無責任賛歌
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藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2002年03月07日(木) ヤァ〜クソクしたジィ〜カンだけがカァ〜ラダをすり抜けるゥ〜♪/『ヒカルの碁』16巻(ほったゆみ・小畑健)ほか

 シャレにならんほど更新が遅れてる上に、せっかく書いたこの日の日記、キレイさっぱり消えやがった。
 保存してたのになぜだ? 原因不明。何かの祟りか。
 とゆ〜わけで、もう一度書きなおすとどうしても文章にトゲがあるんである。
 更には短くなるんである。
 そのヘン、あまり気にしないよ〜に。

 体調を崩して仕事を休む。
 具合が悪くてもがんばって行こうと思ってたんだけど、どうもここしばらくのストレスで不眠が重なってたのが祟ったらしい。
 もっとも初めは無理してでも仕事に行こうかと思っちゃいたのだ。
 会議もある予定だったし。
 でも、しげに「もしも寝こんじゃったら、朝起こしてくれ。一人じゃ職場に行けそう見ないから」と頼んでおいたのに、無視してしげもぐっすり朝寝してやがった。
 仕方なく職場に連絡を入れて休む。こんなに仕事休んでたら来期は確実に閑職に回されるな。
 ……ハッ、さてはしげのやつ、それが狙い?!
 日頃唐突に「仕事なんかやめてずっと二人でいよう」とか「このまま逃避行に出よう」とか、半ばマジで言い出すヤツだからなあ。意外と本気で私の仕事の妨害をしているのかもしれない。
 でも、閑職どころかクビになったらどうすんのよ。
 ともかく眩暈が収まらないので、夕方までひたすら寝る。


 アニメ『七人のナナ』第9話「甘い誘惑!恋と秘密とカンニング」。
 実は前回放送分でこの作品の底が見えちゃったんで、急激に興味がなくなっている。受験云々はサブで、あくまで「七人のナナ」のドタバタがメインだろうと思ってたのに、マジでずっと試験ネタでいくつもりなのか? なんだか説教くさくなってきて、感動の押しつけに近い感じになってきてるんだよな。
 そう言えば『ジャイアント・ロボ』でも今川監督、後半に行くほどせっかくの横山光輝キャラを説教の道具にしてたものなあ。
 とりあえず8話まで見たしなあ、と今回も見たが、「カンニングネタ」ですかあ。

 知恵熱で倒れたナナの代わりに、急きょ登校したナナりん、トイレに隠れてナナレンジャーのコスチュームを着替えているところを、クラスメイトの杉山茜に見られてしまう。
 その日の抜き打ちテストで、今度は、茜がカンニングするところを見てしまうナナりん。放課後になって、ナナりんがそのことを注意すると、茜は「もしもカンニングのことを言ったら、ナナレンジャーのことをバラす」と言い始めて……。
 
 結局、茜の「改心」という形でハッピーエンドってのもお定まりだし、都合が悪くなったキャラを転校させるって始末のしかたも安易。
 子供向けアニメだからって、「カンニング」なんてハードなテーマ扱うんだったら、1話で適当に終わらせるなよ。金八先生だってもう少し時間かけたぞ。ギャグにするならギャグにするで、『ザ・カンニング』くらいのネタにしろよ。
 こういう中途半端なマジメぶりっこが一番始末に悪いや。
 なんかもー、来週から見る気なくしたので、ナナレビューはこの辺で終わり。


 夜までぐっすり寝ていたしげ、今朝のことを謝りもせずさっさと出て行く。
 先日外に閉め出されたばかりだというのに、この三日、家事も全然していない。
 いちいち叱るのも面倒臭いので、鍵をかけてまたしげを外に閉め出す。
 三日前閉め出されたばかりだから、少しはしげも学習している。
 今度はすぐに「ごめん」と謝って来たので中に入れてやるが、今度は送り迎えをサボったり、約束したことを守らなかったら、罰金を取ることをしげと約束する。
 ……でもどうせしげが約束守れるはずなどないよな。守れてればこの十年、まともに家事しない状態でいるはずないし。
 来月は給料1銭も渡さないことになるのは必然だろう。
 それを承知で約束するのはなんとなく詐欺のようだが、しげが家事をしさえすればなんの問題もないのだ。しげを寄生虫のままで置いておかないためにはこれくらいの荒療治は必要だろう。


 マンガ、ほったゆみ原作、小畑健漫画『ヒカルの碁』16巻(集英社/ジャンプコミックス・410円)。
 連載中は中だるみしているように思えた「伊角編」だけれども、こうして単行本に纏まっているのを見ると、なかなか読みごたえがある。初めはヒカルを碁の世界に呼び戻すのが伊角じゃ弱いかと思ってたのだけど、そんなことはなかったな。単にファン人気だけで伊角がクローズアップされたわけじゃないということが伝わってくる。
 この辺になると、ヒカルを始め、登場人物の殆どが小学生時代と違って、等身も伸び、顔も下膨れの印象が全くなくなっている。ヒカルの悲しみの表情には凄愴さすら漂っていないか。
 だから、碁盤に佐為を見たヒカルの涙の重さが読者にも伝わってくる。
 ……大人になったなあ。ヒカルくん。

2001年03月07日(水) 優しい妻ごっこ/『てきぱきワーキン▽ラブ』6巻(竹本泉)ほか



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