? これ、『漫画アクション』から『ぴあ』に連載変わってたんだね。って、一冊分溜まってるってことは随分古い話か。昔みたいに本屋の立ち読みが出来なくなって来てるから、世間の情報にも疎くなってるんである。仕事帰りに本屋に寄れればなあ。しげが絶対いやがるものなあ。やっぱりどう考えても私の方がしげに合わせまくってるんで、少しはしげも譲歩してほしいものである。
 それはそれとして、最近の江口寿史がそんなに面白いかっていうと、まあ一時期ほどではないんだけど、ともかく連載してくれてるだけで往年のファンは満足なんである。
 KSSD(敵組織。なんの敵だかよくわからんが)の正体がようやく判明。どうやらアジア支部長はキ○ィちゃんで、ヨーロッパ支部長はミ○○ィで、アメリカ本部長はミ○○○・○○スらしい。全部シルエットで墨塗りだけど。確かにこいつら日本制服目指してるよな。ウチですら○ッ○ィグッズあるし。
 どうにも理解に苦しむのは、なんであんな異常肥大したネコだのウサギだのネズミだの、見るからにいびつなケダモノを「かわいい」とか言って、女性は身につけて歩けるかってことだ。
 いや、世の女性を全て敵に回すつもりはないから、彼女たちがキャラ者たちに洗脳されてようが、それについて文句は言うまい。問題なのは、日頃女っぽく見られたがらないしげが、○ッフ○グッズを買いたがるその神経だ。血ィ流すのよりそっちのほうがよっぽど恥ずかしくないか。新井素子のようなSF者なら、ぬいぐるみを集めたりしててもそれ自体SFだったりするが、おまえ、しげだぞ。おまえとミッ○○の組み合わせって、ホラーがやりたいのか。
 そんなおぞましい行為に明け暮れていながら、オタクがグッズに走るのをうざったがるのは人としてどうかと思うが。西原理恵子の潔さを見習ってほしいものである。
 ってまたマンガの内容に触れてない(^_^;)。でも、たいして中身ないしな、このシリーズ。実際、プックンとKSSDとの抗争は1巻の時に比べると殆ど描かれなくなった。38歳の女子高生コスプレイヤーが出てきたり、昔なつかし『進め! パイレーツ』の犬井けんたろう、九十九里吾作、粳寅満次が出て来たり。ちょっと楽しいギャグはあるけど、「江口寿史は面白いんだぞ!」と力説できた往年の輝きはもうないからなあ。でも今更『ストップ!ひばりくん』の族編描いてはくれないだろうしなあ。
 ヘタに消えてないだけに、この低空飛行はちょっと寂しいのである。

2001年10月08日(月) これは戦争ではない。……まだ。/映画『クイーンコング』/『カムナガラ』3巻(やまむらはじめ)ほか
2000年10月08日(日) V2余燼/映画『X‐MEN』ほか



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